ランサーズで個人情報は開示されるの?バーチャルオフィスでプライバシーを保護しよう!
2023.12.17
昨今、マッチングサイトが多く出てきていますが、「ランサーズ」についてご存じでしょうか。
ランサーズは、ランサーズ株式会社によって運営されています。
個人間や個人法人間で請負業務のマッチングサービスを提供しています。
今回は、ランサーズとバーチャルオフィスについて解説します。
ランサーズとは
ランサーズとは、仕事を依頼したい人と仕事を受けたいスキルを持った人を結びつけるクラウドソーシング仕事依頼サイトです。
仕事を依頼したい人(依頼者)はランサーズを通じて依頼でき、仕事を受けたい人(受注者)は依頼通りに仕事をして、納品したら、報酬を受け取れます。
仕事をしてくれる人を自力で探すのはかなり大変なため、ランサーズを利用すると、時間と手間が省けて便利です。
また、報酬はランサーズを介して支払われるため、支払いに関するトラブルを回避することができるでしょう。
ランサーズで仕事を依頼したり、受注できる仕事としては、以下のものが挙げられます。
- システム開発
- ライティング
- 動画作成
- 翻訳
- ・事務作業
- ・
- コンサルティング業
案件数は210万件のため(2022年現在)、ニッチな業務依頼もできるかもしれません。
ランサーズのランク制度
ランサーズには、ランク制度があります。
これまでの実績や条件によって、フリーランスに、下記4段階のランクが付与されます。
・レギュラー
・ブロンズ
・シルバー
・認定ランサー
ランクは評価のため、それだけで仕事の依頼がくるわけではありません。
ですが、ランクが高くなればなるほど、依頼者からの信頼が高まるでしょう。
そうなると、お問い合わせ件数が増えて、案件を獲得できるチャンスが出てくるため、案件を増やしたいのであれば、よりよいランクを獲得できるようにするといいでしょう。
ランサーズを利用する時の手順
ランサーズで仕事を依頼したり、仕事を受ける時、どのような手順で進めるのでしょうか。
以下で見てみましょう。
依頼者の手順
ランサーズで仕事を依頼する場合、まず、どのように依頼するのかを決めます。
依頼方法は、以下の3つがあります。
①パッケージ
依頼者は、依頼内容にあったパッケージ選びます。
パッケージとは、フリーランスが、業務内容、納期、価格などをまとめて設定した商品のことです。
フリーランスから見積りの連絡が来ますが、それに了承できたら、仮払いをして納品を待ちます。
②募集
依頼を登録すると、依頼内容を確認した複数のフリーランスが見積りを提案します。
依頼方式は、プロジェクト方式、コンペ方式、タスク方式があります。
③直接依頼
お仕事を依頼したことがあるフリーランスやお仕事を依頼したいフリーランスに直接依頼をします。
依頼方法には、固定報酬、時間報酬、月額報酬があり、この中から1つ選んで依頼をします。
上記3つのどの依頼方法であっても、正式に依頼をするときに、報酬の仮払いをしなければいけません。
納品された物の修正を済ませて、業務が完了したら支払いが確定し、受注者は報酬を受け取ることができます。
また、何回修正をしても納品物が依頼通りに上がってこない場合、依頼をキャンセルすると、報酬の支払いをする必要がなくなります。
受注者の手順
仕事を受注するには、以下の方法があります。
①依頼者が直接仕事の依頼をする
依頼者が直接仕事の依頼をする場合、依頼内容に承諾できたら、手続きをします。
そして、依頼者が仮払いをしたら仕事に取りかかります。
納品物を修正して、仕事が完了したら、報酬が支払われます。
②公募に対して見積りを提案する
公募については、ランサーズのサイトにある、カテゴリーなどで案件を絞り込みます。
見積りや作品の提案をする場合、依頼者が見積りや提案に合意したら、承諾の手続きをします。
納品物を修正して、納品したら、完了報告をして報酬を受け取ります。
・簡単な作業をする
簡単な作業の場合、検索をして気になる案件があれば、そのまま作業ができます。
依頼通りにブログ記事の執筆や領収書の仕分けなどを行い、納品すれば完了です。
作業が承諾されたら報酬が支払われます。
ランサーズを利用すると、個人情報が公開されるの?
結論からお伝えしますと、ランサーズを利用すると、個人情報が公開されます。
ランサーズでは、契約書・納品書・請求書を作成することになっており、そこに作成者の住所を記載する必要があります。
書類に住所を書かなくても、法律上、その書類は有効です。
ですが、住所を記載しない書類は通常ありませんので、依頼者が不信感を持つ可能性があるでしょう。
書類に住所を記載してしまうと、個人情報を依頼者に知られるため、プライベートの保護の観点から、不安を感じる方もいるでしょう。
ですが、工夫をすれば、そのような不安を解消することができます。
書類に記載する住所は、自宅住所である必要はありません。
つまり、仕事のために借りた住所を記載することができるのです。
バーチャルオフィスでは、仕事用の住所を貸し出しているため、バーチャルオフィスで住所を借りて、その住所を書類に記載すればいいでしょう。
プライバシーを保護するために、ランサーズで仕事を受ける前に、バーチャルオフィスから仕事用の住所を借りておきましょう。
バーチャルオフィスを利用して個人情報を守ってランサーズの仕事をしよう!
バーチャルオフィスを利用して個人情報を守りながらランサーズの仕事をされている方は、たくさんいます。
では、バーチャルオフィスとはどういうものなのか、以下で解説します。
バーチャルオフィスとは
バーチャルオフィスとは、仕事用の住所を貸し出すサービスのことです。
つまり、住所を貸しているだけのため、賃貸オフィスのようなオフィススペースはありません。
ランサーズに登録しているフリーランスは、自宅で仕事をしている方が多いため、賃貸オフィスを借りずに、バーチャルオフィスで住所を借りて、プライバシーを守りながら、お仕事をされています。
バーチャルオフィスで利用できるサービスとは
バーチャルオフィスで利用できるサービスには、住所利用のサービスの他に、郵便物転送・法人登記といった仕事に必要なサービスを提供しています。
バーチャルオフィスを利用するメリットとは
自宅で仕事をしているフリーランスがランサーズで仕事を受けると、自宅住所を公開する必要が出てきます。
ですが、バーチャルオフィスを利用すると、自宅住所を依頼者に公開しなくて済み、プライバシーが保護されます。
これは、バーチャルオフィスの大きなメリットです。
また、コストを大幅に削減できることも、大きなメリットの1つです。
例えば、東京で賃貸オフィスを借りると、家賃が1か月10万円はかかります。
ですが、バーチャルオフィスの利用料金は、1か月300円~のため、負担にならないでしょう。
ランサーズ利用者におすすめなバーチャルオフィス「ブルーム」
ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所を、業界最安値の月額300円~、貸し出しています。
ランサーズを利用しているフリーランスは、ブルームの住所を契約書などの書類に記載することができます。
都心一等地にオフィスの住所があると、依頼者からの信用度が上がり、依頼件数が増えることにつながります。
ランサーズを利用しているフリーランスは、ブルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。