スタンディングワークとは?
2023.03.18
デスクワークは、一般的に座って仕事をします。
ですが、座りっぱなしのデスクワークによる健康リスクが懸念されて、立った姿勢で仕事をする「スタンディングワーク」用のスペースを設ける企業もあるようです。
スタンディングワークという言葉を聞いたことはあるものの、よくわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回は、スタンディングワークについて解説します。
スタンディングワークとは?
「スタンディングワーク」とは、名前の通り、立ったまま仕事をすることを指します。
一般的には、仕事は、椅子に座ってデスクワークをするとされていますが、座り続けることによって、下半身の血行が悪くなるなど健康リスクや集中力低下の懸念されています。
海外の企業でスタンディングワークが広まっていることや業務をするのに効果的であるという声を受けて、日本の会社でも取り入れる会社が増えていますが、スタンディングワークは、日本国内の企業における、スタンディングワークの導入率は7%しかありませんでした。
ですが、座って仕事をすることのデメリットを補う形として、スタンディングワークが注目されているのです。
座ったまま仕事をするリスクとは?
長時間座ったまま仕事をし続けると、脚の筋肉を動かさないので、下半身の血行が悪くなり、エコノミークラス症候群などになる恐れがあります。
椅子に座る時間が長いと姿勢が悪くなるので、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされているという人も少なくないでしょう。
また、脳梗塞・心臓病・ガンなどを発症するリスクも高まると言われています。
健康リスクのほか、座りっぱなしでいるためにだんだん集中力が低下してくるなど、業務の生産性に関わるデメリットもあります。
座りっぱなしによる健康リスクと生産性の低下の解決策として、スタンディングワークを取り入れる会社が出てきています。
スタンディングワークのメリットとは?
スタンディングワークを取り入れることで、具体的にどのような効果が期待できるのか、メリットについて見ていきましょう。
体に負担がかかりにくい
人間は立っている状態の方が背骨を自然なS字形状に保ちやすいため、長時間座ったままでいると、姿勢が悪くなってしまいます。
立ち座りを繰り返すことで、体にかかる重さを分散でき、体に負担がかかりにくくなります。
集中力を維持しやすくなる
スタンディングワークは、集中力を高める効果があります。
座ってする仕事は、姿勢を安定させることができるため、ランチの後や夕方頃に、疲れが溜まってくると、だんだん集中力が低下してきます。
ですが、スタンディングワークは立った状態であるため、常に緊張した状態が続く点がポイントです。
集中しながら仕事ができる
立って仕事をすると、座っている時とは異なり、適度な緊張感を保ちやすくなります。
立ったり、座ったりを切り替えると、作業モードや休憩モードなど、気持ちのメリハリもつけやすいです。
仕事や作業中の集中力が増し、生産性も上がると言われています。
従業員同士のコミュニケーション機会を増やせる
スタンディングワークを導入することによって、従業員同士のコミュニケーション機会の増加も期待できます。
従来のオフィスワークは、従業員が決まった固定席に座り、勤務中に席の移動をしません。
落ち着いて仕事をすることができますが、同じ部署以外の従業員とのコミュニケーション機会が減るのがデメリットです。
スタンディングワークでは、従業員が立って仕事をするため、他の従業員が近くを通った際に、話しかけることができます。
従業員同士のコミュニケーションを活性化させたい場合に、スタンディングワークは有効な手段になります。
スタンディングワークのデメリットとは?
メリットだけでなく、デメリットもありますので、スタンディングワークのデメリットについて、見ていきましょう。
疲れやすくなる
スタンディングワークは、長時間立って仕事をするので、太ももや足の裏に負担がかかりやすくなるため、慣れていないと、すぐに疲労を感じるかもしれません。
スタンディングワークを導入する際には、立って仕事をする時間を決めておくといいでしょう。
専用デスク購入のための費用がかかる
スタンディングワークを導入する場合、専用のデスクを購入しなければなりません。
オフィスワーク用のデスクと異なり、立った姿勢でも使用できる高さのデスクが必要です。
全従業員用に、新しいデスクを購入すると費用がかさむため、共用スペース用のデスクを購入するといった具合に段階的に導入すると費用を抑えられます。
まとめ
立って仕事をするスタンディングワークは、国内ではまだ導入率が低いものの、IT企業を中心に注目されている働き方です。
スタンディングワークを導入することによるメリットも多く、コミュニケーションの活性化や、集中力の向上も期待できます。
座りっぱなしによる健康リスクを考え、立った状態でも座った状態でもも仕事ができる、スタンディングワークを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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