コラム

個人で情報セキュリティ対策をするには?個人でできる情報セキュリティ対策

2024.11.02

インターネットは、仕事に不可欠なものになっていますが、リスクもあります。

 

そのため、従業員それぞれが、情報セキュリティ対策を強化することが求められています。

 

では、個人の情報セキュリティ対策を強化するためには、どうすればいいのでしょうか。

 

今回は、従業員個人でできるセキュリティ対策について解説します。

情報セキュリティ対策とは

情報セキュリティ対策とは、パソコンやネットワークで情報漏洩やデータ損失を防ぐためにする施策のことです。
 
コンピューターウイルスやフィッシング詐欺による情報漏洩を防ぐだけでなく、犯罪に繋がる行動に対する対策も含みます。
 

テレワークが実施されている会社では、社内だけでなく、個人に対しても情報セキュリティ対策を行う必要が出ています。

 

あらゆる危険性を排除して、通常通りに仕事に集中できる環境を整える必要があるのです。

個人でもセキュリティ対策をすべき理由

以下の理由から、個人がセキュリティ対策をすることが求められています。

テレワークが普及している

テレワークが普及しているため、従業員が情報セキュリティ対策をする必要があります。

 

従業員個人の自宅では、セキュリティ対策が十分行われていないおそれがあり、社内よりもリスクが多く存在しているからです。

 

情報漏洩が増えている

情報漏洩をしてしまうと、顧客からの信用を失うので、従業員個人でもセキュリティ対策を講じる必要があります。

例えば、パソコンやUSBを紛失したり、フィッシングメールに引っかからないようにするなど、個人レベルでの対策も求められます。

セキュリティ対策へのモラルがない

セキュリティ対策へのモラルが欠如していることがあるため、従業員個人が対策をする必要があります。

 

例えば、有害なWEBページに接続してしまって、パソコンがウイルスに感染してしまったというケースがあるからです。

 

業務を遂行するのに、デジタルツールの活用が必須となっている現在、テクノロジーの危険性を理解することは重要です。

個人でできる情報セキュリティ対策

個人で実施できる情報セキュリティ対策には、どのような方法があるのでしょうか。

 

社内での取り組みだけでなく、個人でもセキュリティ対策を実施しましょう。

ウイルス対策ソフトをインストールする

パソコンをウイルスから守ったり、侵入したウイルスを駆除するために、ウイルス対策ソフトをインストールしましょう。

 

無料のウイルス対策ソフトもありますが、プロバイダーが提供している月額サービスをダウンロードしたり、パッケージ製品を購入して、ウイルス検出率を上げるといいでしょう。

ファイアウォールを設定する

ファイアウォールを設定することをおすすめします。

 

ファイアウォールとは、不正アクセスや外部の攻撃から、パソコンやネットワークを守るためのソフトのことです。

 

ちなみに、Windows搭載のパソコンには、ファイアウォール機能がついており、コントロールパネルから有効にできます。

 

また、ウイルス対策ソフトにファイアウォールが組み合わされているものや、プロバイダーがサービスとして提供しているものもあるため、確認しておきましょう。

フリーWi-Fiを利用しない

コンビニやカフェなどで利用できる無料Wi-Fiには、通信を盗み見られたり、情報を抜き取られたりするおそれがあります。

 

便利ではありますが、利用しない方がいいでしょう。

知らないメール・URL・ファイルを開かない

知らないメール・URL・ファイルを開くのはやめましょう。

 

メールの情報を抜き取って、やりとりをしたことのある相手からの返信を装う「Emotet」のように、手口が巧妙化しています。

 

心当たりのないものは開かないようにしましょう。

機密情報を外部に持ち出さない

機密情報を外部に持ち出さないようにしましょう。

 

社外に機密情報を持ち出さなければいけない場合、その従業員の氏名、持ち出し日と返却日、時間などを記録として残す必要があります。

まとめ

情報セキュリティ対策は、社内だけでなく、個人でも徹底しなければいけません。

 

情報セキュリティ対策を怠ると、被害が広がって社会的信用を失うことになってしまうため、早急にセキュリティ強化に取り組みましょう。

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