コラム

復職の挨拶メールとは?復職の挨拶メールを送る必要性と書き方のポイント[例文つき]

2024.10.14

休職から職場復帰した時、お世話になっていた人たちに挨拶するのがマナーです。

 

といっても、長期休職を取ったことがないと、「どうやって挨拶をすればいいんだろう」と悩んでしまうのではないでしょうか。

 

今回は、復職の挨拶メールを送る必要性と復職の挨拶メールの書き方のポイント、例文について解説します。

復職の挨拶メールとは

復職の挨拶メールとは、病気や怪我などでの療養、産休や介護などで長期休職をしていた状態から復職をする時に、復職した挨拶を関係者に送るメールのことです。

 

社内外を問わず、職場復帰したことを伝える必要がある相手に、復職の挨拶メールを送ります。

 

復職の挨拶メールは、復職する数日前から当日までに送りますが、タイミングに悩む場合には、上司や人事担当者に相談をして送りましょう。

復職の挨拶メールは送ったほうがいい?

結論からお伝えしますと、復職し業務を行う際には、復職の挨拶メールを送ったほうがいいでしょう。

 

挨拶をしないで復職をすると、他の従業員は、礼儀に欠ける人という印象を持ち、不信感を抱く可能性もあります。

 

また、休職していた時に、自分の仕事のフォローをした従業員もいたでしょう。

 

その従業員に、仕事の負担をかけてしまったお詫びや復職することができた感謝の気持ちを伝えることは、大切です。

 

また、復職後の働き方が、以前と変わることもあるでしょう。

 

復職の挨拶メールを送る時に、指導やフォローをお願いすると、復職後の仕事がスムーズに進む可能性が高まります。

復職の挨拶メールを送る時の注意点

復職の挨拶メールを送る時の注意点には、何があるのでしょうか。

 

以下で挙げてみましょう。

休職の詳しい事情は記載しない

復職の挨拶メールには、休職の詳しい事情は記載しません。

 

というのも、そこには、復職後の働き方、お詫びと感謝の気持ちを簡潔に記載するからです。

 

長文になると、伝えたいことがわかりにくくなるので、詳細な休職の事情は記載する必要はありません。

お詫びと感謝の気持ちを伝える

休職をしていた時に、代わって業務を行ってくれたことへのお詫びと感謝の気持ちを伝えましょう。

 

職場の人間関係は大切なため、感謝の気持ちを伝えると、今後の仕事がスムーズに進むでしょう。

ポジティブな気持ちで働くことを伝えると好印象を持たれる

復職前と復職後では、働き方が変わる人もいます。

 

例えば、復職後は、出勤日数や勤務時間が減ることもあるでしょう。

 

ですが、それは会社との話で決まったことですので、他の従業員などに申し訳ないという気持ちを持つ必要はありません。

 

仕事に対してポジティブな気持ちを伝えると、相手に好印象を持たれるでしょう。

復職の挨拶メールの書き方のコツ

多くの人は、仕事の合間などにメールを読みます。

 

忙しい中メールを読むため、伝えたい内容を的確に伝えられるように、簡潔でわかりやすいメールを作成しましょう。

 

では、復職の挨拶メールの書き方のポイントを見てみましょう。

件名に「復職」と記載して、内容がわかるようにする

一日にたくさんのメールを受信する可能性があるため、他のメールに埋もれないようにするために、わかりやすい件名にしましょう。

 

件名には、「復職」や「職場復帰」と入れて、ひと目で内容がわかるようにしましょう。

長文にしない

忙しい合間に、メールを読んでもらうこともあるでしょう。

 

そのため、長文にならないようにしましょう。

 

例えば、「一文に対して一話題にしたり」、「一文は、60文字ほどにする」といったことが挙げられます。

件名に「復職」と記載する

件名に、「復職」や「職場復帰」と記載して、ひと目で内容がわかるようにしましょう。

簡潔に記載する

復職の挨拶メールに記載したい要点を把握して、簡潔でわかりやすいメールを作成しましょう。

 

例えば、以下の項目を記載しましょう。

 

・名前

・復職の日付

・復職後の部署

・復職後の働き方

・復職後のポジティブな気持ち

復職の挨拶メールの例文(社内向け)

復職の挨拶メールの例文(社内向け)をご紹介します。

 

件名:復職のご挨拶 自分の名前

 

本文:

各位

 

ご無沙汰しております。

 

〇〇です。

 

昨年〇月〇日より出産、育児のため休暇を頂いておりましたが、この度、〇月〇日より復職することになりました。

 

休職期間中は、皆様に多大なご負担とご迷惑、また、ご心配をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。

 

皆さまの温かいお心遣いとご配慮のおかげで、無事に復職を果たすことができました。

 

心より、御礼を申し上げます。

 

復職後は〇〇部の所属となり、〇月までは9:00〜15:00までの勤務となります。

 

今後は皆様のお仕事のお力になれますよう、より一層精進しますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

メールでのご連絡となり大変恐縮ですが、取り急ぎ、復職のご挨拶とお礼を申し上げます。

復職の挨拶メールの例文(社外向け)

復職の挨拶メールの例文(社外向け)をご紹介します。

 

件名:職場復帰のご挨拶 会社名と自分の名前

 

本文:

株式会社〇〇
営業部 部長 〇〇様

 

ご無沙汰しております。

 

〇〇株式会社 営業部の〇〇です。

 

長らく休職をしておりましたが、この度、〇月〇日付けで職場復帰をいたしましたことをご連絡申し上げます。

 

今回の休職で、〇〇様には多大なるご迷惑をおかけし、心よりお詫びを申し上げます。

 

貴社のお役に立てますよう、よりいっそうの精進を続けて参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

本来でしたら直接ご挨拶にお伺いすべきところ、メールでのご連絡となり大変恐縮ですが、取り急ぎ復職のご挨拶とさせていただきます。

まとめ

今回は、復職の挨拶メールを送る必要性と書き方のポイント、例文などについて解説しました。

 

復職の際の参考にしてみてください。

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