起業にかかる初期費用はどれくらい?初期費用を抑える方法とは
2024.11.12
「自分の事務所を構えて起業したいけれど、資金の余裕がない…」という方も多くいるでしょう。
起業するには、まとまった初期費用がかかるため、初期費用を抑えたいと考えるのは当然のことです。
そこで今回は、起業にかかる初期費用や初期費用を抑える方法をご紹介します。
起業にかかる初期費用はいくら?
起業をするには、まとまった金額の初期費用がかかることが多いため、計画的に準備しなければいけないでしょう。
2022年の開業費用の平均は1,077万円でした。(日本政策金融公庫の公表による)
初期費用のボリュームゾーンは、500万〜1,000万円未満で、これより低い金額で起業する方も多くいます。
個人で開業する場合の初期費用
個人で開業する場合の初期費用は、0円~200万円ほどかかります。
個人の場合、開業届を提出すれば開業できますので、0円起業も可能です。
ですが、ビジネス用の設備を購入したり、作業場所を確保するのに、200万円ほどかかるケースもよくあります。
法人として開業する場合の初期費用
法人として開業する場合の初期費用には、20万〜1,000万円ほどかかります。
また、法人には、株式会社や合同会社など、さまざまな形態があり、法人の形態によっても、初期費用が変わります。
[株式会社]
・資本金・・・1円以上
・法定費用・・・20万円ほど(電子定款)
[合同会社]
・資本金・・・1円以上
・法定費用・・・6万円(電子定款)
会社は、資本金1円でも設立できますが、取引先からの信用を得て、会社としての体制を保つには、数十万円から数百万円の資本金を用意しておくほうがいいでしょう。
上記費用は、会社を設立する手続きにかかる費用ですので、この費用以外に、事務所費用や名刺の制作費、設備費などさまざまな費用が発生します。
十分な運転資金を用意することが大切
上記で、起業にかかる初期費用がいくらなのかをお伝えしました。
ですが、初期費用として、運転資金も用意することが重要です。
というのも、起業後すぐにビジネスが軌道にのるとは限りません。
予定通りの売り上げが立たなくても、毎月、何かしらの支出は出るため、一定期間の運転資金を用意していないと、早期廃業のリスクが高まってしまいます。
起業する際には、半年ほどの運転資金を準備しておくと安心です。
ちなみに、起業からビジネスが軌道にのって黒字化するまでには、平均7か月程度の期間がかかります。(日本政策金融公庫の調査による)
起業の初期費用を安くするにはどうしたらいい?
起業すると、まとまった資金が必要になりますが、初期費用を安くするにはどうしたらいいのでしょうか。
以下に、初期費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
オフィス代を削減する
起業当初に一番削減したいのは、固定費であるオフィスの賃料です。
賃貸オフィスを借りると、初期費用だけで200万円を超えてしまうこともあるため、費用を抑えられるバーチャルオフィスを利用したり、自宅開業をするといいでしょう。
自分で会社設立手続きをする
会社設立の手続きを司法書士などの専門家に依頼すると、数万円~10数万円の手数料がかかります。
費用を抑えたいのであれば、自分で手続きをするといいでしょう。
個人事業主や合同会社を選択する
個人事業主と合同会社は、株式会社と異なり、初期費用を安く抑えられますので、個人事業主や合同会社として事業を行うことも一つの選択肢です。
事業が軌道に乗り始めてから、株式会社化をしてもいいでしょう。
広告と宣伝費を節約する
広告と宣伝費を節約することも費用を抑えるための方法です。
ホームページは、外注するよりも自社で作成したほうが、かなり安く作れます。
高品質なサイトを作れる無料サービスもたくさんありますので、専門知識や技術がなくても、ホームページを簡単に作ることができます。
バーチャルオフィスを利用して、起業の初期費用を大幅カットしよう!
起業にかかる費用を大きく削減したい方に、おすすめしたい方法が、バーチャルオフィスの活用です。
バーチャルオフィスとは、事業用の住所をレンタルできるサービスのことです。
賃貸オフィスやレンタルオフィスと比べて、ビジネス一等地の住所を安い費用でレンタルできるのです。
東京のバーチャルオフィスの相場は、数千円~数万円ですので、賃貸オフィスやレンタルオフィスを借りるよりもいかに安いかがわかります。
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ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所をレンタルしているバーチャルオフィスです。
西新宿という人気エリアの住所を、月額300円で利用できるため、大変好評をいただいています。
会社や店舗の住所が西新宿にあれば、顧客からの信頼を得やすく、売り上げアップにつながるでしょう。
オフィス費用を安く抑えて起業したい方は、ブルームの利用を検討してはいかがでしょうか。