コラム

仕事の質問ができない状況の解消方法とは?

2023.06.24

「上司がいつも忙しそうで、いつ質問したらいいのかが分からない」、そんな悩みを抱えている方は少なくないようです。

 

仕事の質問ができないと、業務内容を理解しないで仕事を進めてしまうため、トラブルが起こるリスクが生まれます。

 

今回は、仕事の質問できない問題についての解決策と質問時のマナーについて解説します。

仕事の質問ができない原因

仕事の質問ができない原因は、どのようなものなのか見てみましょう。

コミュニケーション不足

職場で従業員間のコミュニケーションが少ないと、仕事の質問がしにくいです。

職場がコミュニケーション不足の状態であると、チームとしての連携が取りづらいため、仕事の質問ができず、ミスや大きな問題に発展することがあります。

上司が忙しく質問できない

上司の仕事が多く、忙しいと、質問がしにくくなってしまい、部下の判断で仕事を進めてしまったり、仕事が停滞してしまうことがあります。

 

人手不足の企業や教育体制が整っていない企業では、従業員が仕事を覚えるのが難しい環境になってしまっているということも考えられるでしょう。

上司が威圧的に指導をする

上司が部下に威圧的な態度で教育や指導をすると、部下は萎縮してしまって、質問ができなくなってしまいます。

 

また、部下が心理的に負担を抱えてしまうと、休職や離職につながってしまうこともあります。

質問できないことで生じる問題とは?

仕事について質問できないことは、後々大きな問題を生じます。

 

では、どんな問題を生じるのかについて見てみましょう。

仕事を覚えるのに時間がかかり、成長できない

上司に仕事の不明点や問題を聞いて解決をすると、仕事を覚えて、知識を得て、スキルアップにつながります。

 

ですが、質問ができない環境にいると、成長が止まってしまい、スキルアップできなくなります。

ミスやトラブルが起こる

仕事で分からないことがあった時や、仕事の進め方が分からない時などは、上司に質問して、判断をしてもらわなければいけません。

 

質問しないで、自己判断で仕事を進めてしまうと、ミスやトラブルが起こり、仕事全体に影響が出てしまう懸念があります。

 

仕事は、1人ではなく、チームで進めるため、プロジェクト全体にトラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。

 

チームの業務効率が低下する

仕事の質問ができないと、他のチームメンバーと連携が取れなくなり、業務の効率が低下します。

 

質問することによって、改善策が出るため、質問することは非常に大切です。

仕事の質問をする際のポイントとは?

仕事の質問をする際には、どのような点に注意したらいいのでしょうか。

 

適切な質問をすることによって、お互いのコミュニケーションが円滑に進みます。

 

仕事の質問の仕方を見ていきましょう。

質問内容を明確にする

自分が何について質問したいのかを明確にしましょう。

 

質問の内容が明確でないと、相手は、正確な回答ができなくなってしまいます。

 

また、質問が明確にまとまっていると、質問される側の負担が減り、コミュニケーションコストを減らすことができます。

質問前に自分で調べる

質問する前に、自分で調べることは非常に大切です。

 

質問する前に自分で調べていると、相手の時間を取らずに済みますし、質問者もスキルアップすることができます。

メモをしながら質問する

質問に対する回答を忘れないため、また、同じ質問を後日しないようにするため、メモをしながら質問しましょう。

 

そうすると、仕事を覚える気があるという姿勢を上司に伝えることもできるでしょう。

「念のための確認ですが」と前置きして質問する

同じ内容の質問をする際には、「念のための確認ですが」というクッション言葉の前置きを入れると、コミュニケーションが円滑に進みます。

 

また、そうすることで、ある程度の内容は理解できていると相手に伝えることもできます。

仕事の質問をする際のマナーとは?

仕事の質問をする際には、マナーを守ることが大事です。

 

マナーを守ると、コミュニケーションがスムーズに取れ、職場の雰囲気が良好になるからです。

 

では、仕事の質問をする際のマナーについて解説します。

上司の状況を考える

質問をする時には、上司の状況を考える必要があります。

 

上司が忙しい時には、質問をしないことがマナーです。

 

また、上司が理解しやすいように、専門用語を適切に使ったり、詳しく説明をしたほうがいいでしょう。

質問をしながらメモをする

質問中に、メモをすることもマナーです。

 

メモをすると、聞き漏らしを減らし、上司に対して、仕事のことを真剣に考えていて、意欲的という印象を与えます。

 

また、メモをする時には、相手と目を合わせながら話すことが重要です。

言葉遣いに気をつける

上司に失礼な印象を与えないために、質問をする時は、敬語を使わなければいけません。

 

タメ口や、無礼な言葉遣い、大声で話すといったことは止めましょう。

まとめ

今回は、仕事の質問ができないという人に、質問ができない原因とそれによって生じる問題やマナーについて解説しました。

 

質問をすると、仕事の効率が上がり、チームと連携しながら目標に向かって仕事を完遂することができます。

 

質問をしないと、質問者の成長が止まってしまいます。

 

上司の状況を考慮し、マナーを守って質問をすれば、働きやすい環境にすることができるでしょう。

 

 

一覧を見る