面接でよく聞く言葉
2023.03.25
「詳細は、面談でお話しします」
面接で、このフレーズをよく耳にしませんか?
給与などの待遇については、電話やメールなどの問い合わせでは、誤解などが生じやすいと、面接の採用担当者は、考えています。
というのも、給与は、能力・経験・年齢、家族手当などが必要であれば、家族構成など、さまざまな条件を詳細に聞いたうえで、給与などの待遇が決まるからです。
最近、書類選考のみで面接なしという応募方法が増えています。
書類選考よりも、面接を重視する募集の場合、応募者の人柄やマナーを重視したい採用になります。
採用担当者は、実際に応募者に会ってみて、応募者と話をすることによって、自分の目で、見極めたいと考えているのです。
企業の採用担当者に、応募者の第一印象で重視する要素を聞いたところ、最も多かったのは、「態度・仕草」と「話し方」(各20%)でした。
そのほかにも、「表情」「あいさつ」「身だしなみ」など、マナーにまつわるポイントを挙げる声が多くありました。
新人の頃であれば、大目に見てもらえた服装や言葉遣いの乱れなども、転職面接では、より厳しくチェックされてしまうようです。
面接の受け答え、といったテクニックを身に付ける前に、このような入室から退室までのマナー違反をあらためましょう。
面接時に心がけておくこととは?
実は、面接は、企業の受付から始まっています。
マイナス印象を与えないために、到着から面接開始までのマナーを確認しておきましょう。
①企業の受付に到着するのは、面接開始の10分前が適当です。
到着が早過ぎると、面接官が対応できず、ギリギリだと面接の開始時間が遅れてしまう可能性があり、面接官に迷惑を掛けてしまいます。
余裕を持って行動しましょう。
②受付では、受付の従業員がいる場合と、内線電話やインターフォンなどで担当者を呼ぶ場合があります。
どちらも落ち着いて約束の時間、来社理由、自分の名前、担当者の名前を、はっきりとゆっくりと伝えましょう。
(例)「本日○時に面接の約束をいただいている、××と申します。△△さまにお取次ぎをお願いいたします」
受付がない場合は、近くにいる従業員に声を掛けて、取り次ぎをお願いします。
声を掛ける時は「お仕事中に恐れ入ります」と、業務を中断してもらうことへ配慮の言葉を忘れないようにしましょう。
面接時のマナーとは?
第一印象を決定付ける入室の場面のビジネスマナーの基本として覚えておきましょう。
①名前を呼ばれたら、ドアをゆっくりと3回ノックします。
面接室から「どうぞお入りください」と応答があった後に「失礼いたします」と声を掛け、ドアを開けて入室します。
②面接室に入室したら、ドアを静かに閉め、ドアのほうに向き直して閉めるのがマナーです。
後ろ手で閉めてはいけません。
③椅子の横に立ち、面接官に向かって「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。○○と申します。よろしくお願いいたします。」とあいさつをしてから一礼します。
④面接官に「お座りください」と着席を促されてから座るのが、正しい入室のマナーです。
相手に届く声のあいさつで、面接のスタートダッシュを決める。
あいさつは、互いの存在を確かめ合うサインです。
コミュニケーションの基本です。
自分ではできているつもりでも、相手に認識されなければ、挨拶をしてないのと同じで、「礼節を欠いている」と取られかねません。
逆に、入室時のあいさつで、その後の流れがスムーズになることもあります。
第一声は普段よりも大きな声で元気良く、相手のほうを向いて、はっきりと「相手に届く」アクションで面接の立ち上がりをきめましょう。
笑顔を心掛ければ、口角が上がっておのずと発声も改善されるはずです。
身だしなみは、相手への思いやりを表します。
「清潔感」「TPO」を意識して、身だしなみは人の第一印象を大きく左右すると言われています。
面接ではパッと見た印象から、応募者がどんなタイプの人間なのか、普段の仕事ぶりなども推測されてしまいます。
髪形、メイク、スーツの着こなし、靴、アクセサリーなどのポイントがありますが、「清潔感があるか」「その業界のビジネスシーンに合っているか」が重要です。
外見はあなたが思っている以上に見られています。
迷った時は、自分のために時間を割いてくれる採用担当者に対して「失礼がないか」の観点で、あらためて鏡の前でチェックを行いましょう。
表情や仕草も「装い」です。
「目を見て」「笑顔」で印象UPしましょう。
面接は、会話のキャッチボールが大切です。
志望動機が優れていても、会話が成立しないと「コミュニケーション力がない」と判断されてしまいます。
相手の話は最後まで聞き、質問の内容に沿って答えることが基本です。
面接マニュアルの回答例は参考にとどめ、話したいことの要点をまとめて自分の言葉で説明できるよう準備しておきましょう。
また、人間性や相手への配慮が表れる言葉遣いは、普段から気をつけましょう。
敬語に自信がない場合は、少なくとも「です」「ます」の丁寧語で、いつもよりゆっくり話すようにしましょう。
面接が終わると緊張から解放され、気が緩んでしまいそうですが、会社から出るまで油断は禁物です。
最後まで面接官に良い印象を与えられるように、面接室からの退室マナーもチェックしておきましょう。
①面接官が「面接終了です」と言ったら、退室の動作を開始します。
「本日はお時間をいただき、ありがとうございました」と、椅子に座ったままお礼を伝え、お辞儀をします。
②お辞儀の後に立ち上がり、椅子の横で再度一礼します。
③ドアの手前まで移動したら、面接官のほうに向き直し「失礼します」と言い、更に一礼します。
退室する時は、大きな音が出ないようにドアを静かに閉めましょう。
④退室後は、すぐにスマートフォンの電源を入れたり、飲食したりせず、まっすぐ建物の出口を目指しましょう。
会社を出るまで油断をしないで、マナーを意識した行動を心がけましょう。
まとめ
今回は、面接のマナーについて解説しました。
面接で好印象を与えることは、自分を「その会社にふさわしい存在」とアピールする機会でもあります。
自分自身を売り込むのが面接であるだと考えて、面接に臨みましょう。
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