初対面でも仲良くなれる会話術とは
2024.09.17
どの職場でも、誰とでも仲良くできる人っていますよね。
周囲の人と仲良くできると、仕事がスムーズに行えたり、職場で居心地のよさを感じるでしょう。
ですが、そのような人は、そんなに多くいません。
今回は、人と仲良くなるための会話術をご紹介します。
バックトラッキング
バックトラッキングとは、相手の話を繰り返すことです。
いわゆる、オウム返しのことです。
以下で例を挙げてみましょう。
「昨日、スカイツリーに行ったよ」→「スカイツリーに行ったんだ」
バックトラッキングは、相手の言葉を繰り返すだけですが、相手に、「自分の話をよく聞いてもらっている」という安心感から、好感や親密感を与えることができます。
バックトラッキングをする際のポイント
バックトラッキングでは、会話の中で繰り返される言葉や強調している言葉を、相手に繰り返し言います。
例えば、「あの動物園に、しゃべるオウムがいるのを知ってる?」→「しゃべるオウム、いるよね!」
話者が繰り返し話していることを、聞き手がバックトラッキングすると、話者は、自分が伝えたかったことが伝わったと感じます。
バックトラッキングの効果
バックトラッキングをすると、自分が相手のペースに合わせて相手の話をよく聞いているということを伝えることができます。
そうすることによって、相手は、安心感や信頼感を感じることができます。
ネームコーリング
ネームコーリングとは、会話の中に、相手の名前を入れることです。
例えば、お礼を言いたいときは、「ありがとう」ではなく、「〇〇さん、ありがとう」と名前をプラスすることです。
相手の名前入れると、心の距離が縮まって、親密さが増します。
相手を呼び止める場合や、名指しをする場合は、ネームコーリングと言いません。
ネームコーリングの効果
名前を呼ばれると、相手への好感度が上がります。
名前を呼ぶことは、自分を知ってくれていると相手に感じさせるため、相手をよく思う傾向があります。
信頼関係を築きたい時や関心を寄せてほしい時に、効果があります。
ネームコーリングをしないほうがいい場面
ネームコーリングは、あらゆる時に効果があるのではありません。
相手を注意する時は、ネームコーリングをするのをやめましょう。
否定的なシーンで、自分の名前が呼ばれると、自分の名前と否定的な内容が結びついてしまい、自分が非難されたと感じてしまうからです。
また、連発するのはやめましょう。
連発すると、違和感が出てしまい、かえって逆効果になってしまいます。
敬語を減らす
敬語を使わないことも、方法の1つです。
敬語を使うと、よそよそしい話し方になるので、心の壁ができて心の距離が縮まりません。
また、ニックネームで呼ぶのもいいでしょう。
「〇〇さん」「〇〇くん」と相手のことを呼ぶと、敬語を使いがちになりますが、ニックネームで呼ぶと、敬語を使わなくなるからです。
「急にニックネームで呼んで、相手がびっくりしてしまうのでは?」と心配しているのであれば、 「ニックネームで呼び合いませんか?」と聞いてみるといいでしょう。
ですが、上司には敬語で話し、ニックネームで呼び合うことはやめましょう。
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