コラム

会社概要に記載しておきたい項目や、信用度を上げるためのポイントを解説

2024.11.12

商品やサービスを利用する前に、「会社概要」ページをチェックする傾向が増えているのをご存じでしょうか。

 

「会社概要」ページは、企業や店舗のホームページや公式サイトを作る時に必要となるものです。

 

ですが、「会社概要」ページに何を掲載すればいいのかわからないと悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか。

 

今回は、会社概要の作り方として、記載しておきたい項目や、信用度を上げるためのポイントを解説します。

どうして会社概要ページが必要になるの?

ユーザーは、企業の信頼度をチェックするために、会社概要ページを確認するので、会社概要ページが必要になるのです。

 

インターネット上には、名前の知らない企業の商品やサービスがあふれています。

 

一流企業や有名企業の商品やサービスを購入する場合、その会社情報を確認しなくても、「あの会社であれば大丈夫だろう」と判断をする消費者は多くいます。

 

ブランディングが確立されているため、消費者は無条件に企業が発する情報を信頼するでしょう。

 

ですが、名前を知らない中小規模の企業に対しては、サービスや商品に魅力を感じても、信頼ができないため、企業情報をチェックして、「商品やサービスを購入して大丈夫かどうか」の確認をしようとするのです。

 

そのため、ホームぺージに会社概要ページを作っていないと、会社全体の信頼を失う可能性があります。

 

消費者は、会社概要がないホームぺージを見たら、「この会社は本当に実在するのかな?」と怪しく見えてしまうので、会社概要を作成しましょう。

 

会社概要とは、「当社は信頼できる会社です」という証を見込み客などに示すための「顔」や「名刺」のような存在と言えるでしょう。

会社概要の必須項目

会社概要には、会社の基本データを記載しますが、記載項目は、ほとんど決まっています。

 

以下の項目は、会社概要に記載することをおすすめします。

 

・会社名

・所在地

・電話番号

・営業時間

・メールアドレス

・ホームページURL

・代表者名

・事業内容

・資本金

・取引銀行

・主要取引先

・設立年月

・許可・登録・免許

会社概要をバージョンアップできる項目とは

会社概要ページを作る際には、上記でご紹介した項目を記載しておけば、問題ありません。

 

ですが、ユーザーからもっと好感を得られるページにするには、以下の要素を入れて、会社概要ページをさらに充実させるといいでしょう。

代表挨拶

代表挨拶を掲載することによって、ホームページの訪問者に代表者の考えを知ってもらえます。

 

代表者の人柄が滲み出ていたり、会社への思いなどが伝わる代表挨拶を掲載すると、訪問者からいい印象を得られるでしょう。

企業理念

企業理念は、会社の考え方や価値観のことです。

 

会社概要ページに、企業理念を記載していない会社は多くありますが、記載しておくと、「何を目的とした会社なのか」を訪問者に伝えることができます。

 

記載することによって、訪問者は、会社への興味が強くなって、会社への信頼につながるでしょう。

沿革と企業年表

歴史のある会社が、沿革と企業年表を記載すると、訪問者に歴史の長い会社であることがすぐに伝わるので、明確なアピールポイントになります。

 

沿革と企業年表に、書き方のルールはありません。

 

一般的に、会社の節目となった事柄を、時系列順に記載します。

 

以下のような企業では、沿革情報を記載することによって、見込み客の信頼度を上げる可能性が高まります。

 

・設立してから長い期間が経過している
・本社社屋等が拡大している
・支店が増えている
・株式上場している
・子会社やグループ会社との提携が多い

・免許や資格・認証等を数多く取得している(ハラル認証、ISO9001等)

アクセス情報

商談などで来社してもらうことが多い場合は、会社概要ページに、地図・アクセス情報を掲載しましょう。

 

地図情報は、Google Mapなどの地図サービスを使用するのもいいでしょう。

 

ですが、実店舗に来店してもらう飲食店・小売店・弁護士事務所などの場合は、地図やアクセス情報を会社概要ではなく、別に単独でページを作成しましょう。

社屋外観

Googleマップの情報やGoogleストリートビューでは、どんな会社なのかがわからないことがあります。

 

そのため、社屋外観を掲載して、「実在する企業である」、「きちんと運営されている」という印象を与えましょう。

代表者の顔写真は必要?

代表者挨拶を掲載する場合、挨拶の文面だけでなく、代表者の顔写真も一緒に掲載すると、印象が上がります。

 

「Xのような顔と名前が分からないもの」よりも、「顔写真と実名を掲載したFacebook」の方が、発信情報の信頼性が高いと感じる人が多いです。

 

つまり、代表者の写真が掲載されていると、企業全体に対する疑念を持ちにくくなるのです。

 

とは言っても、怒っている顔写真を掲載しても、いい印象を持たれないので、代表者の人柄が伝わる、笑顔で優しい表情の顔写真を掲載して、信頼感を得られるようにしましょう。

 

以下の点を注意して、顔写真を撮影しましょう。

 

・明るい場所で撮影する
・視線がきちんとカメラを向いている

・バストアップ写真にする
・一般企業の場合、スーツとネクタイを着用する
・事業によっては、作業着・白衣等、事業内容を連想させる服装をする
・メイクやヘアスタイルは派手すぎない

・ブランドものを身につけない
・清潔感があること

英語表示も併記しておこう

グローバル化が進んだ昨今、海外からのお問い合わせが増えています。

 

海外展開の可能性がある企業では、英語表示も併記しておくことをおすすめします。

 

英語表示を併記することは、今日のビジネスにおいては重要だといえるでしょう。

まとめ

会社概要は、単に会社情報を載せているのではなく、企業の信頼性を高めるための強力なツールです。

 

上記でご紹介したポイントを押さえて、訪問者に信頼されるホームページを作りましょう。

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