コラム

テレワークにおける残念な上司とは?

2023.03.09

お互いの姿が見えないテレワークでは、対面での会話や電話から、メールやチャットなどにコミュニケーション方法が変わるため、上司と部下の関係性も大きく変わる可能性があります。

 

コミュニケーションの質や量が落ちないようにするために積極的に声かけをしても、状況が好転せずに悩んでいる管理職も少なくないようです。

 

今回は、テレワークがうまくいかない上司の特徴について解説します。

 

テレワーク下における残念な上司の特徴とは?

テレワークがうまくいかない上司には、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

クイックレスポンスができない

テレワークでは、メールなどへの迅速な返信は業務を円滑にする重要なポイントです。

 

職場であればメールやチャットの返信が遅くても、上司の様子を見て「すぐに返事をもらうのは難しそう」と判断できます。

 

ですが、テレワークでは、上司の様子が見えないので、返信が遅いと「嫌われているのでは?」と思われてしまう可能性があります。

 

上司の判断が必要な時や納期が近い時は、部下は大きなストレスを感じてしまいます。

 

テレワークでは、クイックレスポンスを意識するように心がけましょう。

説明がわかりづらい

テレワークでは、上司の説明がわかりづらいと、部下は業務を円滑に進めることができずストレスになってしまいます。

 

業務の背景や求められるアウトプットの説明がなかったり、曖昧な指示になっていたりすると、仕事が非効率で、進捗が遅れてしまいます。

部下の仕事ぶりを見ていない

テレワーク中は、部下の仕事ぶりを評価するための情報が少なくなります。

 

表面的な成果ばかりが評価されたり、担当業務以外の目に見えない貢献が見落とされることが、部下のモチベーション低下につながることもありますので注意しましょう。

部下に仕事を任せられない

上司が、部下を過剰なほど管理することも、部下のモチベーションを下げる原因の1つです。

 

部下に仕事を任せられない上司は、部下を育てる、会社全体の生産性を高めるといった管理職としての意識に問題があると考えられます。

 

テレワーク中の部下の仕事ぶりはわかりにくいので、詳細な連絡を求めることはマネジメントをする上で、重要です。

 

ですが、度が過ぎると、部下は、上司への対応のために時間が取られるとか、信用されていないと感じてしまうので注意する必要があります。

テレワークでのマネジメントのポイントとは?

テレワーク導入後も、高い生産性を保っている企業は、上司がしっかりとテレワークに対応したマネジメントを行っているという共通点があります。

 

では、テレワークにおけるマネジメントのポイントについて見ていきましょう。

部下と業務以外でもコミュニケーションを取る

上司と部下の関係を良好にするには、コミュニケーションの質と量が重要です。

 

業務以外にもコミュニケーションの機会を作ると、コミュニケーションが改善されてマネジメントがよりよく機能するようになります。

レスポンスを早くする

部下から連絡が来たら、できるだけ早く返信することを心がけましょう。

 

万一返信が遅れそうであれば、明日までに連絡するといった一言を添えるなど、状況をきちんと伝えることが重要です。

的確に指示をする

コミュニケーションの量が保たれているのであれば、質を高めるといいでしょう。

 

上司の指示が的確であると、部下は仕事の目的が把握しやすくなり、仕事に対して意欲的になります。

 

具体的には、指示を出すときに、「What(何を)、Why(なぜ)、Who(だれに)、When(いつ)、Where(どこで)、How(どのように)」の、いわゆる5W1Hをはっきりと伝えるようにしましょう。

部下にあわせて対応する

テレワークでは、オフィスと比べて管理が行き届かないところがあるため、各従業員の仕事に対する姿勢や業務上のスキルが求められます。

 

ですが、従業員の能力はそれぞれ違うため、同じように要求するのは間違っています。

 

また、テレワークではワークライフバランスにも配慮する必要があり、子育てや介護などとの両立を目的としている人もいますので、上司からの頻繁な連絡がワークライフバランスの実現を妨げることがあるので注意しましょう。

テレワークでの上司と部下のコミュニケーションのポイントとは?

テレワーク下での、上司と部下のコミュニケーションを実現する方法をとして、どんなものがあるか見てみましょう。

電話・チャット・メールを使う

テレワークでは、電話・メール・チャットがコミュニケーションツールとしてよく使われていますが、これらを正しく使い分けることで、コミュニケーションがスムーズにいくでしょう。

 

急ぎの場合は、すぐに回答をもらえるので、電話をするといいでしょう。

 

ですが、電話は、相手の時間を奪ってしまうのがデメリットです。

 

逆に、メールは、相手の状況を気にせず、メールを送信でき、履歴が残るのがメリットですが、急ぎの用件には向きません。

 

チャットは、メールよりもスピーディーなやりとりができるように工夫されたツールです。

 

ですが、情報量が多い場合は不向きといったように、それぞれに、メリットとデメリットがあるので、ツールのメリットやデメリットを理解し、相手や目的、状況にあわせて適切に使い分けるようにしましょう。

ツールを活用する

テレワークのマネジメントとして、ツールをうまく活用することがポイントになります。

 

チャットツール、ビデオ会議ツール、プロジェクト管理ツールなどが、テレワーク用のツールとして、よく利用されています。

 

他には、チームの業務スケジュールを共有することで、お互いのスケジュールに配慮した業務が可能になるカレンダーツールがあります。

 

まとめ

新たなツールの利用は、コストやルール整備、操作方法の習得といった課題がありますが、少しずつ進めていくと生産性の高いテレワーク環境が構築できます。

 

テレワーク下のマネジメントやコミュニケーションでは、オフィス勤務とは異なりますので、部下の管理や関係について、気になることがある場合、上記内容を見直してみるといいでしょう。

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