バーチャルオフィスはハンドメイド作家におすすめ!
2023.11.02
自分でハンドメイドした雑貨をネットで販売する人が増えています。
ハンドメイド専用のECサイトもあって、多くの人に作品を見てもらったり、販売したりできる環境が整っています。
ですが、ハンドメイド作品をネットで販売するには、特定商取引法によって、販売者の住所を公開する必要があります。
知らない人に、住所を知られてしまうことに不安を感じる方は多いでしょう。
そのような方に、バーチャルオフィスはおすすめです。
また、それだけでなく、自宅住所を公開することによって起こるリスクについても知っておく必要があります。
今回は、バーチャルオフィスがハンドメイド作家におすすめな理由について解説します。
なぜハンドメイド作品を販売するのに、特定商取引法によって住所を記載しなければいけないの?
ネットショップでハンドメイド作品を販売するには、特定商取引法に基づいて、販売者の氏名や住所などを表記する必要があります。
特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
ハンドメイド作品販売サイトでは、販売者本人、または、運営会社が特定商取引法に基づく表記をすることがあります。
ですが、起業したばかりであったり、自宅で作業をしている場合、自宅の住所を記載しなければいけません。
そうしなければ、ハンドメイド作品を販売できないため、注意が必要です。
特定商取引法に基づく表記で書かなければいけないこととは?
ネットショップを運営するにあたって、特定商取引法に基づく表記を記載する必要があります。
特定商取引法に基づく表記として、以下の項目を表記する必要があります。
・販売事業者
・代表責任者
・所在地
・電話番号
・メールアドレス
・URL
・販売価格
・商品代金以外に必要な金額
・引き渡し時期
・支払い方法
・支払い期間
・返品、交換、キャンセルについて
(参考:特定商取引法ガイド)
ネット販売はトラブルになりやすいため、販売者がルールを守って、消費者が損をしないようにするために、特定商取引法が策定されました。
利益を得る目的で販売を続ける場合、法人や個人を問わず事業者に該当するため、特定商取引法の規制対象となります。
ハンドメイド作家が自宅住所を公開して販売すると、どんなリスクがあるの?
多くのハンドメイド作家は、自宅でハンドメイドをして、ネットショップで販売しています。
ですが、ネットショップでハンドメイド品を販売すると、特定商取引法によって、自宅などハンドメイド品の販売をする住所を表記しなければいけません。
そのため、ネットショップに自宅住所を記載すると、DMが送られてきたり、営業訪問がくることがあります。
また、ハンドメイドのイベントに参加すると、お客様が自宅まで押しかけてクレームを言いに来るおそれもあります。
そのようなリスクを回避するために、自宅住所を公開したくないと思っているハンドメイド作家はたくさんいます。
ハンドメイド作家が自宅住所を公開することによって、どのようなリスクが生じるのかについて解説します。
トラブルが原因で自宅に押しかけられる
ハンドメイド作品を販売すると、「写真と実物ではイメージが違う」「写真と色が違う」といった理由で、購入者とトラブルになるおそれがあります。
交換・返品対応ができればいいのですが、解決が難しいこともあるでしょう。
そうなると、購入者が自宅に押しかけてくるおそれがあります。
特に、女性や同居家族がいる場合は、迷惑や被害が及ばないように注意しなければいけないでしょう。
不審な電話や営業電話が来る
営業訪問や嫌がらせをされるおそれがあります。
そのため、ハンドメイド品を販売するために、購入希望者とやり取りをする場合、Web会議ツールなどを使うといいでしょう。
住所をコピーされて偽サイトに使用された
ハンドメイド品の販売をしない偽サイトを作って、詐欺をする犯罪が起こっています。
自宅住所を公開すると、偽サイトに無断盗用されたり、犯罪組織に住所の情報を売買されるといったトラブルが発生するおそれがありますので、注意する必要があります。
自宅を公開したくないならバーチャルオフィスを利用しよう
ハンドメイド作家が、自宅住所を公開しないでネットショップで販売する場合、バーチャルオフィスを利用することをおすすめします。
バーチャルオフィスとは、ビジネス用に住所を貸し出すサービスのことです。
ハンドメイド作家がバーチャルオフィスを利用すると、バーチャルオフィスの住所を使うことができます。
ハンドメイド品を販売するときに、ネットショップに、自宅住所ではなく、バーチャルオフィスの住所を記載できるため、購入希望者やネットショップ閲覧者に自宅住所がバレないメリットがあります。
そのため、安心して、ハンドメイド品の販売事業に集中できるでしょう。
また、バーチャルオフィス運営会社によっては、法人登記や郵便物の転送といったサービスを提供していることがあります。
ハンドメイド品が売れて、事業を拡大して、法人登記をすることになった場合、バーチャルオフィスの住所を使って、法人登記ができます。
また、ハンドメイド品の返品・交換をすることになった場合、バーチャルオフィスを利用していると、購入者から返品されたハンドメイド品をバーチャルオフィス会社が受け取って、作家さんに転送してくれます。
バーチャルオフィスを利用すると、さまざまなメリットが享受できるでしょう。
ハンドメイド作品を販売を始める際には、ブルームがおすすめ!
ハンドメイド作家として自分の作品を販売する場合、ネットショップを開設する必要があります。
ですが、自宅住所をネットショップに記載すると、自身や家族に迷惑行為や危害が及ぶリスクがあるため、バーチャルオフィスを利用して、バーチャルオフィスの住所を記載するといいでしょう。
ブルームは、業界最安値の月額300円(税込)~、東京都新宿区西新宿のビジネス一等地の住所を借りることができます。
ハンドメイド作家として本格的に活動するつもりでしたら、高コスパのブルームをぜひご検討ください。