コラム

バーチャルオフィスでクレジットカードの審査は通るの?

2023.10.21

バーチャルオフィスを利用していても、クレジットカードは作成できる

バーチャルオフィスの住所を利用していても、その住所を使って、クレジットカードを作成することはできます。

 

ですが、一部のクレジットカード会社では、バーチャルオフィスの住所で申請すると、審査に通らない可能性があります。

 

そのため、クレジットカードを申し込む前に、クレジットカード会社に問い合わせて、バーチャルオフィスの住所を利用しても作成できるかを確認しましょう。

 

問い合わせを怠ってしまって、審査に何回も落ちてしまうと、信頼が失われて、通常の審査も通りにくくなってしまいます。

法人と個人事業主が、事業用のクレジットカードを持つメリット

法人と個人事業主が、事業用のクレジットカードを持っていると、事業を効率的に進められるメリットがあります。

 

では、どんなメリットがあるのか具体的に見てみましょう。

経費処理の作業が効率化できる

クレジットカードを利用すると、経費処理の事務作業が効率化できるメリットがあります。

 

クレジットカードで費用を支払うと、支払った費用が明細書で確認できるため、経費の計上漏れが発生しなくなります。

 

また、クレジットカードを利用すると、立て替え払いがなくなるため、お金の流れが明確になり、仕訳の間違いが減ります。

 

ついでではありますが、事業用クレジットカードの年会費は、経費に計上できます。

 

資金繰りがしやすくなる

クレジットカードは、使ってから引き落としされるまでに2週間以上かかります。

 

したがって、急にお金が必要になった場合、引き落とし日までに、お金を用意しておけばいいため、資金繰りがしやすくなります。

ポイントがもらえる

クレジットカードを使うと、支払額に応じてポイントが付与されます。

 

貯まったポイントは、別の支払いに充てたり、商品に交換してもらえるため、経費を節約することができます。

支払い方法がクレジットカードだけのサービスがある

仕事で、交通機関やITサービスを使うことはよくあるでしょう。

 

支払方法はさまざまですが、レンタカーのように、支払方法がクレジットカードだけしか対応していないサービスがあります。

審査が通りやすいクレジットカード

審査が通りやすいクレジットカードをご紹介します。

 

以下に記載のクレジットカードは、公式サイトの規約に、「バーチャルオフィスの利用不可」と書かれていないため、クレジットカードの作成は可能です。

 

ですが、バーチャルオフィスの住所を利用したクレジットカードの作成が認められない事業用クレジットカードがある場合があります。

 

クレジットカードを作る前に、クレジットカード会社に確認しておきましょう。

JCBカード

JCBカードは、株式会社ジェーシービーが発行しているカードです。

 

モバイル即時入会サービスを使うと、最短5分でカード番号が発行され、クレジットカードが届く前に、お買い物で利用できます。

 

銀行口座の名義が本人名義であることと、電話番号を記載すると、申し込みが可能となります。

 

JCB CARD Biz 一般

年会費 1,375円(税込)
ポイント還元率 0.1~3%
付帯保険 旅行損害保険
国際ブランド JCB
ポイント ・法人の本人確認書類が不要です
・QUICPay(クイックペイ)TM、Apple Pay、Google Pay(TM)も利用できる
出典:法人確認書類不要の中小企業・個人事業主向けカード「JCB CARD Biz」

楽天カード

楽天カードは、楽天グループ株式会社が発行しているカードです。

 

ポイント還元率が1.0%で、他のクレジットカードと比較して、高いです。

 

楽天モバイル、楽天銀行、楽天でんきといった、楽天が提供しているサービスを利用すると、ポイントが貯まりやすいシステムになっています。

 

楽天プレミアムカードを持っていることが条件になりますが、印鑑証明書や登記事項証明書を提出すると、楽天ビジネスカードの申し込みができます。

 

楽天ビジネスカード

年会費 2,200円(税込)
ポイント還元率 1.0~5.0%
付帯保険 旅行損害保険
国際ブランド VISA
mastercard
JCB
AMERICAN EXPRESS
ポイント ・100円につき1ポイント貯まる
・ETCカードが複数枚発行できる
・VISAビジネスオファーが利用可能できる
出典:楽天ビジネスカード|楽天カード

アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレスは、国際ブランド「アメリカン・エキスプレス」を持っているアメリカのカード会社です。

 

ビジネスカードは、グリーン・ゴールド・プラチナの3種類あります。

 

グリーンは、事業を始めたばかりの法人や個人事業主が作成しやすいです。

 

カードの追加枚数に制限がないこともメリットです。

 

個人事業主は、自宅住所での申し込みになります。

 

一方、法人は、登記事項証明書を提出し、登記簿謄本の住所に送付されます。

 

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

年会費 13,200円(税込)
ポイント還元率 0.5~1%
付帯保険 旅行損害保険
国際ブランド AMERICAN EXPRESS
ポイント ・テレワークを快適にするためのサポートをしている
・追加カードごとに利用限度額を設定できる
・ポイントは、商品に交換したり、マイルに移行できる
出典:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード

オリコカード

オリコカードは、株式会社オリエントコーポレーションが発行しているカードです。

 

ビジネス用クレジットカードは、法人代表者用の「EX Gold for Biz M」と個人事業主用の「EX Gold for Biz S」があります。

 

年会費が2,200円(税込)で安いですが、社員カードやETCカードが無料で作れます。

 

ラウンジやグルメ優待券が付帯されているため、お得なクレジットカードです。

 

代表者本人の免許証などの身分証明書と登記事項証明書を提出すると、申し込みができます。

 

条件としては、受け取り時に、代表者本人が受け取る必要があります。

 

オリコ  EX Gold for Biz

年会費 初年度無料  2年目以降2,200円
ポイント還元率 0.6~1.2%
付帯保険 旅行損害保険
国際ブランド VISA
ポイント ・Mastercardビジネスアシストか、Visaビジネスオファー付帯のゴールドビジネスカードです
・決算書が不要です
出典:法人カード(コーポレートカード・ビジネスカード)ならビジネスカードのオリコ

バーチャルオフィスで、どのようにクレジットカードを受け取ってもらえるのか?

クレジットカード会社によって、どのような方法でクレジットカードが送られてくるかは異なります。

 

ここでは、クレジットカードがどのような方法で送られてきて、バーチャルオフィスが、どのように対応するかについて解説します。

転送不要の簡易書留郵便で送られてきた場合

転送不要(てんそうふよう)とは、郵便物の宛先住所に宛名の人が居住していない場合、差出人に返還することです。

 

転送不要の簡易書留郵便を受け取ってくれないバーチャルオフィスもあり、その場合、バーチャルオフィスは、不在票で対応することになることが多いのですが、バーチャルオフィスによって異なるため、確認しておきましょう。

 

当店ブルームでは、簡易書留郵便を当店の利用者の方に代わって、受け取ることができるため、非常に便利です。

 

不在票対応になった場合、不在連絡票を持って郵便局の窓口に行って、本人確認書類を提出すれば、受け取ることができます。

 

転送不要の簡易書留郵便で送られてくるクレジットカードを、以下に挙げます。

 

※状況が変わっている場合がありますので、申し込み前に、クレジットカード会社に問い合わせをしましょう。

 

・JCBカード

・楽天カード

・アメックス

・ダイナース

・三井住友VISAカード

・アメリカン・エキスプレス (法人の場合になります)

・オリコカード (本人確認が取れた場合のみ)

 

法人カードは、法人の住所宛てに、転送不要の簡易書留郵便で発送されるため、クレジットカードを受け取ったら、本人確認が完了する仕組みになっています。

セキュリティパッケージや受取人確認配達サービスで送られてきた場合

セキュリティパッケージや受取人確認配達サービスで送られてきた場合は、本人確認が必要となるため、バーチャルオフィスは、不在票での対応になります。

 

契約者が不在連絡票を受け取ったら、再配達による対面での受け取りが可能になります。

 

また、受け取り時に、本人確認書類と印鑑が必要となるため、用意しておきましょう。

 

セキュリティパッケージや受取人確認配達サービスで送られてくるクレジットカードを、以下に挙げます。

 

※状況が変わっている場合がありますので、申し込み前に、クレジットカード会社に問い合わせをしましょう。

 

・アメリカン・エキスプレス (個人事業主の場合、本人限定受取郵便になります)

・オリコカード (本人確認が取れなかった場合、本人限定受取郵便)

 

 

バーチャルオフィスの住所を使ってクレジットカードの申し込みをする時に注意することとは

バーチャルオフィス利用者が、バーチャルオフィスの住所を使ってクレジットカードの申し込みをする場合、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか。

 

以下で注意点について解説します。

クレジットヒストリーに信用問題がない

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンなどのお金に関する申し込みや返済履歴のことです。

 

信用情報機関で記録されているため、クレジットカードやローンの申請時に、情報が照会されます。

 

クレジットカードの申込者が、クレジットカードの利用回数が多くて、期日までに返済できていると、新規クレジットカードの作成がしやすくなります。

 

ですが、以下の場合、新規クレジットカードの作成は難しいです。

 

・クレジットカードを解約した
・クレジットカードが停止されている
・支払い延滞
・奨学金延滞
・携帯電話料金延滞

 

クレジットヒストリーを照会したい場合、下記信用情報機関に手数料を支払うと、ご自身の履歴を送付されます。

 

一般社団法人全国銀行協会の手数料は、1,000円(税込)です。

 

日本信用情報機構の手数料は、1,000円(税込)です。

 

CREDIT INFORMATION CENTERの手数料は、500円(税込)です。

営業の実態が確認できる

法人や個人が営業している実態を確認できないと、法人や個人が実在しているのか疑われてしまい、クレジットカードの審査に通らない可能性があります。

 

法人登記、開業届、定款など営業の実態を確認できるものを提出しましょう。

在籍確認対応をする

クレジットカード会社は、本人確認書類と電話などによる在籍確認で営業の実態を判断しています。

 

在籍確認とは、クレジットカード会社が、申込者の勤務先に電話で問い合わせをして、登録情報が正しいかどうかと在籍を確認することです。

 

クレジットカード会社から電話がかかってきた時に、電話に出て対応できるようにしておきましょう。

 

バーチャルオフィスブルームは、事業用のクレジットカードの受け取りができます

バーチャルオフィスブルームは、スタッフが常駐しているため、簡易書留郵便のクレジットカードだけでなく、不在票も受け取れます。

 

簡易書留の郵便物の受け取りができないバーチャルオフィスもありますが、バーチャルオフィスブルームは、郵便物を受け取れるサービスが充実しているため、安心できます。

まとめ

バーチャルオフィスの住所を利用して、クレジットカードを作成することはできます。

 

ですが、審査を通過するためには、クレジットヒストリーに問題がなかったかどうかや、営業の実態を確認されます。

 

また、クレジットカードは、バーチャルオフィスの住所に届くため、バーチャルオフィスがクレジットカードの受け取りをしているかを、申し込み前に問い合わせておく必要があります。

 

バーチャルオフィスブルームは、クレジットカードなどの郵便物の受け取りや転送サービスを、圧倒的なコストパフォーマンスで提供しています。

 

バーチャルオフィスの検討にあたって何かお困りのことがございましたら、バーチャルオフィスブルームにお気軽にお問い合わせください。

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