コラム

女性フリーランスになるためのステップとは?

2023.11.05

結婚や出産によって仕事をやめてしまって、職場復帰ができるのかどうかに不安を感じる方は少なくありません。

 

そんな状況の中で、家事や育児をしながら仕事ができるフリーランスに興味を持つ方は多いでしょう。

 

そこで、今回は、女性フリーランスのステップなどについて解説します。

フリーランスの作業時間

フリーランスで働く方の作業時間は、以下の通りです。

 

・20時間未満:5.9%

・20〜60時間:15.6%

・60〜100時間:12.6%

・100〜140時間:17.6%

・140〜200時間:32.9%

・200〜250時間:10%

 

140〜200時間未満が一番多い結果になりました。

 

(参照:Freelance hub)

女性フリーランスに向いている人の特徴

どんな人が女性フリーランスに向いているのでしょうか。

 

以下で見てみましょう。

自己管理ができる人

フリーランスは、勤務地や勤務時間が決まってないため、スケジュールを立てて、納期に間に合うように仕事を進める必要があるため、規則正しい生活を心がけなければいけません。

 

食事、運動、睡眠時間に気を配って、生活リズムを整えて自己管理を徹底する必要があります。

コミュニケーション能力がある人

フリーランスは、さまざまなシーンで顧客とやり取りする必要があります。

 

例えば、仕事を受けるための営業活動、顧客とのミーティング、セミナーなどが挙げられます。

 

積極的にコミュニケーションをとれると、信頼度が上がったり、次の案件獲得につながるでしょう。

自発的に行動ができる人

フリーランスは、自分で営業活動をしないと、仕事を得られないため、何をすべきかを自分で考えて行動できる人に向いています。

 

案件の受注だけでなく、税金や確定申告は自分でしなければいけません。

仕事へのモチベーションが高い人

フリーランスは、即戦力として採用される事が多いため、スキルを磨き続ける必要があります。

 

また、人脈を広げたり、営業方法を工夫すると、よりよい条件の案件を受注できるようになるでしょう。

女性がフリーランスで仕事を始めるためのステップ

「どうやったらフリーランスで仕事ができるの?」と、フリーランスとしての仕事の進め方がわからない女性は少なくありません。

 

そのため、リスクを最小限にしてフリーランスになれる手順について解説します。

どんな仕事をするのかを決める

まず、フリーランスとして、どんな仕事を本業にするのかを決めましょう。

 

前職の経験を活かした職業でも、未経験の職種でもいいでしょう。

 

例えば、元介護師の人がWebライティングの仕事をしたいと思った場合、介護に関する記事が書けるので、案件を獲得しやすくなるでしょう。

 

未経験の仕事を選ぶ場合、将来性・収入・夢中に取り組めるか・習得に時間がかかるかなといったことを確認しておくといいでしょう。

 

将来性というのは、10年後にその仕事がなくなってしまうかどうかといった職種の将来性をチェックすることです。

 

フリーランスで仕事をするのであれば、自分がやりたいと思う仕事を選びましょう。

仕事に必要な資格やスキルを身につける

フリーランスとしてどんな仕事をするのか決めたら、仕事に必要な資格やスキルを身につけましょう。

 

フリーランスで働くと、スキルがないと依頼を断られたり、報酬額が低いことがあるからです。

 

スキルを身につける方法としては、独学で学ぶのと、専門学校などのスクールに行く方法があります。

 

スキルをしっかり身につけて、できるだけ早くフリーランスになりたいのであれば、専門学校などのスクールに行くことをおすすめします。

 

実際にスクールに通うのではなく、オンライン講習をしているスクールが増えていますので、自身のライフスタイルにあった方法を選びましょう。

副業をする

スキルを身につけたら、ポートフォリオ(作品集)を作って、副業として仕事を始めましょう。

 

最初からフリーランスとして働くと、収入が大きく減って、生活苦になる可能性があります。

 

そのため、本業を持ちつつ、副業として仕事を始めると、生活できなくなることはなく、着実に顧客を増やせるでしょう。

 

実績やクライアントを増やすことができるので、生活できなくなるということはありません。

 

フリーランスとして始めた当初は、無料で仕事を引き受けると、今後の仕事の依頼が増える可能性があります。

 

ただで仕事をすると、無駄なことをしているように思えますが、最初の依頼で成果を出せば、次回からは報酬つきの仕事を受注できるでしょう。

開業届など必要な手続きをする

フリーランスは、個人事業主として働くため、事業を始めてから1ヶ月以内に開業届を出しましょう。

 

開業届を出すと、以下のメリットがあります。

 

・事業用の口座を開設できる
・最大65万円の税金控除ができる
・仕事に必要な費用を経費として扱える

 

また、ビジネス用の銀行口座を作っておくと、お金の管理がしやすくなるでしょう。

女性フリーランスとして仕事する前にしておいたほうがいいこととは?

女性フリーランスとして働くためには、仕事をスムーズに進めるためにしたほうがいいことがあります。

 

どんなことを準備しておいたらいいのか、以下で見てみましょう。

家族にフリーランスとして働くことを伝える

女性フリーランスとして働くことに決めた際には、家族に伝えて、理解を得ておきましょう。

 

フリーランスとして仕事を始めると収入が減る可能性があるため、今後の展望などを具体的に伝えておいたほうがいいでしょう。

 

また、結婚して子供がいる女性の場合、育児や家事はどうするのかを話し合っておかないと、負担が非常に大きくなってしまいます。

 

駆け出しのフリーランスは、収入が安定していないため、家族をきちんと話し合う必要があります。

家事・育児・介護のサービスを調べておく

フリーランスとして働き始めると、仕事の時間を確保するために、家事・育児・介護への時間が少なくなってしまいます。

 

自分だけで抱え込まずに、一時預かりや介護施設利用など自治体が展開しているサービスをうまく活用するといいでしょう。

 

育児サービスについては各自治体の保育課へ、介護サービスは介護福祉課や地域の支援センターへ問い合わせるといいでしょう。

まとめ

今回は、女性フリーランスの仕事へのステップなどについて解説しました。

 

フリーランスは、場所や時間に拘束されず、家事・育児・介護などのプライベートと仕事を両立できる柔軟な働き方です。

 

多くの案件は、スキルや資格、実務経験を重要視していることがあるため、フリーランスとしての働き方に魅力を感じる女性には、まず最初は、スキルや資格を取得して、企業などで実務経験を積むことをお勧めします。

 

女性フリーランスとして働いていきたいと考えている人は、参考にしてください。

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