リモートアクセスとは?メリットやデメリットなどを解説
2024.11.22
「リモートアクセスを導入しようか考えているけど、どうすればいいのかよくわからない…」とお悩みの方もいるでしょう。
働き方改革として、テレワークが普及し、従業員が自宅でも仕事ができるリモートアクセスの環境を整える必要が出てきました。
今回は、リモートアクセスのメリットやデメリットなどをご紹介します。
リモートアクセスとは
リモートアクセスとは、インターネットを利用して、遠隔地からパソコンやサーバ、ネットワークにアクセスして、遠隔操作をすることです。
このことによって、自宅にいても社内システムにアクセスができ、テレワークで仕事をすることができます。
また、スマートフォンなどのモバイル端末でも、社内システムにアクセスができるため、利便性が高いと言えます。
リモートアクセスの方法
リモートアクセスは、種類によって、特徴や仕組みが違うため、導入にあたって、それぞれの種類の特徴を把握してから検討を進めるといいでしょう。
では、代表的なリモートアクセスの種類や仕組みをご紹介します。
VPN接続
VPN(Virtual Private Network:仮想専用通信網)は、インターネット上に構築した仮想ネットワークを使って、通信をする仕組みです。
不特定多数の人が利用する一般回線は、盗聴や改ざんなどのおそれがありますが、VPNは、暗号化された仮想ネットワークですので、安全に利用できます。
とは言っても、VPNサーバーのセキュリティが脆弱であると、盗聴や改ざんなどのリスクが生じます。
また、海外のVPNサーバーを利用すると、通信速度が遅くなることもあるため、注意したほうがいいでしょう。
リモートデスクトップ(RDS)
リモートデスクトップとは、インターネット経由で遠隔操作する技術のことです。
遠隔地にあるパソコンなどのデバイスから、社内のネットワークにリモートでアクセスして、社内にあるパソコンを遠隔操作できます。
リモートデスクトップの代表例として、chromeデスクトップが挙げられます。
仮想デスクトップ(VDI)
仮想デスクトップとは、1つのパソコンで複数のデスクトップを作成して、切り替えることができるシステムのことです。
Windows 10 以降で利用できる機能です。
OSやアプリケーションなどのデスクトップ環境をサーバ上で再現することができるため、端末にデータを残さずに作業ができます。
API接続
API(Application Programming Interface)とは、プログラムやソフトウェアを接続できるサービスのことです。
プログラムやソフトウェアを連携させて機能を拡張すると、便利に使えるようになります。
使用したいプログラムがAPIで公開されている場合、プログラムを開発する必要がないため、手間と時間を削減できます。
セキュアブラウザ
セキュアブラウザとは、一般的なWebサイトに比べて、強固なセキュリティ対策がされているブラウザのことです。
例えば、ダウンロード制限やアップロード制限をしたり、閲覧履歴に残さずに済むため、不正利用を防止できるメリットがあります。
リモートアクセスのメリット
リモートアクセスを導入すると得られるメリットについて、挙げてみましょう。
社外から社内システムにアクセスできる
自宅など社外にいても、社内のシステムにアクセスできる点が最大のメリットです。
そのため、テレワークができることによって、さまざまな背景を持つ人材を活用できるようになります。
業務効率が上がる
リモートアクセスを導入すると、自宅で会社のパソコンにアクセスして仕事ができるため、通勤時間が削減されて、時間を有効活用できます。
また、必要な情報にいつでもアクセスできるので、業務効率が上がります。
コストを削減できる
業務で使用するすべてのパソコンに、必要なソフトをインストールするとなると、相当な費用が発生します。
ですが、リモートアクセスを利用すると、自宅など社外で使う端末に、新たにソフトなどをインストールする必要がなくなります。
リモートアクセスは、リモートアクセスツールを導入するだけで、社外にいても、社内と同じ環境を構築できるため、導入コストと管理コストを削減できます。
情報漏洩リスクを軽減できる
多くの情報漏洩は、社内データを社外に持ち出しすることによって起こります。
ですが、リモートアクセスでは、社外で業務に必要ないデータへのアクセスをブロックできるため、情報漏洩のリスクを軽減できます。
また、端末にデータを保存させたり、ダウンロードできないようにするツールもあります。
さらに、社内のパソコンから社外用端末にアクセスできるので、端末を紛失したとしても、遠隔操作で端末のデータを消去でき、情報漏洩を回避できます。
BCP対策ができる
BCP対策ができる点も、メリットの1つです。
BCP(Business Continuity Planning:事業継続計画)とは、災害やテロなどの影響で、企業が営業できない状況に陥った時に、被害を最小限に抑えて、できるだけ早く事業の復旧を図るための計画のことです。
大きな災害が発生した時に、従業員は出社できませんが、オフィス以外で業務ができる環境を構築していると、緊急事態が起こっても、自宅で仕事ができます。
リモートアクセスのデメリット
リモートアクセスには、さまざまなメリットがあることが分かりましたが、デメリットもあることを注意しておく必要があります。
では、リモートアクセスのデメリットについて、見てみましょう。
通信速度が遅くなる
リモートアクセスを実施すると、通信回線の速度が遅くなる可能性があります。
通信速度が低いと、Webサイトにアクセスするのに時間がかかったり、ファイル転送が遅れて、作業効率が低下します。
不正アクセスなどのセキュリティリスクがある
リモートアクセスは、インターネットを使うため、不正アクセスやマルウェア感染といったリスクが生じる可能性があります。
そのため、導入時には、セキュリティレベルの高い接続方式を採用したり、セキュリティソフトを充実させるといいでしょう。
また、ヒューマンエラーによるセキュリティトラブルを回避するために、セキュリティや情報の取り扱いへの従業員教育を徹底することも必要になります。
導入時の費用や手間を抑えたい場合は、どのリモートアクセス方法がいい?
「リモートデスクトップ」または、「API接続」であれば、導入時の費用や手間を抑えることができます。
リモートデスクトップは、IPアドレスの固定やポート開放が不要で、Windows10以降のバージョンには、機能が標準搭載されており、新たにツールを導入する必要がありません。
VPNは、少しコストがかかりますが、接続方式によってはコストを抑えられます。
特に、インターネットVPNは、低コストで導入することができます。
セキュアなリモートアクセス環境を構築したい場合、どのリモートアクセス方法がいい?
「VPN」または、「仮想デスクトップ」を導入すると、セキュリティレベルの高いリモートアクセス環境を構築できます。
「IP-VPN」は、VPNの中で、一番セキュリティレベルが高く、閉域網を使うので、通信速度が安定しています。
仮想デスクトップは、管理者がすべての設定を一元管理できるので、柔軟にセキュリティレベルを強化できます。
ですが、社外の端末にデータ保存することを制限したい時には、リモートデスクトップが適しています。
「ゼロトラスト」でセキュリティを強化しよう
「ゼロトラスト」の考え方をもとに、セキュリティを強化しましょう。
ゼロトラストとは、「何も信用しない」ことを前提としたセキュリティの考え方です。
これまで、外部からのアクセスだけを脅威とみなしていましたが、リモートアクセスを導入すると、システム外部からのアクセスが、内部にいる従業員なのか悪意を持った外部なのかの区別がつかないことがあります。
ゼロトラストにもとづかないセキュリティ対策では、内部は安全と考えるため、悪意を持つ第三者やマルウェアに侵入されてしまうリスクがあります。
このリスクを回避するには、内部と外部の境界を設けずに、すべてのものを疑うゼロトラストの考え方をすることが重要です。
まとめ
リモートアクセスを導入すると、テレワークの導入がスムーズにできたり、コストが削減できるなどのさまざまなメリットがあります。
ですが、自社に合わないリモートアクセスを導入してしまうと、デメリットが生じてトラブルにつながる可能性があるため、慎重に検討するようにしましょう。
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