バーチャルオフィスの郵便物転送サービス 郵便物はどう受け取る?
2023.10.08
コストを抑えて起業したいと考える方が増えていて、昨今、バーチャルオフィスが注目されています。
ですが、「バーチャルオフィスに届いた郵便物はどうなるの?」と気になる方が多くいます。
バーチャルオフィス運営会社によって、郵便物の取り扱い方法は異なります。
今回は、バーチャルオフィスの郵便転送サービスについて解説します。
バーチャルオフィスで郵便物を受け取れるのか?
バーチャルオフィスは、オフィスではないため、郵便物が届いたら受け取ってもらえるのか、気になる方もいるでしょう。
結論からお伝えしますと、受け取れます。
バーチャルオフィスの利用者が、バーチャルオフィスにいなくても、バーチャルオフィスのスタッフが、利用者に代わって郵便物を受け取って、郵便物を利用者に転送するサービスがあるからです。
このサービスを、郵便物転送サービスと言います。
ですが、すべてのバーチャルオフィスで郵便物の受け取りをしているわけではないため、注意しましょう。
無人のバーチャルオフィスでは、書留や宅急便などが受け取れなかったり、郵便物を受け取るサービスがないバーチャルオフィスがあるからです。
起業すると、各種郵便物が届くため、バーチャルオフィスの利用前に、郵便物の取り扱いについて確認する必要があります。
簡易書留は受け取ってもらえるのか?
当店バーチャルオフィスブルームを含め、多くのバーチャルオフィスで、簡易書留を受け取ることができます。
ですが、まれに、簡易書留を受け取れないバーチャルオフィスが存在しますので、あらかじめ確認したほうがいいでしょう。
バーチャルオフィスの郵便物転送サービスの流れ
郵便物転送サービスの流れについて解説します。
郵便物転送サービスの概要と流れを把握すると、契約後に思っていたことと違ったといったことが起きないでしょう。
1. バーチャルオフィスが、利用者宛の郵便物を受け取る
バーチャルオフィスが、利用者宛ての郵便物を受け取ります。
多くのバーチャルオフィスで受け取り可能な郵便物は、以下の3つです。
・普通郵便
・宅配便
・簡易書留
ですが、バーチャルオフィスでは受け取れない郵便物があり、それは、バーチャルオフィス運営会社によって異なりますので、事前に確認したほうがいいでしょう。
当店バーチャルオフィスブルームで受け取れない郵便物は、以下のとおりです。
・3辺合計140cm以上、もしくは20kg以上もの
・代金引換宅配物
・着払いの郵便物
・現金書留郵便
・内容証明郵便
・本人限定郵便
・特別送達郵便等の特殊取扱郵便物
・異臭を放つもの
・金券
・貴重品
・セキュリティパッケージなどの貴重金配送
・法律に違反するもの
・運営者の業務に支障のあるもの
バーチャルオフィスブルームでは、受け取れない郵便物が届いた場合、メールで不在票を送付いたします。
そのため、バーチャルオフィスブルームが郵便物を受け取れなくても、郵便物が放置されたり、破棄されることはありませんので、安心してサービスを利用することができます。
その不在票で、利用者が配送先の変更等して、受け取ることができます。
2. 利用者に郵便物の到着を連絡する
届いた郵便物を写真で撮って、利用者にメールなどで画像を送付します。
利用者は、何が届いたのかを画像で確認することができます。
当店バーチャルオフィスブルームでは、郵便物の画像の送付を無料でしていますが、有料のバーチャルオフィスがありますので、契約前に確認しましょう。
3. バーチャルオフィスが郵便物を保管する
利用者に郵便物を転送します。
郵便物転送回数
郵便物転送回数は、どれくらいの頻度で行われるのでしょうか。
また、基本料金はいくらなのでしょうか。
これは、バーチャルオフィス運営会社によって異なります。
以下で見てみましょう。
[バーチャルオフィスブルーム]
・基本料金550円 週に1回転送
[A社]
・基本料金990円 週に1回転送
・基本料金1650円 月に1回転送
[B社]
・基本料金1650円 週に1回転送
・基本料金2200円 隔週(2週)に1回転送
・基本料金2750円 月に1回転送
上記を見てみると、郵便物がよく届く利用者は、週1で郵便物を転送してもらうプランがいいでしょう。
一方、郵便物があまり届かない利用者や郵便物を急いで受け取る必要のない利用者は、月に1回転送してもらえばいいかもしれません。
ですが、郵便物が頻繁に届いても届かなくても、バーチャルオフィスブルームは、週に1回の郵便物転送で基本料金が550円(税込)のため、バーチャルオフィスブルームのサービスを利用すると、すぐに郵便物を受け取れるのに、コストを大幅に抑えることができます。
郵便物転送の手数料
郵便物転送の手数料は、基本料金には含まれているのかどうかについて解説します。
手数料は、バーチャルオフィス運営会社によってさまざまです。
手数料が基本料金に含まれているバーチャルオフィスがあれば、全て実費のバーチャルオフィスもあり、さらに、簡易書留を受け取る時にも手数料が発生するバーチャルオフィスもあります。
郵便物の転送で手数料がかかるかどうかも確認しておくといいでしょう。
[バーチャルオフィスブルーム]
・基本料金550円 週に1回の郵送手数料200円 1カ月の郵送手数料800円
[A社]
・基本料金 1650円 週に1回の郵送手数料150円 1カ月の郵送手数料600円
[B社]
・基本料金 5000円 週に1回の郵送手数料無料
B社のように、高額な基本料金のバーチャルオフィスでは、郵送手数料が無料のことが多いです。
また、高額料金に見合ったさまざまなサービスがあります。
ですが、住所貸し・法人登記・郵便物転送といった基本的なサービスを必要としている方には、バーチャルオフィスブルームのように、手数料が少額で基本料金も安いバーチャルオフィスが向いているでしょう。
まとめ
今回は、バーチャルオフィスに届いた郵便物の受け取り方などについて解説しました。
バーチャルオフィス運営会社によって、郵便物の取り扱い方や料金体系は異なるため、ご自身の事業と照らし合わせて最適なバーチャルオフィスを選びましょう。