納期遅延のお詫びメールの書き方と例文
2024.08.17
納期を守ることは、取引先との信頼関係を崩さないためにも、ビジネスマナーの基本です。
自社や自分のミスでなかったとしても、何らかの事情で納期に間に合わないこともあるでしょう。
ですが、信頼関係を維持するために、不測の事態に備えて、冷静な対応ができるような準備が必要です。
今回は、納期遅延のお詫びメールの書き方と例文をご紹介します。
納期遅れメールとは
納期遅れメールを送る時とは
では、どんな時に、納期遅れメールを送るのでしょうか。
以下で見てみましょう。
ミスがあった時
自然災害や事故があった時
予想以上の注文があった時
ストライキがあった時
納期遅れのお詫びでトラブルを回避するポイントとは
納期遅延によるトラブルを回避するためには、以下のポイントに注意して、メールを作成する必要があります。
納期に間に合わないと分かったら、すぐに連絡する
納期に間に合わないことがわかったら、すぐに連絡しましょう。
早急な連絡をすることによって、取引先が状況を理解し、スケジュールを再調整するための時間を持てます。
逆に、納期遅れの連絡を先延ばしにすると、取引先は、不満や不信感を高めてしまうでしょう。
言い訳をしない
納期遅延に対して、自分や自社に非がなくても、言い訳をしないで、誠意を持って謝罪しましょう。
自然災害や第三者の過失によって、納期遅延が起こった場合、取引先からすると、納品されない不便さの方が大きな問題です。
遅延理由を言い訳にして責任逃れをするのではなく、「どんなトラブルが起こって、どのように解決に向けて動いているか」を伝えることが重要です。
誠意を持って謝罪する
納期遅れのお詫びをする際には、誠意を持って謝罪しなければいけません。
丁寧な謝罪の言葉を選んで、取引先に深い配慮と理解を示すと、取引先の不満や怒りを和らげることができるでしょう。
取引先の不便や損害を真摯に受け止める姿勢を見せましょう。
納期遅れの原因と現状を説明する
調整後の納期を伝える
納期遅れをお詫びする時には、謝罪だけでなく、調整された納期を伝えましょう。
この納期は実現可能なものである必要があります。
同じ納期遅延を繰り返さないように、慎重に新たな納期を決めましょう。
新たな納期を承諾してもらったら、感謝を伝える
取引先が、新たな納期を承諾したら、「納期調整にご理解いただき、誠にありがとうございます。ご期待に添えるように、一層努力してまいります。」と感謝の気持ちを伝えましょう。
そうすることで、今後も良好な関係を維持することが期待できるでしょう。
再発防止の改善策を伝える
納期遅れの問題を真摯に解決して、今後の信頼性を確保するために、再発防止策を伝えましょう。
再発防止策を伝えることによって、取引先に対して問題に対する責任感と、同じ問題を未然に防ぐ積極的な姿勢を示せます。
納期遅れのお詫びを伝えるメールの例文
納期遅れのお詫びを伝えるメールの例文をご紹介します。
予想以上の受注があった場合の納期遅延
件名:【重要】納期変更とお詫び
本文:
◯◯株式会社
△△様
いつもお世話になっております。
〇株式会社の△でございます。
〇〇の納期が予定より遅れているため、ご連絡をさせていただきます。
先ほどもお電話でお話しさせていただきましたが、「〇〇」の納期が遅れましたことを心からお詫び申し上げます。
今回の納期遅延の原因ですが、商品が予想以上の売れ行きでして、工場での生産が追いついていない状況になっておりました。
現在は、他工場も稼働し、生産体制は整いましたので、○月○日(○曜)までには納品できる予定でございます。
今後は、このような状況が発生しないよう、在庫管理と供給体制を見直す予定でおります。
新しい納期について、ご都合が合わない場合やご要望がございましたら、お申し付けください。
このたびの遅延について、改めて深くお詫び申し上げます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
自然災害や事故など不測の事態による納期遅延
件名:【重要】納期変更のお知らせとお詫び
本文:
◯◯株式会社
△△様
いつもお世話になっております。
〇株式会社の△でございます。
〇〇の納期が予定より遅れ、◯月◯日(◯)になる見込みのため、ご連絡をさせていただきます。
ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
心からお詫び申し上げます。
納期遅れの原因は、先日の地震による機材の故障で、現在は復旧作業を急いでおります。
今後はこのような状況にも対応できるよう、災害対策を強化する予定でおります。
今後のスケジュールについて、お打ち合わせをさせていただきたいのでございますが、お時間を頂戴できますでしょうか。
お忙しいところを恐縮はございますが、ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。
ミスによる納期遅延
件名:【重要】納期変更のお知らせとお詫び
本文:
◯◯株式会社 △△様
いつもお世話になっております。
〇株式会社の△でございます。
〇〇の納期が予定より遅れ、◯月◯日(◯)になる見込みのため、ご連絡をさせていただきます。
ご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。
深くお詫び申し上げます。
現場での伝達ミスによって、各工程の進行が遅れてしまい、全体に遅延が生じたことが原因になります。
今後はこのようなミスが起こらないように、社内のコミュニケーション体制を見直す予定です。
弊社のミスによる納期遅れのため、早急に対応させていただき、納期に間に合うように進めてまいります。
追加料金は必要ございません。
今後とも、品質と納期の両面でご満足いただけるよう努めてまいります。
何かご不明な点やご質問がございましたら、お知らせください。
このたびの納期遅延につきまして、重ねてお詫び申し上げます。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」
バーチャルオフィスは、賃貸オフィスを借りるよりも大幅にコストがかからないというメリットがあります。
バーチャルオフィス事業者によって、料金設定は異なりますが、月々数千円程度を支払えば、利用できるので、大きな負担にならないでしょう。
ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所をレンタルしているバーチャルオフィスです。
住所レンタルは、業界最安値の月額300円で利用できるため、気軽に副業や起業ができます。
オフィス費用を安く抑えて、一等地住所で事業を行いたい方は、ブルームの利用を検討してはいかがでしょうか。