アイデア出しに困ったら?アイデア出しを助ける手法をご紹介
2024.11.02
新商品を企画する際などに、アイデアが求められます。
ですが、「画期的なアイデアが浮かばない…」と悩んでいる方もいるでしょう。
仕事に役立つアイデア出しのスキルが高いと、さまざまなアイデアを出すことができ、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。
今回は、仕事に役立つアイデアの出しの重要性や手法について解説します。
アイデアとは
アメリカ合衆国の実業家ジェームス・W・ヤング氏は、著書「アイデアのつくり方」で、「アイデアとは、既存の要素の新しい組み合わせ以外のものでもない」と述べています。
つまり、アイデア出しとは、誰も作ったことがないものを創り出すのではなく、誰もが知っているものをうまく組み合わせることなのです。
つまり、アイデア出しとは、物事の関連性を見つけ出すテクニックと言えるでしょう。
アイデア出しはテクニックで磨ける
アイデア出しの作業には、才能は必要ではありません。
アイデアを出して、それを形にしていくには、アイデアをまとめて、他者に伝えることが大切ですが、それは才能ではなく、テクニックだからです。
つまり、いいアイデアを出すには、「アイデアの出し方、まとめ方、伝え方」といったテクニックや手法を磨くことが大切なのです。
アイデア出しの重要性
なぜ仕事でアイデア出しが重要なのでしょうか。
その理由を以下に挙げてみましょう。
新事業や新商品の開発につながる
新事業や新商品の開発を行う時には、アイデアが欠かせません。
自社に強みがあって市場のニーズをうまく捉えると、アイデアが出て、新事業や新商品の開発が行えるでしょう。
業務が効率化される
業務を効率化する時にも、アイデアが必要になります。
業務効率化には、従来のやり方などを見直さなければいけませんが、適切な代替方法が見つかるかどうかはアイデア次第です。
人材の育成や成長につながる
アイデア出しをするには、課題を発見するなど、さまざまなプロセスがあります。
アイデア出しをする成功体験を積むと、成果を生み出す人材の育成や成長につながります。
アイデア出しができる手法とは
では、アイデア出しの手法を見ていきましょう。
ブレインストーミング
ブレインストーミングとは、グループでアイデアを引き出す手法です。
複数のメンバーが自由に意見を出して、新たな発想を生み出すことが目的です。
メンバーの発言に対して批判や否定をしないのがルールになっています。
KJ 法
KJ法は、1人でもできる手法です。
ふせんにアイデアを書き出して、カードを並べ変えたり、グループ分けしたりすることにより、断片的なアイデアを整理します。
ブレインストーミングでアイデアを出してから、KJ法をすると、アイデアを効率的に整理できるため、KJ法とブレインストーミングはセットで行われることがよくあります。
マンダラート
マンダラートとは、3×3の9マスの曼荼羅図の中心にテーマを書いて、テーマの周りに連想するアイデアを出していく手法です。
マンダラートによるアイデア出しは、テーマに対して裾野を広げて考える点でも、特定のアイデアを深掘りしていく点でも有効です。
なぜなぜ分析
なぜなぜ分析とは、テーマに対して、「なぜ?」を繰り返すことで原因を深掘りして、根本原因を特定する手法です。
トラブルの再発防止や業務改善などのアイデア出しに、よく使われています。
なぜなぜ分析を行う際には、やり方やポイントをおさえておきましょう。
希望点列挙法と欠点列挙法
希望点列挙法とは、「こうすればよくなる」というアイデアをできるだけ多く書き出して、その中から現実味のあるものを取り出して磨き上げる手法です。
「アイデアを実現するためには、どうすればいいか」という視点で、改善策を検討します。
一方、欠点列挙法とは、「この点に不満を持っている」という欠点を挙げて、そこから問題解決につながるようなアイデアを出すという手法のことです。
エクスカーション法
「あるものの特徴」と「アイデア出しをしたいテーマ」をかけ合わせることによって、アイデアを連想していく手法です。
テーマとは異なるものの特徴を思い浮かべることで眠っていた情報を呼び覚まし、テーマと掛け合わせることで新たな組み合わせを構築できます。
エクスカーション法では、思いつく限りアイデア出しを行うことが、大切です。
オズボーンのチェックリスト法
オズボーンのチェックリスト法とは、アメリカの実業家であるアレックス・オズボーンがアイデア出しに使用していたチェックリストを活用する手法です。
オズボーンのチェックリストでは、テーマに対して、以下の9項目の観点からアイデアを出します。
・転用(他の分野・領域で活用できるか)
・応用(他の業種・分野のアイデアを活用できるか)
・変更(形状・機能などを変えてみたらどうか)
・拡大(時間や頻度、長さ、幅、高さ、強度などを拡大したらどうか)
・縮小(時間や頻度、長さ、幅、高さ、強度などを縮小できるか)
・代用(別のもので代用できるか)
・置換(要素や順序などを入れ替えてみたらどうか)
・逆転(向きや役割を逆にしてみたらどうか)
・結合(要素を組み合わせてみたらどうか)
マインドマップ
マインドマップは、自然な思考プロセスを可視化する手法です。
紙やホワイトボードの真ん中に、テーマとなる問題や、関連するキーワードを書きます。
そして、その周りに解決策やアイデアを書き込んで、中心にあるテーマと線でつなぎます。
そこから細分化させて、アイデアを出し切るまで連想する要素をつないでいくという流れです。
マインドマップの作成によって、漠然としたアイデアが具体化されます。
まとめ
新しい事業や業務改善につながるアイデア出しができると、企業の事業活動で成果を出すことができます。
普段から自由な発想力を磨いて習慣化すると、仕事の課題を解消できるスキルを身につけられるでしょう。
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