セキュリティ意識とは?情報セキュリティ意識を向上させる方法
2024.11.17
インターネットが普及した現在、情報セキュリティ対策は、企業にとって必須です。
技術的な対策だけでなく、従業員のセキュリティ意識を高める必要があります。
ですが、従業員のセキュリティ意識を高めるためには、どうしたらいいのでしょうか。
今回は、従業員の情報セキュリティに対する意識を向上させる方法をご紹介します。
情報セキュリティとは
情報セキュリティとは、個人情報や機密情報を守ったり、その情報を扱う情報システムを守ることです。
例えば、顧客の個人情報や企業の機密情報を不正アクセスから守るといったことが挙げられます。
ですが、情報セキュリティは、その意味を理解するだけでなく、情報セキュリティ対策をしなかったらどんなリスクがあるのかを理解して、その対策を立てる必要があります。
脅威となっているものの原因を突き止めることによって、対策を講じることができます。
従業員のセキュリティ意識の向上が求められる背景
従業員に、情報セキュリティの意識を向上することが求められていますが、どのような背景から、情報セキュリティの意識の向上が必要なのかを挙げてみましょう。
情報漏洩のリスクが高まっている
昨今、情報漏洩のリスクが高まっているため、情報セキュリティが不可欠になりました。
例えば、個人情報が漏洩して、第三者に悪用されることが増えています。
また、第三者が不正アクセスをして、情報漏洩が起こってしまうこともよくあります。
従業員のITリテラシーが低下している
多くの企業がITを活用して、ビジネスを行っていますが、従業員のITリテラシーが欠けていることがよく見受けられます。
暗号化されていないフリーWi-Fiを利用するだけで、企業全体に影響を及ぼすリスクがあります。
インターネットには、さまざまな危険が潜んでいるので、リスクへの意識を持つ必要があります。
働き方の多様化が進んでいる
働き方が多様化しているため、情報セキュリティ意識を高める必要があります。
テレワークが普及し、オフィスだけでなく、自宅でもセキュリティ対策を講じなければいけなくなりました。
そのため、オフィス外で仕事をする時には、機密情報が入ったUSBやパソコンの置き忘れや盗み見に、細心の注意を払うことが重要です。
従業員のセキュリティ意識が低いことによるリスク
従業員のセキュリティ意識が低いと、どのようなリスクが生じるのか見てみましょう。
機密情報が漏洩する
情報セキュリティ意識が低いと、情報を適切に管理できないため、悪意ある第三者に情報を容易に盗まれたり、ウイルス感染や不正アクセスによる攻撃で、情報が漏洩してしまいます。
そのため、情報資産は、重要度などを総合的に判断して、具体的な対策方法を取る必要があります。
対外的な信用が低下する
情報漏洩すると、社会的な信用が失墜してしまいます。
「この会社と取引をすると、情報漏洩されてしまうおそれがある」と、マイナスイメージを持たれてしまうでしょう。
そうなると、顧客や取引先の獲得が難しくなって、企業の存続にかかわる問題になってしまいます。
金銭的被害が発生する
ランサムウェアは、情報を暗号化して、その解除と引き換えに身代金(ランサム)を要求してきます。
重要な情報資産を暗号化されたら、身代金の支払いに応じてしまう企業が、もしかしたらあるかもしれません。
ですが、身代金を支払う以前に、ランサムウェアに感染しないための対策を取らなければいけません。
生産性が低下する
従業員の情報セキュリティ意識が低いと、組織全体での生産性が低下します。
トラブルが起こると、作業の手を止めなければいけないため、集中して業務に取り組めなくなるからです。
また、従業員のITリテラシーが低いと、テレワークなどの働き方改革を導入できなくなります。
生産性を高めるために、情報セキュリティ意識を向上する必要があると言えます。
情報セキュリティを向上させる方法
セキュリティ意識が低いと、さまざまな問題が起こります。
そのようなトラブルを防ぐために、情報セキュリティを向上させる方法をご紹介します。
情報セキュリティ研修を実施する
情報セキュリティ意識を高めるには、従業員に研修を実施しましょう。
情報セキュリティの重要性や、情報漏洩を防ぐための対策などを教育して、従業員の理解を深めることが大切です。
また、情報セキュリティ対策をしないことによるリスクを知って、情報セキュリティ研修は、一回でなく、定期的にすることが大切です。
人事評価に取り入れる
情報セキュリティへの意識を向上させるために、人事評価に取り入れることも大切です。
従業員それぞれが、十分な対策をしているかを数値化して、総合的に評価をします。
人事評価に盛り込むことによって、従業員が情報セキュリティ対策に関心を持って、積極的に対策することを促せるでしょう。
セキュリティ対策ができるシステムを使う
閲覧者や編集履歴を確認できたり、いつ誰がファイルにアクセスしたかをログで残すことができるシステムがあります。
このようなシステムを導入すると、怪しい人物を特定して、情報漏洩を防ぐことができるため、セキュリティを向上させることができます。
まとめ
情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを軽減するためには、情報セキュリティ対策を強化しなければいけません。
従業員ひとりひとりが、情報セキュリティの重要性を理解して、しっかりとした対策を講じましょう。
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