コラム

営業メールの書き方とは?営業メールの書き方のコツなどについて解説 [例文つき]

2024.10.08

営業メールは、新規顧客を獲得するために大切なツールです。

 

というのも、電話営業や飛び込み営業と比べると、相手にかかる負荷が少ないからです。

 

せっかく営業メールを送るのであれば、確実に商談につなげたいものですよね。

 

今回は、営業メールを書く時のコツなどについて解説します。

営業メールを書くときのコツ

営業メールで確実な商談につなげるためには、コツを押さえる必要があります。

 

では、具体的に見てみましょう。

メリットがわかりやすい件名をつける

営業メールは、件名で開封してもらえるかどうかが決まることがよくあります。

 

そのため、営業メールが開封されるためには、ひと目でその営業メールを読むメリットがわかる件名にする必要があります。

 

以下に例を挙げてみましょう。

 

・導入実績〇〇社達成!記念キャンペーンのご紹介
・【無料トライアル実施中!】初回ご購入の方を対象とする特別価格のご案内

 

「○○実績No.1」といったNo.1表記については、優良誤認表記や景品表示法に抵触する可能性があるため、極力避けたほうがいいでしょう。

 

どのような件名をつけたらいいかわからない場合は、「4Uの原則」を意識してみましょう。

 

4Uの原則は、「Urgent(緊急性)」「Unique(独自性)」「Ultra-specific(超具体的)」「Useful(有益性)」の頭文字を取ったもので、これらを件名に入れると、開封率は格段に上がるとされています。

開封されやすい曜日や時間帯を意識する

営業メールは、相手の都合のいい時間に見れる点がメリットです。

 

ですが、深夜や早朝などの業務時間外に営業メールを送ると、迷惑になることがあります。

 

そのため、企業の業務時間中に送るようにしましょう。

 

業務開始直後や終業直前、お昼休みは、メールが開封されやすい時間帯ですので、まずは、この時間帯に送ってみましょう。

 

また、休前日や休日明けの月曜日は避けるほうがいいでしょう。

 

業界や業種によって異なる繁忙期や忙しい時間帯を調べておくことをおすすめします。

 

メルマガは、通勤時間帯やお昼休みが終わってすぐなど隙間時間を狙って配信すると、開封率が上がる傾向があります。

営業メールの経緯を書く

知らない人からいきなりメールが来ると、不信感を持つ人もいるでしょう。

 

そのため、新規開拓の営業メールでは、メールで連絡した経緯を書いて、相手の警戒感をなくしましょう。

 

「〇〇を拝見した」「〇〇にご参加いただいた」「〇〇の時にお名刺をいただいた」といったように、どのような関係性なのかを伝えて、自己紹介をします。

 

そうすると、相手は、どうしてこのメールが送られてきたのか、送信者は誰なのかを判断しやすくなります。

わかりやすくするために箇条書きにする

営業メールが長文になっていると、相手は、「何が言いたいんだろう」と、要点が掴めません。

 

そのため、わかりやすく書くことが大切です。

 

箇条書きや改行を使って、相手が理解しやすい文面を作成しましょう。

 

改行の位置は、全角で20~30文字程度、100~200字程度で段落を分けるといいとされています。

アクションを明確にする

メールを読んだ後、相手にしてほしいアクションを明確にすると、次につながりやすくなります。

 

例えば、「興味をお持ちいただいた場合は、本メールにご返信ください」「下記URLからお申込みください」などが挙げられます。

営業メールの作成を効率化するには

営業メールを効率的に作成するためには、どのような工夫をすればいいのでしょうか。

 

では、営業メールをより効率化させる方法について解説します。

定型的な対応を自動化する

お問い合わせや資料請求フォームを送信する際には、自動応答メールを設定しておくと、自動的に受け付けたということを相手に通知できます。

 

毎回自分でメールを送信する手間を削減できるので、できるだけ自動化するようにしましょう。

テンプレートを使う

テンプレートに本文を当てはめると、メールの作成に時間をかけずに済みます。

 

また、すでにできあがっている内容を編集するとメールが作成できるので、ミスを減らすこともできるでしょう。

 

ですが、テンプレートを使いまわす場合は、宛先や企業名を間違えたり空欄になったりしないように注意が必要です。

アタックリストを事前に作成しておく

営業メールを効率的に送るためにも、事前にアタックリストを作成しておくといいでしょう。

 

送り先を探すには時間がかかるため、営業メールを送る前に準備しておくとスムーズに進められます。

 

営業メールの例文

ここでは、営業メールの例文を、シチュエーションに分けてご紹介します。

アポ獲得を目指す営業メール

件名:面談のお願い 【株式会社〇〇 〇〇 (自分の氏名)】

 

本文:
株式会社〇〇 〇〇部
ご担当者様

 

初めてご連絡いたします。

 

〇〇株式会社 営業部の〇〇と申します。

 

この度、貴社のホームページを拝見し、貴社の〇〇という事業において、弊社の製品がお役に立てるのではないかと思い、ご連絡を差し上げました。

 

弊社は、〇〇のサービスを提供しており、以下のような課題の解決をサポートすることができます。

 

・課題解決A

・課題解決B

・課題解決C

 

このサービスをご活用いただくことにより、貴社の課題を解決することが期待できます。

 

また、弊社の〇〇(サービス名)は、〇〇〇件以上のお客様に導入いただいた実績があり、多くのお客様からご評価いただいております。

 

[導入企業例]

・A社

・B社

・C社

 

弊社では現在、人気サービスである〇〇を期間限定価格でご提供しています。

 

期限は〇月〇日までとなっております。

 

通常よりも〇〇%お安くなっていますので、毎月ご購入いただくよりも最大〇〇%コストを削減できます。

 

お支払いや納品について柔軟な対応も可能でございます。

 

もしご興味がございましたら、一度ご説明をする機会をいただきたく、下記の候補の中から、ご都合の良い日時をご教示いただけますでしょうか。

 

<候補日程>

x月x日(○)10:00〜14:00

x月x日(○)11:00〜14:00

x月x日(○)13:00〜17:00

 

お忙しいところ恐縮ではございますが、ご興味がありましたら、このメールにご返信いただけますでしょうか。

 

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社〇〇
営業部 〇〇〇〇
住所:〒***-****東京都新宿区西新宿****-****
TEL:03-****-**** / FAX:03-****-****
URL:https://www.*******.co.jp/
Mail:****@***.co.jp

新規営業メールの例文

件名:〇〇システムのご案内【株式会社〇〇 〇〇 (自分の氏名)】

 

本文:
株式会社〇〇
ご担当者 様

 

初めてメールをいたします。

 

〇〇という製品を販売しております、株式会社〇〇 〇〇部の〇〇と申します。

 

突然のご連絡で恐縮ではございますが、ぜひ当社との新規お取引をご検討いただきたくご連絡を差し上げました。

 

当社は、〇〇というシステムを提供しております。

 

〇〇を導入していただくと、貴社の経理業務の大幅な効率化が期待できます。

 

ぜひ貴社へお伺いし、当社の製品をご紹介させていただきたく思っております。

 

当社の事業内容につきましては、PDFにて資料を添付させていただきます。

 

ご多忙の中とは存じますが、詳細をご希望の場合はお返事をいただけますと幸いでございます。

 

略儀ではございますが、まずはメールにてご挨拶申し上げます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社〇〇
営業部 〇〇〇〇
住所:〒***-****東京都新宿区西新宿****-****
TEL:03-****-**** / FAX:03-****-****
URL:https://www.*******.co.jp/
Mail:****@***.co.jp

既存顧客への営業メールの例文

件名:新サービス〇〇開始のご案内【株式会社〇〇 〇〇 (自分の氏名)】

 

本文
株式会社〇〇
〇〇様

 

いつも大変お世話になっております。

 

株式会社〇〇の〇〇です。

 

この度、弊社が「〇〇」という新サービスを提供いたしましたので、ご連絡を差し上げた次第です。

 

貴社の〇〇事業が目指す〇〇という目標達成にお力添えができるのではと存じております。

 

無料トライアルもご用意しておりますので、ぜひご利用いただき、ご活用の場があるようでしたら、詳しい導入のご案内をさせていただきたく思っております。

 

お申し込みは、下記のURLからご確認ください。
URL:xxxxx.com

 

また、PDFでサービスの詳しい資料を添付いたしますので、ご覧いただけますと幸いでございます。

 

ご不明点等がございましたら、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。
xxxxx@xxxx.com

 

今後とも、何卒よろしくお願いいたします。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社〇〇
営業部 〇〇〇〇
住所:〒***-****東京都新宿区西新宿****-****
TEL:03-****-**** / FAX:03-****-****
URL:https://www.*******.co.jp/
Mail:****@***.co.jp

商品提案を行う営業メールの例文

件名:新商品〇〇のご案内【株式会社〇〇 〇〇 (自分の氏名)】

 

本文:

株式会社〇〇

ご担当者様

 

突然のご連絡失礼いたします。

 

株式会社◯◯で◯◯を担当しております、◯◯と申します。

 

この度、弊社の製品をサンプルとして◯◯様にお使いいただけないかと思い、ご連絡差し上げました。

 

今回ご提案するのは、弊社の新商品「◯◯」でございます。

 

この商品は、◯◯や、◯◯ができるという特長がございます。

 

◯◯様にご使用いただき、品質等を評価していただけるようでしたら、是非、貴社でのお取り扱いをご検討いただきたく思っております。

 

前向きなお返事がいただけるようでしたら、すぐにサンプルの手配をいたします。

 

ご多忙中に大変恐縮ではございますが、後日、改めてご連絡差し上げますのでご回答いただければ幸いです。

 

下記Webサイトから、詳細な商品説明をご確認いただけます。

 

https://xxxxxxxxx.xxx.co.jp

 

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社〇〇
営業部 〇〇〇〇
住所:〒***-****東京都新宿区西新宿****-****
TEL:03-****-**** / FAX:03-****-****
URL:https://www.*******.co.jp/
Mail:****@***.co.jp

セミナー参加を促すメールの例文

株式会社〇〇

〇〇様

 

いつもお世話になっております。

 

〇〇株式会社の〇〇です。

 

この度、弊社主催で「〇〇」というセミナーを開催する運びとなりました。

 

先日、〇〇にお困りであると伺いましたので、お役に立てるのではないかと思い、ご連絡を差し上げた次第です。

 

当日は、〇〇の専門家をお招きして、〇〇についてご説明する予定となっております。

 

ご興味がおありでしたら、ぜひご参加ください。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【セミナー名】

 

日時:〇月〇日(〇曜日) 10:00〜12:00(受付開始9:30〜)

場所:会場名

定員:〇〇名

受講料:〇〇円

支払い方法:クレジットカード、または、銀行振り込み(〇月〇日までにお支払いをお願いいたします)

主催者:〇〇株式会社

その他注意事項:

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

詳しい内容につきましては、下記案内サイトでご確認いただけます。

https://xxxxxxxxx.xxx.co.jp

 

お手数をおかけしますが、ご出席いただける場合は〇月〇日までにご連絡をいただけますでしょうか。

 

〇〇様のご参加を心よりお待ちしております。

 

ご多忙中とは存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
株式会社〇〇
営業部 〇〇〇〇
住所:〒***-****東京都新宿区西新宿****-****
TEL:03-****-**** / FAX:03-****-****
URL:https://www.*******.co.jp/
Mail:****@***.co.jp

まとめ

営業メールを活用すると、営業の幅が広がり、顧客との距離を縮めることができるため、積極的に活用するといいでしょう。

 

営業メールは、一回で大量にアプローチができる効率的な営業ツールです。

 

ですが、毎日、たくさん届く営業メールの中から相手の興味を引いて、返信をもらうためにはさまざまなポイントを押さえておく必要があります。

 

相手に配慮した営業メールを送って、顧客獲得や売上アップにつなげましょう。

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