リワード広告とは？メリットやデメリット、目的や効果を高めるポイントなどを解説
2024.11.29
「リワード広告」という言葉を聞いたことはなくても、利用したことのある方はたくさんいるのではないでしょうか。
今回は、リワード広告のメリットやデメリット、目的や効果を高めるポイントなどについて解説します。
リワード広告とは
リワード広告とは、ユーザーにアプリ内で利用できるポイントやアイテムなどの特典を付与する代わりに、特定のアクションをしてもらう広告のことです。
ゲームアプリで広く利用されており、ユーザーが報酬を得るために、広告を積極的に閲覧するという点に特徴があります。
特定のアクションというのは、例えば、視聴、アンケート回答、アプリインストールなどが挙げられます。
リワード広告は、アプリに多く見られますが、アップルは「App Storeのランキングをゆがめる」という理由で、リワード広告を批判して、追放しています。
ですが、リワード広告への需要は増えており、提供する事業者も増加しています。
企業とユーザー双方に利益がもたらされるため、使用される頻度が高いです。
リワード広告の特徴
リワード広告の特徴を挙げてみましょう。
スマホユーザーが対象
リワード広告の対象は、スマホユーザーです。
例えば、ゲームアプリでは、ユーザーが広告を視聴すると、ゲーム内アイテムや通貨を獲得できる報酬が提供されます。
これは、ユーザーの満足度を向上させながら、アプリの利用を促進したり、継続率を向上することができます。
10秒～30秒の短い動画
10秒～30秒の短い動画が使われています。
10秒以下の動画では、内容を十分に伝えることができません。
一方、30秒を超える動画は、ユーザーが途中で視聴をやめる可能性が高いので、時間が10秒～30秒に設定されています。
リワード広告の仕組み
リワード広告の仕組みを見てみましょう。
広告主がアドネットワークに広告を出稿し、アドネットワークがその広告を複数のアプリやWebサイトに配信する
↓
ユーザーが、リワード広告を見て、アプリのダウンロードやアンケート回答などのアクションをして、アプリやWebサイト運営者から報酬を受け取る
↓
アプリやWebサイト運営者の報酬は、広告主がアドネットワークを通して支払う
つまり、広告主・アドネットワーク・アプリやWebサイト運営者・ユーザーの4者が協力することで成立する仕組みになっています。
アフィリエイト広告との違い
アフィリエイト広告は、Webサイトなどで商品を紹介して、会員登録や購入といった条件が満たされた時に報酬が支払われます。
リワード広告も、成果報酬型の広告ですので、アフィリエイト広告の一種とも言えます。
ですが、リワード広告では、報酬がユーザーに与えられる点が、アフィリエイト広告と大きく異なります。
リワード広告のメリット
では、リワード広告のメリットを確認していきましょう。
広告動画でも抵抗されにくく、視聴されやすい
リワード広告の報酬は、アプリ内で使用できることが多いです。
そのため、アプリゲームをするために便利なアイテムだと、ユーザーは動画を最後まで視聴しやすいです。
認知度向上やアプリのインストール数増加が期待できる
リワード広告は、動画を最後まで視聴すると、報酬を得られるため、ほとんどのユーザーは最後まで視聴してくれます。
離脱がないため、商品やサービスを十分宣伝できるので、認知度を上げることができます。
また、チュートリアルをクリアといったような、一定時間のプレイが報酬条件である場合、インストールやプレイ時間の増加も期待できます。
ユーザー課金を促進できる
リワード広告で得た報酬は、アプリ内のサービスに使えることが多いので、お金を払ってなくても課金をしていることになります。
課金したくないユーザーであっても、報酬としてもらったポイントは、気軽に使えるでしょう。
課金の体験を通して、課金をする意欲が高まって、課金率の向上につながります。
リワード広告のデメリット
今度は、リワード広告のデメリットを確認していきましょう。
動画制作にコストがかかる
リワード広告は、ユーザーの興味を引くために高品質な動画が必要となり、一定のレベルで動画制作ができる人員が必要なため、費用がかかってしまいます。
また、動画を制作するには、一定の時間が必要になります。
アクティブユーザーを獲得しづらい
ユーザーは、報酬のためにアプリをインストールするので、報酬を手に入れたら、アプリを使わない可能性が高くなります。
また、適当な評価をつけられることがあるため、アクティブユーザーを増やすのには向いていません。
アプリの評価が下がる可能性がある
リワード広告を何度も配信すると、ユーザーも何回も見るため、認知度が上がります。
ですが、配信回数が多すぎると、飽きたり、広告が邪魔だと思って、アプリへの評価が下がることもあります。
同じ広告を何度も見たいというユーザーは少ないので、配信回数に注意する必要があります。
リワード広告の効果を高めるポイント
ここでは、リワード広告の効果を高めるポイントをご紹介します。
ターゲットに刺さるクリエイティブを作る
ターゲットに刺さるクリエイティブを作りましょう。
例えば、デザインが分かりやすいかどうか、デザインがターゲットの好みに合っているかなどです。
荒い画像や刺激の強い色は避けたほうがいいでしょう。
動画広告は、デザインによって、結果が大きく変わるため、ターゲットに合ったクリエイティブを意識しましょう。
効果的な配置を意識する
ユーザートラフィックが多い場所など、最適な位置に広告を設置しましょう。
ユーザーにメリットがある報酬を設定する
ユーザーに魅力的な報酬を設定することも大切です。
報酬がユーザーのニーズに合わないと、期待する成果が得られないでしょう。
そのため、ユーザーが複数の報酬から報酬を選べる仕組みにすると、広告の成果をあげられやすくなります。
まとめ
今回は、リワード広告のメリットやデメリット、目的や効果を高めるポイントなどについて解説しました。
動画制作にコストがかかりますが、ターゲットに響くクリエイティブを作るなどの工夫をすると、成果を上げることができます。
リワード広告の出稿を検討してはいかがでしょうか。
コストを抑えて都心一等地で仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」
起業すると、さまざまなコストがかかるため、「できるだけコストを抑えて事業を行いたい」というのが本音です。
コストを抑えながら事業を進めたい方は、バーチャルオフィスを活用するといいでしょう。
バーチャルオフィスとは、格安で、事業用の住所が借りられるサービスのことです。
東京にオフィスを借りようとすると、初期費用だけで約100万円ほどはかかります。
ですが、バーチャルオフィスを利用すると、1万円前後の格安で利用できるのです。
ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所を貸し出しているバーチャルオフィスです。
月額300円で、人気エリアの住所が借りれるため、オフィス代を大幅に削減できます。
ブルームを活用して、初期費用や毎月のランニングコストを大幅に抑えて、余った資金を事業に回すといいでしょう。
