職場に嫌いな人がいるときの対処法とは？嫌いな人とうまく仕事をするコツ
2024.09.09
「嫌いな人と仕事をするのがストレスになる・・・」
誰でも嫌いな人や苦手な人は、いるものです。
「気にしなければいい」という人もいますが、一緒に仕事をすることになったら、そうはいきません。
今回は、職場の嫌いな人との接し方や対処法などをご紹介します。
人に好かれることが、仕事の目的ではない
職場の人から好かれたいと思って、コミュニケーションに気を使う人はいるでしょう。
ですが、仕事の目的は、他の従業員から好かれることではなく、従業員の成果が最大化されることです。
仕事の目的を達成するために、従業員同士が嫌な思いをしないようにすることは大切です。
それができていれば、相手から嫌われることはないでしょう。
ですが、仕事に支障をきたさないことが大前提です。
嫌いな人との付き合い方とは
毎日顔をあわせて仕事をするのは苦痛と感じる方もいるでしょう。
そこで、嫌いな人との付き合い方をご紹介します。
一定の距離感を保つ
嫌いな相手と上手に付き合うには、適度な距離を保つことが大切です。
嫌いという気持ちは、相手を強く意識していることになるので、相手を意識しないくらいの距離感を保っていると、嫌いという感情が切り離しやすくなります。
勤務中は嫌いの感情を出さない
嫌いな人に、嫌いの感情を出してしまうと、職場全体の雰囲気を悪くして、自分の評価を下げてしまいます。
そのため、仕事中は、仕事に対する意欲や、周囲への感謝なといったポジティブな感情以外は、表に出さないように心がけましょう。
相手によって対応を変えない
好きな人と嫌いな人で、仕事上の対応を変えてはいけません。
そのような対応をすると、周囲の人が、自分のことを「裏表のある人」と思ってしまうでしょう。
自分の役割に徹する
嫌いな人がいる場合、自分の仕事を責任もって完結することだけを考えましょう。
仕事で大きな成果を出せば、嫌いな人へのネガティブな感情もなくなるかもしれないでしょう。
相手に期待しない
相手への期待が大きくなると、それが果たされなった時に裏切られたと感じて、嫌いという感情が生まれやすくなります。
「新入社員でも、これくらいはできるだろう」と、相手に過度な期待をして仕事をするのはやめましょう。
嫌いな人に対してやっていけないこと
嫌いという理由で、関係が悪化するような行動をしてはいけません。
では、以下で、嫌いな人にやってはいけない行動をご紹介します。
無視をしたり悪口を言う
「嫌い」というネガティブな感情を言葉や態度で表すのはやめましょう。
それをしてしまうと、他の従業員も嫌な思いをしてしまい、職場の雰囲気や人間関係に悪影響を与えるおそれがあります。
ケンカや口論をする
嫌いな人と意見が食い違っても、ケンカや口論をしてはいけません。
それを見たり聞いたりする従業員も気分が悪くなります。
嫌いの感情を意識する
嫌いという感情を強く意識すると、仕事に集中できなくなってしまいます。
職場ですることは仕事です。
気持ちを切り替えて、仕事に集中しましょう。
告げ口をする
「嫌いな人が会社を辞めてくれないかな」と思うこともあるでしょう。
ですが、「〇〇さんはよくミスをする」といた、嫌いな人の問題点を上司に告げ口するのはビジネスマナーに反します。
どうしても耐えられないのであれば、「〇〇さんには、ミスを頻繁にしても再確認を怠るので、仕事に支障をきたしております。どのように対処すべきでしょうか」と仕事の問題点を上司に相談するのが適切です。
嫌いという感情を減らす方法
嫌いな人に対する解決は、マイナスの感情をなくし、嫌いでなくなることです。
まず、なぜ嫌いなのかを考えてみましょう。
自分が誤解して、嫌いになったということもあります。
嫌いな人の長所を探して、肯定できる部分があれば、好きになれなくても嫌いという感情が薄らぐかもしれません。
また、ペーシングというコミュニケーションをすることもおすすめです。
ペーシングとは、相手の話し方や仕草、呼吸などのペースを合わせることによって、親近感や安心感を与えることです。
ビジネスでは、営業やマーケティング、部下のマネジメントなどで活用されます。
嫌いな人と対面で話をする時に、以下のことを試してみましょう。
・話のスピード、声の大きさ、抑揚を、嫌いな人に合わせる
・嫌いな人が笑ったら笑って、表情を合わせる
・嫌いな人と同じタイミングで相槌をうつ
ストレスでつらい時はどうすればいい？
職場でのストレスを解消するために工夫してみましょう。
友達と過ごす時間を増やしたり、プライベートの時間を大切にすると、リラックスした気持ちになれます。
信頼できる人に相談すると、気持ちが整理されることもあるでしょう。
また、趣味に没頭したり、外出して気分転換するのもいいでしょう。
ですが、それでもストレスが軽減できないのであれば、上司に異動の相談したり、転職するという手もあります。
異動や転職は、自分のキャリアや生活にも関わるため、慎重を期す必要があります。
ストレスで心身に負担をかける前に、対処をすることが大切です。
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