コラム

チームビルディングとは?目的やメリットを解説

2023.03.28

チームビルディングとは、メンバーのスキルや能力、経験を最大限に発揮し、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みのことを意味します。

 

チームのあり方が変化し、一人のリーダーがメンバーに指示することで、最大限のパフォーマンスを発揮することができます。

 

チームビルディングは、研修やワークショップなどを通して、関係性を築くことを目的としていて、企業を取り巻く環境が大きく変化する状況下で、組織の成果を最大化するための方法として注目を集めています。

 

今回は、チームビルディングの目的やメリットについて解説します。

チームビルディングとは?

チームビルディングとは、メンバーのスキルや能力、経験を最大限発揮して、目標を達成できるチームを作り上げていくための取り組みのことを意味します。

 

チームビルディング(team building)は日本語に訳すと、チームを作るという意味になります。

 

チームを作りあげていくには、目標に向けて、各メンバーのスキルや能力を活かしていくことがポイントになります。

 

新入社員やプロジェクトチーム内のコミュニケーションを活性化するために、定期的にミーティングや研修をしたり、チームの力をより高めるためのゲームを実施したりします。

チームビルディングの目的とは?

チームビルディングの目的について見てみましょう。

新入社員・若手社員の育成

チームビルディングは、新人研修でも実施されることが多い、人材育成方法の1つです。

 

新入社員は、コミュニケーションが不足しているため、組織に馴染めていません。

 

そこで、お互いを知ることができるように自由な意見交換をできる場を設けて、コミュニケーション不足を解消する必要があります。

 

課題や悩みを1人で抱え込まず、気軽に相談できる雰囲気を作ることで、早期離職の防止にもつながります。

 

チームビルディングは、新入社員などの横の関係だけでなく、上司や先輩との縦の関係を強化するためにも効果的です。

 

上司と部下が同じ目標を共有することで、部下は、自分にできることは何かを考えるようになり、自発的な行動ができるようになります。

中堅社員のリーダーシップの育成

入社3年目以降の中堅社員は、現場のリーダー的な役割を求められます。

 

経営者のビジョンや管理職の意思決定を現場に反映させ、若手従業員との橋渡しをするなど、目標達成のために現場をまとめることが重要になります。

 

チームビルディングをすることで、中堅社員の指導力を強化し、リーダーとして現場を任せる体制を作ることができます。

チームメンバーの関係強化

自分の役割をこなすだけでなく、新しいアイデアを出し合い、チームの業務効率を高めていくことが重要になるため、チームメンバーの関係強化が必要になります。

 

ワークショップなどのチームビルディングを通して、柔軟な発想で意見を出すことによって、気軽にコミュニケーションが取れるようになり、革新的なアイデアが生まれやすい環境を作ることができます。

チームビルディングに適したゲームとは?

チームビルディングには、ワークショップやゲーム、ミーティング時のアイスブレーク、体験型アクティビティなど、さまざまな手法がありますので、ここでご紹介します。

うそ?ほんと?ゲーム

うそを入れた自己紹介をして、他のメンバーがうそを見破るゲームです。

 

短時間で相互理解を進めることができるので、チームの初対面のシーンでもよく実施されます。

 

次の手順でします。

 

・紙を1枚ずつ配り、自分に関することを5つ箇条書きする
・その中にうそを1つ書く
・自己紹介者がそれを読み上げて自己紹介する
・他のメンバーが、どれがうそなのかを当てる

 

人は見かけのイメージと実際の姿にギャップがあります。

 

思ってもみない回答によって会話が弾みやすく、お互いのことをよく知ることができます。

 

チームワークの形成に効果が高いアイスブレークです。

ジェスチャーゲーム

言葉を使わないで、身振り手振りだけで、お題をメンバーに伝えるゲームです。

 

ゲームをするための準備は必要なく、お題を考えれば、いつでもどこでもできます。

 

メンバーを複数のチームに分けて、次の手順で進めます。

 

・1人がお題を見て、他のメンバーにジェスチャーだけで伝える

・見ているメンバーが正解を当てたら、次のメンバーに交代する

・メンバー全員が1番早くジェスチャーを終えたチームが優勝する

ジャスチャーは、笑いを誘う動作になりやすいので、チームの対立を緩和できます。

 

柔軟な発想力もでき、言葉を使わないコミュニケーションの力を育むこともできます。

バースデーライン

誕生日の早いメンバーから順番に、1列に並ぶだけのゲームです。

 

ですが、条件があり、会話や筆談ができません。

 

ゲーム中にしゃべることができず、ジェスチャーだけでお互いの誕生日をあてます。

 

メンバーを複数のチームに分け、次の手順で進めます。

 

・チームごとに、誕生日の早い順番に1列に並びます。会話や筆談はできません。

・制限時間が来たら、先頭から順番に自分の誕生日を言う

・誕生日の順番を間違えずに並んだチームが優勝する

緊張をほぐし、メンバーの一体感が高まるゲームです。

 

チームの結束力を固める効果があります。

チームビルディングを行うメリットとは?

チームビルディングをすることで、どのようなメリットがあるのか、見てみましょう。

コミュニケーションが増える

チームの目標という共通認識を持つことができるため、メンバー同士の会話が増えていきます。

 

コミュニケーションの量が増えることによって、チーム内や上司・部下間の報告・連絡・相談の漏れがなくなります。

 

また、ナレッジやノウハウの共有も増え、チーム内の課題解決がこれまで以上に多く生まれる。

モチベーションが上がる

メンバーのモチベーションが高いと、さまざまな成果が高くなりやすくなります。

 

メンバーが高い意欲を持っていれば、自然とチームに貢献しようと思って、結果を出す努力をするようになります。

 

結果が出ると、モチベーションが上がり、それは、生産性の向上につながります。

新しいアイデアが出る

いろいろな価値観や能力を持った従業員が、チームを構成しています。

 

チームビルディングでは、そのようなメンバーから、多様なアイデアに触れられ、創造力を磨けるので、部署内でイノベーションが生まれることがあります。

チームビルディングを行う時のポイントとは?

では、チームビルディングを行う上でのポイントを見てみましょう。

チームの状態について考える

できたばかりのチームなのか、何か問題を抱えているチームなのかなど、チームの状況に応じて、対応が変わってきます。

 

チームには、以下の5段階のプロセスがあるとされています。

 

・形成期:チームの方向性を決める時期

・混乱期:対話が重要な時期

・統一期:同じ目標に向かって進めるようになる時期

・機能期:成功体験を積む時期

・散会期:それぞれの道を歩み出す時期

 

チームの状態によって、行動が変わってきますので、チームの状況を把握し、どうすればいいのか検討するのがいいでしょう。

明確なチーム目標の設定

チームの目標が明確に決まっていると、メンバーがモチベーションを保ちながら目標達成へ向かって、働くことができます。

 

目標が漠然としていたり、メンバーが目標をわかっていなければ、チームワークを発揮することは難しいでしょう。

多様な価値観を認める

メンバーは、それぞれ異なる価値観を持っており、それがチームを構成しているので、メンバー同士がお互いを理解する必要があります。

 

お互いに理解できてないチームは、団結力が低下し、業務にも問題が出るでしょう。

まとめ

チームビルディングは、相互理解やコミュニケーション能力の向上など、チームメンバー同士がどのように関係しているのかがポイントになります。

 

ゲームなどを通じて、メンバー同士が理解を深めあい、問題が起こりやすい時には対話をもつことが大切です。

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

東京都新宿区西新宿のような都心一等地で事業を始める場合、賃貸オフィスを借りるよりも、バーチャルオフィスで住所を借りた方が、コストを抑えられるため、事業を始めやすいでしょう。

 

新宿区には、多種多様のバーチャルオフィスが存在するため、サービス内容や料金を吟味して業者を選ぶことが大切です。

 

ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所を、業界最安値の月額300円~レンタルしています。

 

ブルームは、コストパフォーマンスが高いので、初めてバーチャルオフィスを利用するという方にもおすすめです。

一覧を見る