チームマネジメントについて
2023.03.18
「チームとしての働き方がわからない」「従業員間の関係性が薄くチームとして機能できていない」など、チームメンバーをうまくまとめることが難しく困っている人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、チームマネジメントについて解説します。
チームマネジメントとは?
まず、チームマネジメントとは、チームワークを強化し生産性を高めることによって、目標達成や利益向上を目指すことです。
チームマネジメントは、プロジェクトチームのリーダーや部署の管理職などが中心となって基本的にはおこなわれています。
チームマネジメントの目的は、成果を実現するチームを作ることです。
チームメンバーが、目標に向かってどのようにして課題を解決していくのか考え、実行することが大切です。
上司の指示を待つ、言われてするのではなく、チーム全体が主体的に物事を捉え、考え、アイデアを出し、実行することで目標実現を目指せるのです。
チームマネジメントが必要な理由とは?
では、なぜチームマネジメントが必要なのか、以下に挙げてみます。
生産性の向上
生産性の向上は、チームだけでなく、会社にとっても重要な課題です。
生産性がアップすれば、残業時間の削減や利益の向上も期待できます。
少子高齢化や労働力人口の減少が進むなか、人材を確保できず、生産性向上に悩む企業も多いですが、チームマネジメントは、少ない人材でも生産性を高める手段の1つです。
離職防止
チームマネジメントを適切にすれば、チームメンバー同士の信頼関係が高まり、働きやすさを感じて会社に貢献したいという気持ちが強くなることも期待できます。
多様な人材の活用
チームメンバーに、年齢・性別・国籍などが異なる従業員が在籍しているケースも少なくありません。
労働時間や生活スタイル、価値観などが異なる社員をまとめるには、各従業員の強みを引き出し、協力体制を構築することで、生産性や品質の向上、利益アップなどが期待できます。
リーダーシップに必要な能力やスキルとは?
次に、リーダーシップに必要な能力やスキルは、どのようなものなのか見ていきましょう。
チームリーダーは、リーダシップとマネジメントの2つのスキルが求められています。
リーダシップは技術的なものだけでなく、その人の性格などから生まれるスキルも含みます。
チームマネジメントのスキルは、チームマネジメントの手法を学ぶことで、スキルを身に付けることができます。
チームマネジメントに必要なスキルについては、以下に解説しましょう。
目標設定力
目標設定力とは、目標に対して具体的に何をするべきなのか、全体の目標とチームとしての目標との関係性をメンバーが理解できるように伝える力のことを指します。
企業には目標があり、結果を出すことが求められています。
ですが、企業の全体的な目標は抽象的なことが多いので、理解を促すためには、その目標を自分たちがするべきことと捉え直し、チームメンバーに明確に伝える必要があります。
コーチング力
チームで目標を実現するためにどうしていくのか考える、そのためにはメンバーがどう動くのかその仕組みを作ることもリーダーに求められます。
チームメンバーのよって考え方が違ったり、目標実現のための認識が異なっていれば、成果は得られにくいです。
個人が持っている能力を最大限に発揮できるようなチームづくりを目指すことが大切です。
コミュニケーション能力
チームで円滑に物事を進めるためには、コミュニケーション能力は不可欠です。
コミュニケーション能力が欠けていると 、気持ちが通じ合わなかったり、チームの雰囲気が悪くなったりするだけでなく、チームが崩壊してしまうこともあります。
雑談を含むメンバー同士の会話は、チームを活気づけてくれます。
コミュニケーションは、成果を上げるために必要で、メンバーが相談できるチームでいることが重要です。
率先垂範する力
リーダーは、仕事をする上で率先垂範でなければいけません。
人がやりたがらない仕事などを率先して取り組むことが大事なのです。
チームマネジメントを成功させる3つのポイントとは?
以上、チームマネジメントに必要なスキルについてをご紹介しました。
続いて、チームマネジメントを成功させる3つのポイントをご紹介します。
リーダーが動きすぎない
チームマネジメントを成功させるためには、リーダー自身が動きすぎないことが重要です。
リーダー自身が仕事をしすぎると、チームメンバーの成長の機会を奪ってしまう可能性もあります。
ある程度の失敗は成長のチャンスと考え、できるだけチームメンバーに仕事をさせることが大切です。
また、適切なタイミングで指導することは重要ですが、メンバー自身に考えさせることも必要でしょう。
意見がいいやすい環境作り
チームメンバーが意見をしやすい環境をつくることも重要です。
会議では年齢や性別を問わず、さまざまなメンバーに発言の機会を与えたり、会議以外にも気軽なミーティングをおこなうことで新しいアイデアが生まれることもあります。
発言することで、メンバーはチームに所属している意識が高まり、考える力も出てきます。
意見を否定しない
せっかく出してくれた意見を否定しないことも重要です。
リーダーとして意見の取捨選択や批評は必要ですが、否定ばかりしていると意見を出しにくい雰囲気になってしまいます。
まずは多くの意見を出してもらい、議論が活発化するような環境を作ることが重要といえるでしょう。
まとめ
ビジネス環境の変化が激しい現代においては、生産性を上げて、各従業員が価値を発揮できるような仕組みや体制を構築するかが重要になってきました。
働き方が変化してきたことにより、企業としては、従業員がチームに属する理由や意味を提供していく必要があり、そのことが企業として選ばれ続ける理由に繋がります。
個人とチームのパフォーマンスを最大限高めることで企業成長を実現させるという考えのもとでは、チームマネジメントが貢献する価値は大きくなります。
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