起業の手順と失敗しないポイントについて解説
2023.12.15
「起業するには何をすればいいの?」「起業の失敗リスクを避けるには?」と悩んでいる方は少なくないようです。
起業して失敗しないようにするためには、あらかじめ念入りに準備をしなければいけません。
では、起業で成功するには、どんな手順で進めるといいのでしょうか。
今回は、起業するための手順や失敗しないためのポイントについて解説します。
また、起業をしたい方は、バーチャルオフィスの活用も検討してみるといいでしょう。
ブルームは、起業に必要な住所貸しや郵便物転送、法人登記などのお役立ちサービスをリーズナブルな料金で提供しています。
気になる方は、下記URLでチェックしてみてください。
https://www.voffice-bloom.com/
起業を始めるために必要な手順
起業するには、どんな手順で進めるといいのでしょうか。
以下で解説します。
起業の目的を明確にする
事業を成功させるためには、起業の目的を明確にする必要があります。
「お金をたくさん稼ぎたい」といったように理由が曖昧だと、事業を続けるためのモチベーションを維持できず、困難にあうと、挫折したり、失敗しやすくなります。
起業の明確な理由があると、問題が起こっても、目的達成のために頑張れるでしょう。
起業のアイデアをまとめる
多くの成功した起業家は、オリジナルのアイデアでイノベーションを起こしています。
オリジナルのアイデアがあると、競合他社が少なくなり、事業を進めやすいため、起業のアイデアをまとめてみましょう。
情報を蓄積しながら、社会が何を求めているのかを汲み取ることが重要です。
起業アイデアがなくても、ゼロからアイデアを生みだすのではなく、既存のものを組み合わせて新たなアイデアを生みだしてみるといいでしょう。
起業する形態を決める
起業の形態には、以下のようにさまざまな種類があるため、自分の事業に合ったやり方を取り入れましょう。
・個人事業主
・法人設立
・フランチャイズ
会社名と所在地を決める
起業をするには、会社の基本情報が必要となります。
例えば、以下の項目を決めなければいけません。
・会社名
・本社所在地
・事業内容
・資本金
・発起人
事業計画書を作成する
起業の目的を実現するためには、どのような事業を立ち上げればいいのか考えましょう。
収益性を見込める事業計画を立てて、失敗のリスクを防ぐことが必要です。
事業計画書には、事業をどうやって展開していくのかについて書くため、目的達成のために何をすればいいのかが明確になります。
もし事業が壁にぶつかっても、舵取りをしやすくなります。
また、融資を得たい場合にも、事業計画書は必要になります。
事業計画書の内容としては、以下の事項を記載します。
・会社概要
・事業内容
・経営理念
・マーケティング戦略
・競合他社との比較
・事業上の問題点と解決策
・組織と人員計画
・資金計画協力者
資金を集める
事業を行うには、資金が必要になります。
例えば、事業に必要な設備や備品、家賃や光熱費、通信費などがかかります。
そのため、起業後6か月ほどのランニングコストを計算して、資金がいくら必要なのか計上しましょう。
まずは、融資の返済に追われるリスクを少なくするために、できるだけ自己資金で賄うようにしましょう。
そして、自己資金だけで補えない場合、金融機関からの融資、クラウドファンディングや自治体からの助成金で、資金を調達して補填しましょう。
また、初期費用を少なく抑える工夫をするといいでしょう。
初期費用で一番お金がかかって、削減できない費用は、事務所の家賃です。
家賃削減のために、事務所を借りずに、自宅を事務所にする方もいます。
ですが、自宅住所を事務所の住所とすると、自宅住所が不特定多数の人にばれてしまうため、自宅バレを防ぐために、バーチャルオフィスを検討するといいでしょう。
開業の手続きをする
個人事業主は、税務署に開業届を出すことによって、事業を開始できます。
法人は、登記をすることで開業できます。
開業すると、社会的な信頼が高まったり、節税しやすくなるというメリットがあります。
事業を始める
開業の手続きを完了したら、事業を始めることができます。
多角的な工夫を凝らしながら、事業計画書に沿って、事業を進めましょう。
起業する前に用意しておく費用
起業する前に用意しておくべき費用は、いくらなのでしょうか。
以下で見てみましょう。
会社設立の登記にかかる費用には、以下の費用がかかります。
定款に貼付する収入印紙代(電子定款は不要) 4万円
定款の認証手数料 5万円
定款の謄本手数料 約2,000円(1枚250円で8枚程度必要)
起業にかかる費用は、登録免許税が15万円の場合、合計で25万円ほどが必要になります。
起業した後に用意しておく費用
起業後に用意しておくべき費用について見てみましょう。
起業後に必要な費用は、事業の規模や内容によって変わります。
事務所を借りる場合、事務所代、光熱費、通信費、オフィス機材のリース費用などが必要になります。
他にも、広告費や人件費もかかるでしょう。
上記の費用をすべて勘案すると、起業にかかる費用は、200万円ほどは必要と考えておいたほうがいいでしょう。
事業内容によっては、設備が必要となる場合もあるでしょう。
資金不足にならないようにするために、起業後に必要になる費用は余裕を持って用意したほうがいいでしょう。
起業の失敗を避ける方法
起業して失敗した場合、どうすればいいのでしょうか。
対策方法を以下に挙げてみます。
・売上が上がらない場合は、社会や市場のニーズを再調査して、顧客を確保しましょう。
・ランニングコストが多い場合は、家賃や人件費などの固定費を見直しましょう。
・売掛金の回収ができない場合、前払い制にするか、クレジットカード決済で回収できるようにする
起業に向いている人の特徴
起業に向いている人とは、どのような人のことでしょうか。
起業に向いている人の特徴を見てみましょう。
自主的で行動力がある
失敗を恐れず積極的に行動する人は、起業で成功する可能性があります。
行動していくと、成功につながるチャンスに巡り合うでしょう。
最初は、結果が出なくても、地道にあきらめずに実践するといいでしょう。
強みや得意分野がある
自分の強みや得意分野があって、それを活かした起業をすると、仕事を受注しやすくなります。
専門的に精通していることがあると、早く収益を得ることができるでしょう。
お金の管理ができる
お金の管理は、事業を行う上で必ずしなければいけない必須事項です。
事業をすると、固定費や税金がかかりますし、確定申告をするために、帳簿や決算書を作成する必要があります。
起業に向いていない人の特徴
起業に向いていない人の特徴を以下にまとめてみました。
お金や時間にだらしない
お金や時間にだらしない人は、起業するのをやめたほうがいいでしょう。
そのような人は、取引先に迷惑をかけるため、仕事が受注できなくなるからです。
お金の管理は会計ソフトを使って、時間はスケジュール管理表を作成するといいでしょう。
経営者は、お金と時間を1円1秒単位で気にしたほうがいいでしょう。
経営理念がない
経営理念がないと、何の目的に向かって事業を行うのかわからないため、必ず失敗します。
従業員を雇う際には、経営理念の価値観があうかどうかも指針となります。
物事を慎重に考えすぎる
物事を慎重に考えすぎて、何かをするのに時間がかかる人は、起業に向いていません。
起業をして事業を軌道に乗せるには、思い切った決断をして、すぐに行動をすることが必要になることもあります。
事業をしていく中で、慎重さが必要になるシーンもありますが、慎重になりすぎないようにしましょう
起業するにはバーチャルオフィス「ブルーム」を活用しよう!
入念に計画して起業すると、失敗のリスクが小さくなるため、経営について理解をして、起業をしましょう。
個人事業主やスタートアップ企業は、バーチャルオフィスを利用して、ランニングコストを抑えながら、事業を運営することをおすすめします。
バーチャルオフィスは、住所を貸すサービスを提供しています。
会社の住所が、自宅住所ではなく事業用の住所であると、取引先からの信用も得やすくなるメリットがあります。
ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所を、業界最安値の月額300円~貸し出しています。
また、住所レンタルだけでなく、法人登記や郵便物転送などのお役立ちサービスも提供しています。
これから事業を始める方は、ブルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。