フルリモートワークとは?
2023.03.18
フルリモートワークとは、オフィスに出社しないで、自宅やコワーキングスペースで仕事をする働き方のことです。
月に1回など少しでも出社が義務付けられている場合、フルリモートワークとは言えません。
フルリモートワークを導入することで、新たな雇用創出が可能となるだけでなく、通勤が不要になるといった、さまざまメリットがあります。
フルリモートワークを企業が導入するためには、出社しなくても業務がこなせる労働環境を整備する必要があります。
労働環境が整っていない状態でフルリモートワークを実施しても、不備が出て、フルリモートワークのメリットを活かすことができないでしょう。
また、フルリモートワークには向いている仕事と向いていない仕事があるため、それぞれを理解しておくことが大切です。
今回は、フルリモートワークについて解説します。
フルリモートワークのメリットとは?
まずは、フルリモートワークのメリットを挙げてみます。
オフィス以外の場所で仕事を完結できる
オフィス以外の場所で業務を完結できることが、フルリモートワークのメリットです。
病気で出社できない人、育児や介護で出社できない人、地方に住んでいる人など、スキルを持っているにも関わらず、出社が難しいために力を発揮できていない人はたくさんいますが、フルリモートワークを導入している企業では、このような方たちも働くことができます。
交通費が不要
フルリモートワークを推進していると、従業員に通勤手当を支払う必要がなくなります。
また、これまで外回りでしていた営業も、フルリモートワークにすれば、出張経費や宿泊費などの経費も大幅に削減できます。
オフィスが不要
フルリモートワークは出社する必要がないため、オフィスが不要になります。
オフィス勤務の場合、従業員が増えると広いオフィスに移る必要がありますが、フルリモートワークであれば、従業員が増えても大きなオフィスを用意する必要はありません。
このようにメリットが多いのですが、デメリットもありますので、以下にデメリットを挙げてみます。
・コワーキングスペースなどで作業をするときに、業務に関する情報を保存しているパソコンなどを紛失する恐れがあります。
・カフェなどで仕事をすると、セキュリテイの問題が出てきて、情報漏洩リスクが高まります。
・対面によるコミュニケーションが減るため、すぐに連絡が取れなかったり、相手の顔が見えないため、相手の感覚をくみ取りにくくなってしまいます。
フルリモートワークに向いている仕事とは?
次に、どんな仕事がフルリモートワークに向いているか見てみましょう。
営業
営業は、社外にいることが多く、フルリモートワークがしやすい職種です。
商談がある場合、直行直帰し、会社へはメールやチャット、電話などで商談内容を報告することができます。
さらに、商談をzoomなどを使ったオンライン商談に切り替えることも可能です。
オンライン商談ができれば、遠方に住んでいる人、病気や育児、介護などにより自宅を離れられない人でも働きやすくなります。
エンジニア
エンジニアは、パソコンに向かって作業をするため、フルリモートワークができる職種です。
ただし、トラブルが発生しても自分で対応しなければいけないため、エンジニアがフルリモートで働く場合、ある程度のスキルは必要不可欠です。
ライター・Webデザイナー・グラフィックデザイナーは、ノートパソコンやタブレットとインターネット環境があれば作業ができるため、フルリモートワークがしやすい職種です。
取材が必要な場合も、取材先に直行直帰すればいいため、出社する必要がありません。
フルリモートワークに向いていない仕事とは?
では、フルリモートワークに向いていない仕事は、どのような仕事があるのか、見てみましょう。
製造業
工場のように、材料や設備が整っている環境でなければ、物を作れないため
接客業
飲食店やスーパー、ホテルなどお客さまと直接接する仕事であるため
医療
患者や施設を利用する人たちなどを直接サポートしなければならないため
公務員・警察官・消防士・教師
現場での仕事が基本となるため
ドライバー
トラック運転手、バスや電車の運転手は、乗り物に乗って運転をしなければならないため
フルリモートワークを導入するうえで便利なツールとは?
続いて、フルリモートワークを導入するうえで、以下のようなツールがあると便利です。
・大容量のデータを保存できるクラウドサービス
・複数人でスムーズにコミュニケーションできるチャットツール
・従業員の労働時間を把握できる勤怠管理システム
・パソコンを守るセキュリティーソフト
まとめ
交通費やオフィス代を削減しながら、場所や時間にとらわれず優秀な従業員を確保できるのが、フルリモートワークという働き方です。
フルリモートワークには多くのメリットがありますので、導入する企業も増えていくと思われますが、フルリモートワークの実現には時間も手間もかかります。
ですから、完璧なフルリモートワークを実現するのではなく、フルリモートワークに必要なツールや環境を少しずつ整えていくようにするといいでしょう。
コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」
ブルームは、業界最安値の月額300円~、東京都新宿区西新宿の一等地住所を貸し出しているバーチャルオフィスです。
格安バーチャルオフィスではありますが、スタッフが常駐しているため、重要な書類のやり取りも安心して任せられます。
サービス内容は、住所貸しの他に、法人登記や郵便物転送サービスをご用意しています。
ブルームは、コストを抑えて、東京の一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィスです。