テレワークにありがちな悩みとその解決法とは?
2023.04.08
働き方の多様化の一環として、テレワークを導入する企業が増えてきました。
新型コロナウイルスの影響もあり、緊急的な措置として導入を決めた企業も多いのではないでしょうか。
テレワークは、生産性を大きく高めるというメリットがありますが、従業員のモチベーションが下がったという悩みの声も多く聞かれます。
今回は、テレワークにありがちな悩みとその解決法を解説します。
テレワークをより有意義なものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
テレワーク中の従業員の困ったこととその解決方法とは?
テレワークを導入したことで、困って悩んでいる方が少なくないようです。
どんなことに困っているのか、また解決法について解説します。
まずは、テレワーク中の従業員の困ったこととその解決方法について解説します。
コミュニケーション不足
コミュニケーション不足が、テレワークで問題だと感じている方が少なくありません。
チームメンバーに仕事の話をしたい時、オフィスにいれば、気軽に質問ができます。
ですが、テレワークだと電話かチャットを使わないといけないのが、少し手間なのと、相手の状況がわからないので、連絡をするタイミングに困ることが多いです。
<解決方法>
チームメンバーがテレワークで仕事をしていると、相手がどのような状況なのか見えないので、コミュニケーションが取りづらいと感じる人も少なくないです。
ですが、コミュニケーション不足によって、仕事の効率が下がってしまうのは、本末転倒です。
テレワークでコミュニケーションを取りやすくするためには、お互いの状況を見える化する必要があります。
「見える化する」ためのツールとして、Google Meetがおすすめです。
Google Meet は、ビデオ会議システムです。
システムをチームメンバー間でつないで、相手の様子を見ながら仕事を取り組んでみることをおすすめします。
それと同時に、通話中のメンバー同士は Google Chat でチャットもできるので、メッセージを送ることもできます。
情報共有がしづらい
オフィスでは、USBでデータを共有することができますが、チームメンバーが、オフィスにいないので、データや情報の共有方法に悩んでいらっしゃる方が多いようです。
<解決方法>
チームメンバーが情報共有するには、効率的で正確にデータを共有することが重要な課題になりますので、Google ドライブを使ってみるといいでしょう。
Google が提供するオンラインストレージであるGoogle ドライブは、遠隔でのファイルのやり取りや閲覧、共同作業などができます。
Google ドライブの特徴として、以下が挙げられます。
・ いつでもどこでもスマートフォン、タブレット、パソコンなどからファイルにアクセスし、編集できる
・Google ユーザーとファイルを共有できるので、効率よく作業ができる
家庭の事に気を取られる
<解決方法>
子供の面倒は、仕事中は、仕事をしていない家にいる方に面倒を見てもらうなど、家庭内で話し合ってみましょう。
テレワーク中の管理者の困ったこととその解決方法とは?
次に、テレワーク中の管理者の困ったこととその解決方法について解説します。
勤怠管理しにくい
テレワークを導入したことで、勤怠管理が複雑になるケースが多いです。
例えば、オフィス勤務では、タイムカードで勤怠管理をしてきたのに、テレワークの導入で暫定的にエクセルに勤務時間を入力することになったといったケースです。
<解決方法>
働き方改革の推進で、働き方の多様性が広がっています。
ですが、人事・管理部門は、煩雑な管理が増え、負担を感じている人も多いことでしょう。
そんなときは、勤怠管理ソフトの導入を検討してみるといいでしょう。
WebやスマホなどからGPS付きの打刻ができるので、テレワークを実施している会社の勤怠管理に最適です。
承認フローの停滞
チームメンバーからの紙の書類に承認の押印をする会社の場合、担当者は、テレワーク中であっても、押印をするために、出社しなければいけません。
何らかの事情で出社できず、押印が遅れてしまうと、書類提出者の仕事が滞ってしまうことがあります。
<解決方法>
社内の業務フローをデジタル化し、電子承認をしてくれるワークフローシステムの導入を検討するといいでしょう。
スマートフォンやタブレットからでも操作できるので、出社をしなくても承認や稟議をスピーディーに進められます。
ワークフローシステムによっては、コメント機能がついているものもあるので、承認の背景やコメントを記入することができます。
セキュリティの問題
オフィス以外の場所で仕事をすると、セキュリティ対策が非常に問題になります。
従業員のパソコンなどのデバイスには、社内外の機密情報が入っているので、紛失などで情報が流出してしまったら相当なダメージを被ります。
<解決方法>
Chromebookを使ってみるといいでしょう。
Chromebook は、基本的に全ての作業をブラウザ上で行うことが想定されているため、端末本体にストレージがありません。
データは端末内部には保存せず、Google ドライブなどのクラウドストレージに保存することになるので、端末の盗難や紛失があった場合でも、端末側からのデータ漏洩や紛失のリスクは極めて小さいといえます。
また、Chrome OSにはウイルス対策機能が標準で搭載されていて、自動で最新のウイルス対策ができますので、利用者が、ウイルス対策ソフトをインストールする必要はありません。
それ以外の対策としては、以下のものが挙げられます。
・紛失時にデータが漏えいしないようデータを暗号化する
・外部からの侵入に対応できるようウイルス対策ソフトなどセキュリティソフトを導入する
・不正アクセス防止のため暗号化通信を利用する
・クラウドサービスなどを利用してデータをパスワードつきで保存する
コミュニケーション不足
対面で話ができなくなるため、上司と部下や、従業員同士のコミュニケーションが減ってしまいます。
そうなると、連携が図れなくなり、生産性が落ちてしまう可能性もあるでしょう。
従業員が孤立することでモチベーションが下がってしまい、思わぬ退職リスクにつながる危険もあります。
<解決方法>
ツールを活用して、コミュニケーションの場を意識的に作り出してみましょう。
例えば、Web会議ツールを使って、上司が部下と面談する1on1ミーティングをするのも役に立ちます。
また、チャットツールや社内SNSを導入するのもおすすめです。
コミュニケーションツールを取り入れて、上司が部下に、「気軽にいつでも相談してね」と声かけをしておくと、相談しやすい雰囲気が生まれ、部下は、気軽に報告・相談ができるようになります。
業務内容の把握が難しい
従業員の業務の内容が見えづらいのも、在宅勤務のデメリットです。
例えば、チームメンバー同士が、仕事の役割分担をしていても、誰がどこまで業務を進めたかが正確に把握できないという問題が生じることがあります。
お互いの進捗が分からないので、従業員それぞれが作業を進めるしかなくなってしまいます。
また、部下が過度な業務を抱えて困っていたとしても、上司が気づけず、納期遅れといったトラブルが起こる恐れもあるでしょう。
<解決方法>
業務の見える化をしましょう。
業務内容の把握が難しいという課題は、従業員の業務内容が可視化されていないためです。
部下の業務内容や進捗が見えるようになれば、上司は部下の仕事を正当に評価できるようになり、部下はモチベーションを保ちながら仕事ができるでしょう。
業務内容を可視化する方法としては、業務内容を可視化できるツールを導入するのがいいでしょう。
ツールがあれば、誰もが業務内容をツール上へ入力できるようになり、上司が、効率良くチームの動きを把握できますし、人事評価の工程にも不公平が生じにくくなります。
まとめ
テレワークを実施するには、最適なツールを選ぶことが最善の方法です。
これからテレワークを始める会社や、テレワークがうまくいってない企業は、今の環境を見直して、最適な運用方法を検討してみましょう。
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