コラム

フリーランスの名刺には住所を記載しなくてもOK?自宅住所を記載しない方法とは

2024.10.01

フリーランスにとって、名刺は、営業ツールの一つで、大切なものです。

 

名刺に記載する内容に決まりはありませんが、一般的に、屋号、名前、住所、電話番号、メールアドレス、ホームページのURLなどを記載します。

 

ですが、「名刺に自宅の住所を載せたくない…」 と思うフリーランスの方は多いのではないでしょうか。

 

今回は、フリーランスの名刺には住所を記載しなくてもいいのか、自宅住所を記載しない方法などについて解説します。

 

 

名刺に住所を載せなくてもいい?

結論からお伝えすると、住所は名刺に必ずしも載せる必要がありません。

 

名刺に記載すべきことが決まっていないため、自由に記載できます。

 

ですが、会社員の名刺には、会社の住所が記載されているため、住所のない名刺をもらうと違和感を感じる人もいるでしょう。

 

とはいっても、名刺は、ビジネスシーンで、たくさんの人に配ります。

 

「今後、付き合いはないだろう」と思う相手に個人情報を教える必要はありませんし、すぐに住所が必要になる仕事はないので、住所を記載しなくても問題ないでしょう。

名刺に住所を記載しないメリット

名刺に住所を記載しないメリットとしては、以下の点が挙げられます。

プライバシーを保護できる

住んでいる場所を特定されないことが、名刺に住所を記載しない最大のメリットです。

 

女性の一人暮らしや子供のいる家庭では、面識がほとんどない人に自宅住所を知られてしまうと、プライバシーに問題が生じるおそれがあります。

不特定多数の人に個人情報が流れない

名刺を渡した相手が、名刺を紛失してしまって、自宅住所が漏れてしまう可能性もあるでしょう。

 

名刺を受け取った人が、記載している個人情報をどのように扱うかは分かりません。

 

名刺に記載されている個人情報を悪用したり、自宅まで来て嫌がらせをしたり、不当な勧誘をされることを避けるためにも、住所は記載しない方がいいでしょう。

名刺に住所を記載しないデメリット

次に、名刺に住所を記載しないと、どのようなデメリットが生じるのか見てみましょう。

取引先からの郵便物が届かない

名刺に住所が記載されていないと、郵便物を受け取ることができません。

 

取引先が郵送する前に、住所を伝えることもできますが、手間がかかってしまいます。

不信感を持たれる

住所を記載しないと、不信感を持たれて、信頼度が下がることもあります。

 

会社員の名刺には、会社の住所が記載されているので、住所を記載できないのは、何かよくない事情があるのではと思う人もいるでしょう。

 

住所不明の人と取引をしない会社もあるため、注意したほうがいいでしょう。

名刺に自宅住所を記載したくない場合の対処法

では、名刺に住所を記載したくない場合の対処法をご紹介します。

2種類の名刺を作る

住所を記載した名刺と記載しない名刺を作ります。

 

そうすることによって、取引内容や取引相手によって、名刺を使い分けることができます。

 

初対面の相手や気軽なコミュニケーションの場での名刺交換の際には、住所を載せない名刺を使います。

 

契約書を交わす取引先には、住所つきの名刺を渡します。

 

 2種類の名刺を作ると手間がかかりますが、プライバシーを保護して安心して仕事をするには有効です。

町名まで記載する

名刺に、住所市区町村名までの住所を記載することもできます。

 

番地・建物名、部屋番号を省略すれば、自宅は特定されにくくなるでしょう。

 

また、住所の一部が記載されているため、住所を未記載の時ほど、信用性が下がる心配もありません。

 

郵便物の送付などで正確な住所が必要になった時には、個別で連絡すれば問題ありません。

必要な時だけ住所を教える

通常業務では、住所を知らせなくても、仕事は問題なく進んでいきます。

 

そのため、郵送する書類などがある時や契約締結時に、住所を伝えることもできます。

 

個別に住所を教えることになるため、多くの人に個人情報が広まることを回避できるでしょう。

バーチャルオフィスを利用する

バーチャルオフィスを利用することもおすすめです。

 

バーチャルオフィスとは、実際の事務所は存在しないで、住所だけを借りるシステムのことです。

 

バーチャルオフィスでは、一般的に以下のようなサービスを行っています。

 

・住所貸し

・郵便物の受け取りと転送

・法人登記

 

仕事は自宅でしても、仕事用の住所がほしい人のために、仕事用の住所を貸し出すサービスです。

 

そうすれば、自宅住所ではなく、バーチャルオフィスで借りた住所を名刺に記載できるため、個人情報の漏洩リスクも軽減されます。

まとめ

多くのフリーランスの方は、自宅を事務所にしていますが、名刺に住所を記載すると、不特定多数の人に個人情報を知られるおそれがあります。

 

ですが、住所を記載しないと、取引先からの信頼度が低くなったり、郵便物が届かないといったデメリットが出ます。

 

名刺に自宅住所を載せたくないのであれば、住所の記載のしかたを工夫したり、バーチャルオフィスを利用するといいでしょう。

 

仕事用の住所が借りれるバーチャルオフィスを利用すると、安心です。

 

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

「自宅住所を知られたくなけど、名刺に住所を記載したい」

 

そのようにお考えの方は、バーチャルオフィスを利用するといいでしょう。

 

バーチャルオフィスとは、事務所の住所だけを借りることができるサービスのことです。

 

バーチャルオフィスは、一般的に、郵便物の受取・転送サービスや法人登記サービスを提供しています。

 

ですから、法人化する予定の方も、事務所用の住所を借りて名刺に記載することができます。

 

バーチャルオフィス「ブルーム」は、東京都新宿区西新宿の一等地住所を、月額300円で貸し出しているバーチャルオフィスです。

 

郵便物転送・法人登記サービスは、月額550円でご利用いただけ、コスパの良さが大きな強みです。

 

名刺に記載する住所についてお悩みの方は、ぜひブルームをご検討ください。

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