マネジメント能力がない上司の特徴とは?職場への影響や対処法
2024.09.13
チームを指揮する立場になったり、部下を抱えるようになると、マネジメント能力が必要になります。
ですが、マネジメント能力のない上司のせいで、従業員のモチベーションが低下していることもあります。
今回は、マネジメントができない上司の特徴、その上司が会社に与える影響や、部下が取るべき対策について解説します。
マネジメント能力のない上司の特徴とは?
マネジメント能力のない上司の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。
自分の上司が当てはまっていないか確認してみましょう。
管理能力がない
管理能力が欠如していることが、マネジメントができない上司の特徴です。
複数の部下を抱えて、お金やサービスを動かす上司は、管理能力が優れていないと、業務をこなせません。
ですが、マネジメントができない上司は、部下に適切な指示を出したり、スケジュール管理ができないことが多いです。
そうなると、納期遅れや大きなトラブルを招いてしまいます。
現場の実態を把握しない
現場の実務や実態について理解しようとしないことも、マネジメントができない上司の特徴です。
このような上司は、部下の業務や進捗を把握していないため、ミスやトラブルが発生した時にフォローできません。
上司が、現場について理解しないと、部下は、報連相をしても無駄と思って、モチベーションが下がって、スムーズなコミュニケーションが取れなくなる可能性があります。
責任を取らない
上司は、部下の仕事に責任があります。
そのため、トラブルが起きた時に、上司が部下のせいにして、言いわけをしていたら、責任感がなく、マネジメント力を発揮することはできないでしょう。
部下に指示を出さない
上司は、部下の仕事をマネジメントする立場にあります。
そのため、上司が部下に仕事の指示を出さなければ、部下は、仕事を進めることができません。
また、指示を出したとしても、曖昧な指示だと、混乱をさせて信頼も失います。
上司が優柔不断で意思決定に迷いがあると、部下にも迷いが生じて、生産性が低下するため、上司は、明確に指示を出す必要があります。
感情の起伏が激しい
感情の起伏が激しい上司は、、その時の感情によって発言や指示が変わってしまうことがあります。
そうなると、上司の言動には一貫性がなくなってしまい、部下のモチベーションやパフォーマンスが低下してしまいます。
また、部下が萎縮し何も言えなくなるため、コミュニケーションが不足し、信頼関係を築くのは難しいでしょう。
意思決定ができない
明確な意思決定ができない上司は、マネジメント能力が低いです。
例えば、優柔不断で曖昧な指示を出してしまうと、部下はどうやって仕事を進めればいいのかが分からず、生産性が低下して、期日に間に合わなくなるおそれがあります。
また、上司が意思決定をすることができず、部下が不安を感じてしまうと、信頼関係がなくなってしまうでしょう。
否定的な発言が多い
上司が否定的な発言ばかりすると、部下と信頼関係を築くことはできないでしょう。
また、部下の性格を否定するような発言をすると、部下は、人格を全否定されたと捉える可能性があります。
否定的な発言によって、部下が心を開かないと、業務に支障が出るだけでなく、離職につながるおそれがあります。
マネジメント能力がない上司が引き起こす影響
上司がマネジメント能力を持っていないと、業務を遂行するのに影響が出てきます。
マネジメントができない上司がいると、どんな悪影響が生じるのか見ていきましょう。
部下の仕事が増える
マネジメントができない上司は、部下の能力や進捗がわからないので、部下の仕事を増やしてしまいます。
部下の仕事が増えてしまっても、上司に適切なマネジメントができないので、仕事を他の従業員に振り分けたり、人材配置を変えないのです。
そうなると、部下は上司を信頼しなくなり、離職することもあるでしょう。
部下に精神的な負担がかかる
マネジメントができない上司が、感情的に威圧的な命令をしたり、現場を知らず間違った指示を出してしまい、トラブルが起きると、部下の精神的な負担が非常に大きくなります。
この状態をすぐに改善しないと、従業員の意欲が削がれ、退職の原因になるため、マネジメントができない上司を見つけたら、迅速に対策を考える必要があります。
優秀な人材が育ちにくい
マネジメントができない上司は、部下のサポートができないため、優秀な人材を育成することができません。
そのため、部下はやる気を失い、身につけるべき知識やスキルを習得する機会を奪われてしまうでしょう。
優秀な人材が流出する
マネジメントができない上司がいると、優秀な従業員はモチベーションが低下して、離職するでしょう。
優秀な上司がいれば、部下は期待に応えたいと思って、自分の力を発揮して活躍できます。
ですが、自分の力が発揮できない上司の元でストレスをため込むよりも、自分がもっと成長できる会社に転職する従業員も出るでしょう。
生産性が低下する
マネジメントができない上司がいると、育成指導や適材適所ができないため、生産性が低下してしまいます。
また、プロジェクトを進行する時は、チームで動きますが、マネジメントができない上司がいると、協調性が乱れて、トラブルが起きやすくなります。
マネジメント能力のない上司の対処法とは
上司にマネジメント能力がないことがわかったら、放置するのではなく、対策を考えなければいけまえん。
ここでは、マネジメントができない上司への対処法をご紹介します。
部下から上司へ提案をする
部下が、上司に仕事の進め方などについて提案をするといいでしょう。
マネジメントができない上司は、現場の状況を把握していないので、誤った判断や指示を出してしまい、トラブルに発展してしまうことがあります。
そのような事態を未然に防ぐため、部下が上司に提案をして、正しい方向に導くといいでしょう。
上司の機嫌を損ねないようにするために、気分を害さないように話をすることが大切です。
上司の上司に相談する
上司が、提案を受け入れない場合は、マネジメントができない上司の上司に相談するのもいいでしょう。
上司の上司が、マネジメントができない上司に対して、指導や対策をしてくれるかもしれません。
相談したことがマネジメントができない上司にばれたら、関係が悪化するかもしれないため、信頼できる上司に相談をしましょう。
信頼できる同僚などに相談する
信頼できる同僚や人事部の人に相談することもおすすめです。
マネジメントできない上司がいると、負担が大きくのしかかってきますが、話を聞いてもらうだけでも気持ちが楽になるからです。
また、その際に、マネジメントできない上司への対策法などを聞いてみるといいでしょう。
人事部の人に相談をすると、大きな問題が起こる前に指導してくれたり、人員配置の再編成などを検討してもらえるかもしれません。
上司とのやり取りを記録に残しておく
マネジメントができない上司とのやり取りなどを記録に残しておきましょう。
マネジメントができない上司は、自分がした曖昧な指示を忘れてしまうことがあるので、「言った・言わなかった」のトラブルが起こる可能性があるからです。
そのため、マネジメントができない上司とのやり取りは、メモやメールなどで記録に残すことが大切です。
まとめ
今回は、マネジメント能力がない上司の特徴、職場への影響や対処法について解説しました。
上司がマネジメントできないと、ストレスを溜めたり、トラブルに発展するおそれがあるため、早急に問題を解消しておく必要があります。
一人で抱え込まず、同僚や人事部などと連携して、できる限り早めに相談して解決しましょう。
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