メルカリshopsは、2021年7月にスタートした、メルカリで自分のお店を持つことができるネットショップのことです。

個人間の取引であるフリーマーケットのメルカリとは異なり、メルカリshopsは、事業者として商品をネットショップで販売できます。

そのため、特定商取引法という法律が適用されます。

特定商取引法とは、消費者を守るための法律で、悪質な販売行為を防ぐために、事業者の氏名や住所、電話番号などを明記することが義務づけられています。

メルカリshopsで商品を販売するには、特定商取引法が適用されるため、ショップ運営者は、住所と電話番号を公開しなければいけません。

ですが、2022年4月以降、メルカリShopsで住所と電話番号の非公開が選べるようになりました。

メルカリShopsで、住所と電話番号を非公開にすると、どうように表示されるのかが気になる方もいるでしょう。

非公開にしたら、自分の住所と電話番号ではなく、メルカリShops運営（株式会社ソウゾウ）の住所と電話番号が表示されます。

開示請求をして送られてきたメールには、以下のような記載がありました。

住所　〒106-6118　東京都港区六本木6-10-1　六本木ヒルズ森タワー　株式会社ソウゾウ

電話番号：050-3188-3336

販売業者（事業者名、屋号）と代表者名（登録者の氏名）は、非公開にできません。

メルカリShopsで、住所と電話番号を非公開にしたり、ショップ運営をするには注意点を把握する必要があります。

では、注意点について見てみましょう。

メルカリShopsで、住所と電話番号を非公開にするには、本人確認をしなければいけません。

本人確認ができていないと、住所と電話番号の非公開設定ができないため、注意しましょう。

個人と個人事業主だけが、住所と電話番号を非公開できます。

ですが、法人は、住所と電話番号を公開しなければいけません。

メルカリShopsで、住所と電話番号を非公開にしても、屋号・事業者名・代表者名は表示されます。

屋号・事業者名・代表者名を記載したくないという理由で、偽名や架空の氏名、ニックネームやハンドルネームを登録すると、アカウントが停止されるだけでなく、法律違反となり罰せられてしまいます。

そのため、正しい屋号・事業者名・代表者名を記載する必要があります。

購入者から返品依頼が入った場合は、出品者がお客様とやりとりして、返品対応をする必要があります。

その時に、出品者は、お客様に住所と電話番号を伝えなければいけません。

また、状況によっては、メルカリShops運営が、お客様に、出品者の住所と電話番号を公開することがあります。

個人と個人事業主は、メルカリShopsで、住所と電話番号を非公開にできます。

一方、法人の場合は、住所と電話番号を記載しなければいけません。

ですが、従業員数の少ない会社や、従業員のいない会社では、住所と電話番号を非公開にしたいこともあるのではないでしょうか。

自宅が会社の所在地の場合、自宅の住所が公開されます。

自宅の住所を非公開にするために、オフィスを借りる手もありますが、それには多額のコストがかかります。

例えば、東京23区外に賃貸オフィスを借りるとしても、100万円以上の初期費用や家賃、光熱費がかかります。

売上によっては、赤字になる可能性があります。

自宅住所を公開したくない法人は、バーチャルオフィスを利用することをおすすめします。

バーチャルオフィスとは、オフィスの住所をレンタルするサービスのことです。

メルカリShopsの特定商取引法に基づく表記ページに、レンタル住所を記載することができます。

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ブルームの住所は、ネットショップに記載するだけでなく、名刺やホームページ、法人登記の本店所在地としてもご利用いただけます。

メルカリShopsで自宅住所を公開しないで、商品を販売したいという方は、お気軽にブルームまでご相談ください。