コラム

会社を設立する時に法人カードは必須なの?個人カードとの違いは?

2024.10.31

「法人カードと個人カードの違いがわからない」という方も少なくないでしょう。

 

個人カードを事業経費の支払いに使っているフリーランスの方も多くいます。

 

今回は、会社を設立する際に、法人カードが必須になるのか、個人カードとの違いは何かということなどをお伝えします。

法人カードとは?

法人カードとは、法人や個人事業主に対して発行されるクレジットカードのことです。

 

カードの利用枠が大きく、ビジネスに使いやすい機能が備わっています。

 

例えば、従業員用に追加でクレジットカードを発行できることがあります。

 

また、法人カードのお支払い口座に会社名義の法人口座を指定することができる、カード会社もあります。

法人カードと個人カードの違いとは

法人カードと個人カードは、クレジットカードとしての機能は同じですが、支払い口座、カード利用枠、追加可能なカード枚数といった、内容に違いがあります。

 

以下で、詳しく見てみましょう。

 

  法人カード 個人カード
支払う口座 原則として法人口座 個人口座
カード利用枠 10万〜500万円ほど 10万~100万円ほど
追加カード 社員分の枚数を追加できる(上限あり) 家族カードが作れる

個人カードを法人の事業費の支払いに利用してもいい?

スタートアップ企業の代表者、個人事業主やフリーランスの方には、個人名義のクレジットカードしかお持ちでない方もいるでしょう。

 

個人カードでも、事業用の支払いをすることはできます。

 

法人カードと個人カードは、クレジットカード会社が設定している便宜上の区分ですので、確定申告で、個人カードで事業の支払いをすることができる場合もあります。

 

ですが、事業用の支払いとプライベートの支払いとを分けると、経理業務の手間がかかるため、法人カードで事業の支払いをすることをおすすめします。

法人カードは会社の設立に必須ではない

法人カードは、会社を設立する際に、必須ではありません。

 

法人カードを持っていなくても、法人として事業を行うことはできますが、持っていると、経理関係の業務が効率化できるメリットがあります。

法人カードのメリット

では、法人カードを持つことによって、どんなメリットがあるのでしょうか。

 

以下で挙げてみましょう。

経理業務を効率化できる

事業費を法人カードで支払うと、経理業務が効率的になります。

 

例えば、個人事業主は、確定申告のために、経費を仕分けしなければいけませんが、法人カードを活用すると、仕分けの際にかかる手間や時間を大幅に減らすことができます。

 

また、現金で経費を払うと、領収書の仕分けや保管に手間がかかりますが、法人カードの利用明細書は、確定申告の時に、経費の証明書として使うことができます。

 

また、法人カードを勘定科目ごとに使い分けると、お金の流れが容易に把握できます。

 

大企業の場合は、従業員が立て替えて経費を支払った場合、経理担当者が精算のための現金を準備したり、従業員の口座に振り込む作業をしなければいけません。

 

ですが、法人カードで支払えば、従業員ごとに一元管理ができるため、支払いや振り込みにかかる手間がカットでき、経理業務が大幅に削減できます。

公私の支払いの区別ができる

法人カードと個人カードを使い分けると、事業費の支払いと私的な支払いを明確に分けることができます。

 

また、会計ソフトと連携する機能がついている法人カードがあるため、ヒューマンエラーを防止し、精査業務の負担が軽減されるでしょう。

経費の支払いタイミングを調整できる

法人カードの利用代金は、毎月決まった日に引き落とされるため、経費を支払うタイミングを調整できます。

 

決済から支払いまでに猶予期間が生まれるため、手元にお金を残しておくことができます。

振り込み手数料がかからない

事業費の支払いを法人カードにすると、そのカードで経費の支払いを管理できます。

 

指定口座の自動引き落としを利用すると、振り込み手数料を削減できます。

ポイントが貯まる

個人カードのように、利用金額に応じてポイントが還元される法人カードがあります。

 

また、複数のクレジットカードのポイントを集約できることもあるため、効率的にポイントを貯めて、貯まったポイントで備品を購入することができます。

法人カードを利用するデメリット

法人カードを利用するには、メリットだけでなく、デメリットもあります。

 

ここでは、法人カードを利用する際のデメリットをご紹介します。

一括払いしかできないことがある

個人カードは、リボ払い・分割払い・キャッシングから支払い方法を選べますが、法人カードは、一般的に、一括払いになります。

 

一括払いでしか支払えないと、法人カードの使いすぎによって、支払い困難に陥るおそれがあります。

年会費がかかる

多くの法人カードは年会費がかかるため、法人カードを持つと、コストがかかります。

 

個人カードのように、年会費無料の法人カードもありますが、限度額が低めなど、内容が不十分でなことが多いです。

 

ですが、ゴールドカードの法人カードは、サービスが充実していたり、ポイント還元率が高めですので、所有する価値は高いと言えます。

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