社内報はいる?不要な社内報を作らない方法とは
2024.11.20
多くの企業が発行している社内報ですが、「社内報はいるの?」と疑問を感じている方もいるでしょう。
長年、慣習で社内報を発行している企業もたくさんありますが、慣習を理由に社内報を発行しても、意義のあるものが作れないでしょう。
社内報発行の目的を見直して、不要な社内報は作らないようにすることも重要です。
今回は、不要と思われる社内報を作らない方法についてご紹介します。
社内報の目的とは
社内報は、どんな目的で発行されているのでしょうか。
では、社内報の目的を挙げてみましょう。
情報を伝えて共有する
社内報の目的として、従業員に情報を伝えて共有することが挙げられます。
社内報には、経営方針やビジョン、大きなプロジェクトの進捗状況といった重要な情報が掲載されるため、従業員は、社内報から多くの情報を得ることができます。
また、社内報は、従業員に技術的な情報や業界トレンドを共有する役割もあります。
コミュニケーションを活性化させる
社内報には、従業員間のコミュニケーションを活性化させる目的もあります。
従業員の趣味や特技などを紹介することによって、従業員同士のコミュニケーションを図ることができます。
また、経営層が発信する企業理念やビジョンを社内報に掲載すると、従業員は組織の目標を理解でき、経営層と従業員の関係を強化することができます。
そのため、社内報は、経営層と従業員といった縦の関係や、部署間を超えた横の関係にある従業員のコミュニケーションのきっかけを作っています。
従業員のエンゲージメントを向上させる
同じ部署の従業員としか関わりがないという方は多くいるでしょう。
また、テレワーク勤務の場合は、一人で働くので、会社に所属しているという意識を持ちにくいでしょう。
このような状況を改善することも、社内報の目的です。
社内報によって、会社の魅力を他の従業員と共有することで、従業員の連帯感や組織への帰属意識を高めることが可能になります。
社内報はいらないと言われる理由
どうして社内報はいらない思う従業員が多いのでしょうか。
従業員が社内報はいらないと思っている状況を改善するには、その理由を把握する必要があります。
では、社内報がいらないと言われる理由を見てみましょう。
読むメリットがない
社内報を読んでもメリットがないと従業員が思っていると、社内報はいらなくなってしまいます。
従業員にとって役に立たない情報しか掲載されてないのであれば、読むだけ時間の無駄だと思うのでしょう。
そのため、従業員のニーズや関心に合った情報を掲載して、読むことによって得られるメリットをきちんと伝えることが大切です。
興味のない内容が多い
従業員が、社内報の内容に興味がないと思うと、社内報はいらないと言われるでしょう。
社内報の内容は、仕事に関連した情報や従業員が興味を持っているトピックを掲載する必要があります。
具体的には、インタビューの記事やエンターテイメント的なコンテンツなどを取り入れると、従業員が興味を持ちやすくなるでしょう。
文章がわかりにくい
社内報が、従業員にわかりやすく書かれていないと、社内報は不要と思われてしまいます。
社内報の文章には、専門用語や業界特有の言葉を使わず、誰でもわかるように簡潔に書くことが大切です。
また、文章の羅列だけでは読みにくいので、明確な見出しをつけたり、写真やイラスト・グラフを使うといいでしょう。
いらない社内報を作らない方法
従業員に必要とされない社内報を作らないためには、どうしたらいいのでしょうか。
従業員が興味を持って、読みたがる社内報を作る方法をご紹介します。
目的を明確にする
社内報を発行する目的を明確にしましょう。
社内報には、経営方針や業績の周知、コミュニケーションの活性化など、いろいろな目的があります。
目的が明確になると、目的にあった内容が社内報に掲載されるので、従業員に役立つ社内報を作ることができます。
例えば、従業員のモチベーションを上げることが社内報の目的であるなら、他の従業員の人柄がわかるインタビュー記事や、成功事例といった内容を掲載するといいでしょう。
媒体と形式を選ぶ
従来、社内報は、紙で発行されていましたが、昨今、Web社内報を発行している会社がたくさん存在しています。
紙の社内報とWebの社内報には、それぞれ異なるメリットがあるため、どちらがいいのかを選ぶといいでしょう。
業務連絡とは違う内容にする
通常の業務連絡でも共有されている情報を、社内報に載せても、何の意味もありません。
社内報でしか得られない情報が書かれていることが、重要なのです。
興味を引く写真や魅力的な記事タイトルをつけた、社内報でしかわからない情報を掲載しましょう。
読みたいと思わせる内容にする
1か月に1回の発行といったように、定期的に社内報を作っていると、いつも似たようなテーマを扱ったり、テンプレートを使って、効率的な社内報を作りがちになってしまいます。
そのような似たり寄ったりのマンネリ化した社内報に、興味をひきつけられる従業員はあまりいないので、いらない社内報と思われれてしまいます。
雑誌やWebメディアを参考にして、読みたいと思わせるコンテンツを作りましょう。
社内報の宣伝をする
社内報の宣伝をすると、従業員が読む確率が高くなります。
どんな情報が載っているかを宣伝すると、社内報を読んでみようと思う従業員も出てくるでしょう。
まとめ
社内報は、企業の成長や情報の共有に有益です。
ですが、読んでもメリットがないなど、従業員にとっていらない社内報が存在することも事実です。
いらない社内報にならないように、本記事でご紹介したポイントを押さえて、読まれる社内報を作成しましょう。
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