コラム

テレワークのルールとは?

2023.04.06

テレワークは、企業にも従業員にもメリットがあるため、導入する会社が増えています。

 

柔軟性のある働き方という点に、テレワークのメリットを感じる人が多いですが、きちんと対策を講じないと、デメリットになる可能性があります。

 

テレワークをうまく推進させるための社内の運用ルール作成のポイントについて解説します。

なぜテレワークにルールが必要なのか?

テレワークには、さまざまなメリットがありますが、オフィスでの働き方と全く異なるため、導入前に、企業と労働者が不安を抱えることも少なくありません。

 

そんな不安を解消するため、テレワーク導入にあたってはルールの施策が必須といえます。

テレワークの働き方がよくわかっていない

テレワークは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、急速に普及した背景があります。

 

新しい働き方のため、テレワークを有給休暇と混同してしまっている従業員がいて、テレワークの定義が、全従業員に浸透していないことがあります。

コミュニケーション不足

テレワークをすると、従業員が顔を合わせることがないため、ちょっとした会話もできません。

 

コミュニケーション不足が続くと、従業員が孤立を感じて、大きなストレス抱えてしまう可能性があります。

他の従業員の視線がない

テレワークは、オフィス勤務と異なり、他の従業員に見られることがなく、自室などプライベート空間で仕事をすることになるため、従業員によっては、業務の生産性が低下してしまう恐れがあります。

不公平感が出てくる

業務内容や役職などによって、テレワークを実施できる従業員と実施できない従業員がいます。

 

テレワークの実施対象者と非対象者をわける基準が明確ではない場合、両者の間に不公平感が生まれるかもしれません。

テレワークの運用ルール作りにおけるポイントとは?

テレワークの運用ルール作りにおけるポイントを見てみましょう。

勤怠管理に関するルールを作る

テレワーク中の労働時間が明確になるように、勤怠管理方法を工夫しましょう。

 

テレワークの開始時間と終了時間に、上司にメールで連絡をするといった運用ルールを作りましょう。

 

上司の負担を増やさないようにするために、オンラインの勤怠管理システムを導入することもおすすめです。

業務の見える化をするルールを作る

適切な勤怠管理をするためには、業務の実態を客観的に把握できるようにしておく必要があります。

 

プロジェクト管理ツールなどを導入し、業務に関する情報共有をするように義務づけるなど、業務の見える化を進めるためのルールを作るといいでしょう。

費用に関するルールを作る

テレワークをする場合、従業員が、自分で、ネットワーク環境や作業環境を整備する必要があります。

 

環境の整備にかかった費用をどのように負担するかについてのルールを作っておきましょう。

 

通信費や光熱費を従業員が負担するとなると、長期的にみると大きな負担になります。

 

企業がそのようなことを負担できるように、ルールを作るといいでしょう。

評価に関するルールを作る

テレワーク中は、従業員の勤務状況を把握することが難しいため、業務に取り組む姿勢を人事評価に反映することが難しいので、評価は業務成果によって行うといったルール作りが必要です。

 

テレワークを実施できる従業員とそうではない従業員の間で、評価に不公平が出ないよう配慮しましょう。

コミュニケーションを活性化するルールを作る

コミュニケーションに関するルールづくりをしましょう。

 

メールや電話といったツールは、従業員の時間を大きく奪い、ストレスを生む可能性があります。

 

テレワーク中のコミュニケーションを活性化させるためには、気軽でスピーディなやりとりが可能になるビジネスチャットの利用を推奨するといいでしょう。

社内ルール作成の手順とは?

就業規則の見直しにあたっては、テレワークに対応した具体的な社内ルール作成が必要です。

 

テレワークでの具体的な業務の実施範囲を検討します。

 

テレワークの導入目的、推進部署、プロジェクトなどを、対象者、対象業務、実施頻度の観点から決定します。

 

テレワークの導入には、最初から全社向けに取り入れるのではなく、まずは社内の部署でトライアルを行い、後に対象範囲を広げることがおすすめです。

チェックリストの用意

テレワークの実施範囲が決定したら、それを実行するための具体的な社内ルールづくりのために、チェックリストを用意します。

 

企業によって、実施範囲や対応が異なるため、自社に最適な社内ルールを作成します。

従業員とすり合わせをする

テレワーク導入のためのチェックリストを作成したら、テレワーク実施者、上司、同僚に対して説明会を開催し、すり合わせを行います。

 

盛り込む内容は、テレワークの目的と必要性、テレワーク時の勤務体制、ツール操作などについてです。

 

会社の利益や従業員の満足度にも関わるため、十分な説明が必要です。

まとめ

テレワーク導入前に、経営陣と従業員とで共通の認識をもたないと、テレワークの効果が表れなくなってしまいます。

 

テレワークへとスムーズに移行するには、導入目的を明文化し、効率よく働くことができるように、運用ルールやガイドラインを設けることが大切といえるでしょう。

 

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