企業が行う朝礼の目的とその効果について解説
2024.09.13
「朝礼は無駄」と思っている人がいたり、「明日朝礼当番だから、何を話すのか考えないといけない」と朝礼に困っている方もいるでしょう。
ですが、貴重な時間を使って朝礼をするのであれば、ダラダラと事務的に行うのではなく、明確な目的を持ったほうが有意義です。
今回は、朝礼の目的やその効果について解説します。
朝礼の目的とは
朝礼には、どのような目的があるのでしょうか。
以下で見てみましょう。
モチベーションを上げて、いい仕事をするため
朝礼の目的とは、全従業員が、仕事モードに入って、いい仕事をするためです。
出社時に、「だるいなあ…」、「やる気がでない…」という人もいるかもしれません。
そのような場合に、朝礼があると、仕事に取りかからないといけないと気持ちが引き締まる効果が出ます。
朝礼担当者が、「今日も頑張りましょう」と声をかければ、従業員が、意欲的に仕事に取り組める方向づけもできるでしょう。
業務上の注意点を伝えるため
作業をする時に、危険を伴うことがある場合、安全意識を強く持つ必要があります。
朝礼で、業務上の注意点を読み上げると、作業をする際に注意しなければと、注意喚起ができます。
仕事が始まる前に、重要事項の説明があると、それぞれの従業員が「気をつけなければいけない」と意識を強く持てます。
目標を共有するため
企業は、利益を求める集団であるため、売り上げ達成などの目標があります。
朝礼で、目標を共有すると、目標を達成するためには、何をしなければいけないのかを認識できます。
売り上げの数字などを全従業員が共有すると、一丸となって仕事に取り組めます。
朝礼が生み出す効果
朝礼をすると、どんな効果が期待できるのか、以下でご紹介します。
売上に対して意識できる
売り上げを上げたい場合、朝礼で売上数値目標を伝えるといいでしょう。
例えば、前日の売上や来客数がどれだけで、天候や曜日によって数値が変わるのかを明確にして、その数字をあげるには何をしたらいいのかを伝えるのです。
コミュニケーションが活性化する
朝礼を当番制にして、持ち回りで全従業員が担当するようにすれば、従業員間のコミュニケーションの機会を設けることができます。
スピーチをするために、事前に調べて、考えなければいけないため、積極的に事業に関わろうという姿勢を醸成することにも役立ちます。
仕事への準備をするため
朝礼は、一日の仕事の始まりを表し、さあ仕事をしようと、やる気が出るきっかけにもなります。
ポジティブな気持ちで仕事を進めれるように、朝礼を活用するといいでしょう。
目標を明確にするため
お客様から褒められたり、自分の仕事が成果を出すと、うれしい気持ちになったり、ライバルには負けられないというやる気が出て、働くエネルギーのもとになります。
従業員が感じているそのような思いを他の従業員の前で発表すると、従業員の喜びが他の従業員にも波及して、大きな相乗効果が生まれます。
自分の役割を認識して、企業に貢献するにはどうしたらいいかを考えながら、1日の行動目標を明確にすることができます。
成功する朝礼とは
成功する朝礼とは、どのようなものなのか、以下に挙げてみましょう。
従業員が朝礼の目的を理解している
従業員が朝礼の目的を理解していることが大切です。
そうなると、従業員が朝礼をもっとよくするにはどうしたらいいのかを、自発的に考えるようになるからです。
持ち回り制にして、全従業員がスピーチの担当をする
特定の従業員だけが、朝礼当番をしていると、発表しない従業員が出てしまい、モチベーションが下がってしまいます。
朝礼当番を持ち回り制にして、全従業員が参加できるようにしましょう。
ポジティブな発言が多い
朝礼での発言がポジティブだと、従業員のモチベーションが上がります。
そうなると、意欲的に仕事に取り組めるでしょう。
朝礼に参加している従業員が、朝礼担当者の話をよく聞いている
朝礼担当者が話をしている時に、担当者の方に身体を向けて、目を見ながら、相槌を打って聞く従業員が多いと、朝礼がいいものになるでしょう。
そのような状況下では、朝礼担当者が自信を持って話すことができ、ストレスなどの負担を感じにくいので、いっそうポジティブな話をするようになります。
まとめ
漠然と朝礼をしていても、効果は出ません。
従業員のモチベーションを上げて、仕事がスムーズに行われる朝礼になるように工夫をしましょう。
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