ブレインストーミングとは?その意味と目的、ルールについて解説
2023.07.03
「新商品開発の会議をしているけど、いいアイデアが浮かばない…」と感じたことのある方は少なくないようです。
ブレインストーミングという言葉をご存知でしょうか。
アイデアに困った時には、集団でアイデアを出しあって創造的な発想を生み出すことを目的としたブレインストーミングを使うといいでしょう。
今回は、ブレインストーミングの概要やルールなどについて解説します。
ブレインストーミングとは
ブレインストーミングとは、複数人が1つのテーマに対して意見を出し合いながら、新しいアイデアを生み出す方法です。
1人でもできますが、複数人で行ったほうが、先入観にとらわれない新しいアイデアを創造することができます。
ブレインストーミングは、英語で「Brainstorming」と呼ばれており、日本語では、「BS法」や「ブレスト」とも呼ばれています。
ディスカッションとの違い
ブレインストーミングをする目的とは
以下で見てみましょう。
新しいアイデアを創り出す
チームに一体感が出る
メンバーのスキルアップにつながる
ブレインストーミングのルール
ブレインストーミングには、ルールがあります。
どんなルールがあるのか以下で見てみましょう。
すぐに結論を出さない
ブレインストーミングは、自由な意見交換を目的としています。
すぐに結論を出すと、意見がまとまりにくくなるので、結論をすぐに出すことは止めましょう。
また、現実的には実現できない発想であっても、自由に発言できることがブレインストーミングの目的であるため、意見の実効性を問うのは止めましょう。
質より量にこだわる
他のメンバーよりもいい意見を出そうと、意見の質にこだわると、自由な発想は生まれないでしょう。
より多くアイデアを出すことがブレインストーミングには、必要不可欠で、そうすることによって、新しいアイデアが生まれるでしょう。
さまざまなアイデアを出して、自由に発言する
ブレインストーミングは、自由に多種多様な意見を述べることです。
実現できないアイデア、こんなことを言ったら笑われるであろうアイデアから、誰も想像できないような新たな価値が創り出されることがあります。
そのためには、ブレインストーミングは、自由な発言ができる場でなければいけないでしょう。
アイデアを1つにまとめる
ブレインストーミングの進め方
ブレインストーミングは、メンバーがアイデアを出し合うことですが、基本的な進め方があります。
どのように進めるのかについて解説します。
ファシリテーターを決める
参加者を集める
自由にアイデアを出すため、3〜10名ほどの複数のメンバーを集めます。
新しいアイデアを生み出すために、違う価値観を持つ人や年齢、性別、役職、経験など背景の違う人を集めるといいでしょう。
テーマと時間を決める
関係のない話をしなくて済むように、ブレインストーミングをする時間を決めておきましょう。
そうすることで、メリハリと緊張感のある中身の濃い議論ができます。
開催方法を決める
まとめ
ブレインストーミングは、意見を出し合って、新しいアイデアを創造することが目的です。
雑談にならないようにするために、ルールをしっかり守ることが大切です。
ブレインストーミングをすると、自分1人では思いつかなかったアイデアが出てくることがありますので、今までにないアイデアを出したいときには、ブレインストーミングを活用しましょう。