コラム

テレワークを導入前に定めておきたいルールとは?

2023.03.15

テレワークの導入前に定めておきたいルールとは?

では、テレワークを導入前に定めておきたいルールを見てみましょう。

テレワークの対象となる従業員と場所

どの従業員が、テレワークの対象になるのかを明確にしなければいけません。

 

全従業員が納得できるルールを定めないと、テレワーク対象従業員とそうでない従業員との間で、不公平感が広がってしまう懸念があります。

 

そして、テレワークをする場所についても定めておきましょう。

 

ここを曖昧にしてしまうと、カフェや図書館など公の場で業務を行う従業員が出てくるかもしれませんが、そのような場所で、テレワークをすると、セキュリティリスクが起こるかもしれません。

テレワークの申請と承認方法

テレワークをしたい時、いつ誰に申請すればよいのかを決めます。

 

申請は本人が行うのか、それとも上司が行うのかなど、誰にどのような手段で申請するのかを明確にしましょう。

人事評価制度

オフィスでの勤務と異なり、テレワーク環境下では、上司が部下の仕事ぶりを見ることができないので、従来とは異なる人事評価制度を導入する必要があります。

 

オフィス勤務従業員とテレワーカーを公平に評価できる制度であることが、非常に大切です。

 

多くのテレワーカーは、仕事ぶりを上司に見てもらえないため、自分の仕事ぶりを正しく評価してもらえるのという不安を感じることがあります。

 

このような状況にならないようにするために、明確なルールを作りましょう。

 

勤怠管理

テレワークでは、タイムカードを押したり、IDカードで勤怠を管理できませんので、始業時間と終業時間、勤務時間をどのように管理すべきか検討する必要があります。

 

従業員数が多い場合、勤怠管理ツールの導入をおすすめします。

テレワークにかかる費用負担

テレワークを実施する場合、業務に必要な環境を整えなくてはいけません。

 

インターネット環境だけでなく、パソコンなどのデバイスやデスクなども用意する必要があります。

テレワーク前に、ルールを制定しておくとどんなメリットがあるのか?

では、テレワーク前に、ルールを制定しておくとどんなメリットがあるのか、見ていきましょう。

生産性の向上

テレワーク下で明確なルールを作ることによって、業務を可視化すると、従業員同士の連携強化にもつながるので、生産性の向上につながります。

従業員の不安を解消できる

テレワークを導入することになって、どうすればいいのか分からないといった不安を感じる従業員は、たくさんいるでしょう。

 

ルールを周知すると、従業員は、テレワークの問題やどのような対策を講じようとしているのか理解することができます

 

それは、従業員が感じている不安を軽減することにつながります。

不公平な評価が少なくなる

テレワーク環境では、オフィス環境以上に周りの環境がわかりづらくなるため、そもそも規律を保ちづらい環境です。そのことが相互不信や不公平感を生みやすくしてしまいます。

 

明確なルールを作ればオープンでフェアな職場に近くことができます。

まとめ

テレワーク未経験の従業員が多い会社では、テレワークを実施すると社内統制が取れなくなるというケースが少なくありません。

 

ですが、適切なルールを規定することによって、生産性向上とワークライフバランス向上を両立させることができます。

 

テレワークを導入する場合はぜひ、テレワークのルールづくりも重視してください。

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

ブルームは、東京都新宿区西新宿の高層ビル群や都庁のあるビジネスエリアにオフィスを構えています。

 

住所のブランディング力を求める方に、ぴったりのバーチャルオフィスです。

 

しかも、ビジネス一等地の住所を、業界最安値の月額300円~レンタルしています。

 

ビジネス一等地で事業をして、売り上げアップにつなげたい方は、ブルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

一覧を見る