テレワークの課題と解決策
2023.03.18
テレワークは、働き方改革の実現に向けた取り組みのひとつとして、政府主導で推進されていたのですが、新型コロナウイルスをきっかけに、テレワークの導入を推進する企業の数は増えています。
その反面、オフィス出社とは異なる働き方であるため、さまざまな課題も出てきています。
そこで、今回は、テレワークの課題について、お伝えします。
テレワーク導入前の課題とは?
課題には、テレワーク導入前の課題と導入後の課題があります。
まずは、テレワーク導入前の課題から見ていきましょう。
テレワークの導入前には、仕事をするのに必要な環境を整備しなければいけません。
そうすると、以下のような問題が出てきます。
コストがかかる
パソコン・タブレット・スマートフォンなどのITツールが必要になります。
企業は、さまざまな業務上の情報を取り扱っているため、ネットワーク環境の構築をしなければなりません。
そのため、テレワーク導入前にかかる初期コストは高くなってしまいます。
ITツールを使いこなせる必要がある
新しいツールを導入すると、使いこなせるようになるまで時間がかかります。
紙などのアナログな業務をしていた場合、従業員がITツールを使いこなすことが難しいことがあり、生産性が落ちる可能性があります。
また、従業員がツールを使えるようになるまで、従業員をサポートする人が必要になるかもしれません。
テレワークが苦手である
対面で仕事をしてきた従業員は、テレワークが苦手だという話はよく言われています。
上司がテレワークが苦手であると、部下のテレワーク業務が停滞する可能性があります。
テレワーク導入後の課題とは?
では、次に、テレワークを導入してから、どんな課題が出てくるのかを見てみましょう。
コミュニケーション不足
テレワークになると、従業員同士が直接話せないことから、コミュニケーションに行き違いが生まれ、さまざまな弊害が出てしまうことがあります。
業務効率の低下
仕事のオンオフの切り替えがうまくできず、生産性が下がってしまうことがあります。
適切な人事評価をしにくい
仕事に取り組んでいる部下の姿を見ることができないため、評価をする上司は、部下の勤務態度以外のことで評価を行わなければいけません。
そうなると、仕事の成果だけを評価しなければいけなくなってしまいます。
ネット環境や情報セキュリティ対策のコストが負担になる
テレワークをすると、従業員用のデバイスを購入しなければいけません。
また、情報漏洩を防ぐために、セキュリティ面の対策も必要になり、その分のコストを考えておく必要があります。
テレワークの課題への解決策とは?
以上のことから、テレワークにはさまざまな課題がありますが、適切な対策をすれば解決しますので、解決策について、以下で見てみましょう。
コミュニケーションツールを取り入れる
メールは、文面の作成や宛先の設定をしなければいけませんし、電話は、電話中に他の業務ができないので、業務時間を取ってしまうことがあります。
そのため、ビジネスチャット、zoomやGoogle Meatといったビデオ会議ツールなど、他の方法を取り入れることを検討するといいでしょう。
業務効率に役立つソフトの導入
業務効率の問題は、情報管理ソフトをうまく活用できれば、対面でのコミュニケーションが取れなくても解決できることがあります。
テレワークに適した評価制度を作る
テレワークでは、管理者が、部下の仕事を直接見ることができません。
適切な評価をするためには、成果重視の評価に偏りすぎないよう、新たな評価制度を設けるのがいいでしょう。
従業員それぞれのタスクを明確にするジョブ型に変更することで、従業員に仕事に対する意欲が芽生え、生産性の維持や向上につながります。
まとめ
テレワークは導入すればいいのではありません。
テレワーク推進者がメリットを理解し、課題解決に取り組むことが大切です。
また、テレワークの推進をするために、さまざまな制度やツールを導入する必要が出てきます。
テレワークをビジネス発展の基盤になりうる働き方と位置付けて、テレワークを導入するといいでしょう。
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