育休明けの挨拶メール、伝えるべきポイントや注意点を解説
2023.08.20
「育休復帰の挨拶メールはどう書いたらいいの?」
育休が明けて、職場に復帰すると、関係者や取引先に育休復帰の挨拶メールを送ることがあります。
育休を取った時に、上司や同僚に協力してもらっているため、育休明けの挨拶をしておきましょう。
今回は、育休復帰の挨拶メールを送るときの注意点や好印象にするポイントについて解説します。
育休復帰挨拶メールを作成する時のポイントとは
今後の業務を円滑にするために、育休明けの復帰挨拶メールを送るといいでしょう。
メールを受信する相手は忙しいでしょうから、どのようなポイントを押さえたメールを作成すればいいのか、以下で解説します。
わかりやすい件名にする
「職場復帰のご挨拶」というような、育休から復帰することがひと目でわかる件名にしましょう。
メールの受信者は、毎日たくさんのメールを受信しているかもしれないため、何のメールなのかがわかるようにするためです。
また、そうすることで、相手の仕事の手を止めたり、他のメールに埋もれてしまうことを防げます。
名前と部署を明記する
復帰する日を書く
メールの受信者が、出張や会議などで外出していて、メールの送信日にメールを確認するとは限りません。
そのため、「〇月〇日より復帰します。」とメールに具体的な日付を書きましょう。
「本日より復帰します」と書くと、受信者は、その日にメールを読めないかもしれませんので、このように書かないほうがいいでしょう。
お礼を書く
育休をとったことについて、お礼を伝えましょう。
育休中に、仕事を負担してもらっているからです。
「長い間不在にしてご迷惑をおかけしました」と謝罪される方もいらっしゃいますが、謝るよりも感謝を伝えた方がいいでしょう。
仕事復帰に対する前向きな気持ちを伝える
今後の働き方を伝える
育休明けは、勤務形態が変わることが多いです。
時短勤務をすることになったり、所属部署が変わることもあるでしょう。
復帰後の働き方を伝えておくと、配慮してもらえることもあるため、明記することは大切です。
「○時~○時までの5時間勤務します」のように、具体的な勤務時間を記載しましょう。
育休復帰の挨拶メールを送る時の注意点とは
適切なメールを送るために、注意点について見てみましょう。
長い文章を書かない
育休明けの復帰挨拶メールは、簡潔にわかりやすく書きましょう。
復帰挨拶メールは、お礼と今後の働き方についてを伝えることが目的です。
長い文面を書くと、メール受信者の時間を取ってしまうため、簡潔でわかりやすい文面を作成しましょう。
事前に上司に確認する
言葉遣いや誤字脱字を確認する
育休明けの復帰挨拶メールの例文
ここでは、育休明けの復帰挨拶メール文例をご紹介します。
件名:職場復帰のご挨拶(山田翔子*自分の名前)
本文:
今日から復職させていただくことになりました営業部の山田翔子です。
◯◯年◯月より、出産・育児のために長期休業をいただいておりましたが、本日より職場復帰させていただきました。
復帰後は時短制度を利用して、10~14時での勤務となります。
業務について忘れていることも多々ありますし、子育てをしながらの勤務となるため、ご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、これまで以上に精一杯取り組んでいきますので、よろしくお願いいたします。
まとめ
育休明けの復帰挨拶は、復帰後の仕事や人間関係を円滑にするために非常に重要です。
育児と仕事を両立するとなると、時短勤務や休みが多くなることがあり、相手に迷惑をかけてしまうことがあるからです。
そのような事態を防ぐために、わかりやすく簡潔な育休復帰の挨拶メールを送っておくといいでしょう。