コラム

バーチャルオフィスで住民票が登録できるのか?

2023.09.28

バーチャルオフィスは、オフィスの住所を借りれるため、オフィスを借りるよりも、初期費用や家賃のコストを大幅に削減ができます。

 

バーチャルオフィスの住所を使って、住民票登録をしようと考えている方もいるようです。

 

ですが、バーチャルオフィスでは、住民票登録ができません。

 

今回は、バーチャルオフィスで住民票登録ができない理由について解説します。

バーチャルオフィスについて

バーチャルオフィスとは、実際にオフィスを借りないで、オフィスの住所を借りられるサービスのことです。

 

一等地の住所を格安で借りることができるため、会社のイメージやブランド力をアップすることができ、顧客からの信頼を得ることができます。

 

法人登記をするには事務所の住所が必要になりますが、オフィスを借りるには、初期費用(礼金・敷金・保証金・仲介手数料など)などのまとまった費用が必要となるため、起業したばかりの会社や個人事業主にとっては、大変です。

 

ですが、バーチャルオフィスを利用すると、オフィスの住所を格安な費用で借りられるので、初期費用を抑えたい人にはおすすめです。

なぜバーチャルオフィスで住民票登録ができないのか

バーチャルオフィスで借りる住所は、事業用の住所であって、居住用の住所ではありません。

 

住民票は、生活の拠点を証明するため、居住用の住所を使って登録します。

 

つまり、住民票の住所で、日中に仕事をしているだけでなく、勤務時間外も居住し、寝泊りできる居住実態がなければいけないのです。

 

マイナンバーカードやワクチン接種の書類などは、住民票の住所に送られます。

 

そのため、すべてのバーチャルオフィス運営会社で、貸し出した住所を住民票に登録することは禁止されています。

 

なお、レンタルオフィスも同様で、住民票に登録することはできません。

 

また、バーチャルオフィスの住所を転入届や転出の届出先としての登録することもできません。

 

居住実態のない住所で虚偽の住民登録を行った場合は、5万円以下の過料を科される場合や、住所を取り消される恐れがあります。

 

法的に適切ではないため、バーチャルオフィスの住所を使って、住民票登録することはやめましょう。

バーチャルオフィスの活用方法とは

バーチャルオフィスは、事業をするために必要な住所を借りられるサービスです。

 

起業にあたって、オフィス代のコストを削減したい方や、自宅住所を公開したくない方にとって、大きなメリットになります。

 

バーチャルオフィスが提供する住所貸しサービスを使うと、プライバシーを守りながら、スムーズに業務をすることができるでしょう。

 

バーチャルオフィスブルームでは、東京都新宿区西新宿のビジネス一等地の住所を月額300円~という業界最安値で、住所貸しのサービスを提供しています。

 

バーチャルオフィスの利用に際して、ご質問がございましたら、バーチャルオフィスブルームへお気軽にお問い合わせください。

一覧を見る