ネットショップの開業の準備やメリットなどについて解説
2023.12.28
ネットショップ開業のためのサービスが豊富に存在するため、自分にあったネットショップを簡単に作ることができるようになりました。
インターネットに関する専門知識がなくても、ネットショップを作れるため、個人でネットショップを開業する人が多く見られます。
今回は、ネットショップの開業の準備や手軽に開業できる理由などについて解説します。
ネットショップが手軽に開業できる理由
では、まず初めに、ネットショップが手軽に開業できる理由について解説します。
個人でもすぐに開業できる
ネットショップを開業するための方法は、多種多様です。
オンラインによって、ネットショップ開業手続きをするため、その日にネットショップを開店することも可能です。
個人であっても、法人であっても、ネットショップを開業できますが、特定商取引に基づく表記という法律によって、サイト上に、事業者名や住所などを記載することが義務づけられています。
記載がないと、ネットショップをオープンできませんので、注意しましょう。
自宅をネットショップとして開業する場合、自宅住所をサイト上に記載しなければいけないため、自宅住所が不特定多数の人にばれてしまうことに抵抗を感じる方もいるでしょう。
そのような方には、バーチャルオフィス「ブルーム」を利用することをおすすめします。
ネットショップを1から自分で作る必要がない
以前は、ネットショップを作るとなると、サイトのデザインから決済方法の導入など、すべてのショップ構築を自分でする必要がありました。
ですが、近年、ショッピングカート(ASP)ができたため、全作業を自分でする必要がなくなり、短期間でネットショップを開業できるようになり、さまざまなシステムも充実してきています。
デザインの豊富なテンプレートを選んで、ショップデザインをすることもでき、専門的な知識がなくても、気軽にネットショップが開業できる環境が整っています。
無料でネットショップを開業できるサイトがある
実店舗と異なり、ネットショップは、初期費用をかけずに開業できるメリットがあります。
スモールスタートしたい方には、Yahoo!ショッピングやメルカリShopsといった、無料で開業できるモールに出店するといいでしょう。
さまざまな決済方法を選ぶことができる
キャッシュレスで商品を購入する方が増えたため、支払い方法もたくさんあります。
そのため、たくさんの決済方法が利用できると、ユーザーは注文をしやすいため、売り上げが上がる要因になるでしょう。
決済方法としては、以下の方法があります。
・クレジットカード払い
・銀行振込
・コンビニ払い
・ID決済
・スマホ決済
・キャリア決済
・代金引換
できるだけ多くの決済方法があると、集客に結びつくでしょう。
ネットショップ開業のための下準備
ネットショップ開業には、事前に下準備をすることが重要です。
下準備をしっかりやっておくと、売上につながりやすくなるからです。
では、ネットショップ開業にあたって、どのような準備をすればいいのか、以下で見てみましょう。
ショップのコンセプトを明確にする
内装や外観でショップイメージやコンセプトを伝えることができる実店舗と異なり、ネットショップは、イメージやコンセプトを伝えることは難しいです。
まずは、ネットショップのコンセプトを明確に決めましょう。
そこから、コンセプトに合った商品を仕入れると、お客様にショップのコンセプトや魅力をアピールしやすくなるでしょう。
マーケットや競合他社をリサーチする
売れる商品を仕入れるためには、市場や社会で何が求められているのかを熟知したり、他社との差別化をする必要があります。
そのため、市場や競合他社を徹底的に分析し、他社が真似できない魅力を持った商品を仕入れるといいでしょう。
市場にあふれている商品は、なかなか売りづらいです。
そのため、そのような市場で勝負するのではなく、チャンスのある市場で、お客様のニーズにアプローチする方法をおすすめします。
予算を決める
商品を仕入れると、仕入れ代がかかります。
また、在庫が増えると、資金繰りが危なくなります。
そのため、仕入れに使える予算を決めておきましょう。
予算の範囲で仕入れをして、在庫切れや在庫過剰にならない量の商品数を保持していれば、機会損失や在庫コストの増加といったリスクを防ぐことができます。
ネットショップの仕入れをするための注意点
ネットショップは、気軽に開業できますが、予算を考えないで仕入れをすると、売れなかった時に在庫を抱えることになります。
そのようなことが起きないように、仕入れをする際に気をつけておきたいポイントをしっかり押さえておきましょう。
少量から仕入れる
仕入れを始めた当初は、何が売れるか把握できません。
資金があるだけ、たくさん仕入れてしまうと、売りさばけず、大量の在庫が残ってしまい、赤字になります。
そのため、ネットショップ開業当初は、少量でさまざまな種類の商品を仕入れることをおすすめします。
無在庫販売ができる場合、それを利用できると、より良いでしょう。
どんな商品が売れるのか、売れ筋の傾向が掴めたら、少しずつ仕入れの量を増やすといいでしょう。
利益の出る価格で仕入れる
仕入れは、商品を販売して利益を出すことが目的のため、利益が出る価格で商品を仕入れる必要があります。
安く仕入れて高く売ると利益が出るため、いくらで仕入れると利益が出るのかを計算しておきましょう。
使用期限(賞味期限)がある商品は、できるだけ仕入れない
使用期限(賞味期限)がある商品は、販売期間が限られます。
例えば、食品や飲料、植物、乾電池、カレンダーなどに使用期限があります。
販売期間が短いと、在庫になった時に、それがそのまま赤字になるため、ネットショップ開業当初で、売り上げが不安定な時は、このような商品の仕入れは止めたほうがいいでしょう。
転売禁止商品に注意する
転売は、法律上、問題ありません。
ですが、転売禁止されている商品もあるため、販売前に確認したほうがいいでしょう。
また、中古品を販売する場合、古物許可を取得しなければいけません。
審査の際に、許認可証の画像を提出する必要があるため、忘れないようにしましょう。
販売してはいけない商品や許可が必要な商品に注意する
商品によっては、販売にあたって免許の取得や公的機関の許可がないと、販売できない商品があります。
例えば、酒類、医薬品や健康食品の販売には免許や許可が必要になります。
海外で販売する場合にも、食品や化粧品など、国ごとに輸出が規制される品目があります。
また、輸入品も、販売ができない商品や、許可が必要な商品があるため、輸入前に確認しておきましょう。
海外仕入れをする際には、手続きや税金に注意する
海外から商品を仕入れる場合、国内で仕入れる時の手続きや税金に関する規定が異なります。
例えば、検疫や許可が必要だったり、海外の仕入れ先と外国語で交渉しなければいけないため、仕入れ未経験の方には向かないでしょう。
また、海外から商品を輸入すると、輸入品に対して関税がかかります。
商品代金以外に、送料、輸入関税などがかかり、コストが高くつくかもしれないため、予算に収まるのかシミュレーションしておくといいでしょう。
さらに、発注から受け取りまでに時間がかかるため、納期を長めに設定する必要があるでしょう。
ネットショップ開業には、バーチャルオフィス「ブルーム」を利用しよう!
上記で記載しましたが、ネットショップを開業すると、法律上、事業者の住所を記載する必要があります。
自宅でネットショップを運営する場合、自宅住所をサイト上に記載しなければいけないため、不特定多数の人に、自宅住所が知られてしまい、プライバシーを守ることができません。
そのため、そのようなリスクを回避するために、バーチャルオフィス「ブルーム」を利用することをおすすめします。
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ブルームの住所を、ネットショップの住所として、サイト上に記載すれば、自宅住所を知られず、安心して、ネットショップ運営ができます。
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プライバシーを守りながら、ネットショップを運営したい方は、ブルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。