帰属意識とは?帰属意識を高めるメリットについて
2023.04.08
従業員がいるからこそ、企業が存続して成長ができます。
変化が激しい中で、さまざまな問題を解決するには、企業と従業員が一体となって取り組む事が必要となります。
組織のパフォーマンスを向上させる方法は、組織に所属している従業員が持つ意識を改善することも有効な手段です。
働く人の意識の中でも、帰属意識は、仕事のパフォーマンスに大きく影響します。
今回は、帰属意識の意味や帰属意識を高める方法をご紹介します。
帰属意識とは?
帰属意識とは、組織や集団に属しているという意識のことを指します。
ビジネスシーンにおいては、その企業の一員としての自覚という意味で使われるケースが一般的で、帰属意識は、企業に対する興味や愛着を示す重要なものだとされています。
企業においては、帰属意識が高ければ高いほど、組織における問題を自分のこととして捉えたり、会社や会社の従業員に対して興味や愛着を持つことにも繋がります。
従来、日本は終身雇用の制度が一般的でしたので、会社に入ったら定年までその会社に属することが当たり前でしたが、近年は、転職活動をして複数の会社で働くことが一般的となっていて、帰属意識が注目されるようになりました。
帰属意識を高めるメリットとは?
帰属意識が高いと、企業にとってさまざまなメリットがあります。
どんなメリットがあるか見てみましょう。
従業員のモチベーション向上
急な人手不足の状況に陥りにくい
従業員が急に仕事を辞めてしまうと、その人の業務を他の従業員が負担したり、欠員補充の採用を行うなど、他の従業員に大きな負担が発生します。
このような状況が何度も起こると、従業員は、精神を消耗させ、離職に繋がってしまいます。
その結果、帰属意識が高く、従業員満足度の向上に取り組んでいる企業は、急な人手不足といった状況には陥りにくいでしょう。
離職リスクが低くなる
帰属意識が高いと、企業に対する愛着が湧き、この企業で頑張って働こうという意識が強まります。
このような意識の従業員が多く、従業員満足度の向上に取り組んでいる企業では、離職を考えるきっかけが少なく、離職率も低い傾向にあります。
帰属意識が高まりにくい原因とは?
では、なぜ帰属意識が高まりにくいのかについて見てみましょう。
働き方の多様化
成果主義
従業員の帰属意識を高める方法とは?
従業員の帰属意識を高めていくための方法をご紹介します。
企業のビジョンやゴールの策定
企業がゴールをきちんと設定していないと、従業員が仕事を頑張りたいという気持ちがあっても、どこに力を注げばいいのかわかりません。
会社のビジョンや方向性、スローガンを定めることによって、何のために事業を行っているのかを明確にすることで、従業員のゴールに向かって頑張ろうというやる気を引き出せます。
また、従業員も社会との繋がりや貢献を実感することができ、帰属意識が高まることに繋がります。
会社のビジョンや方向性を従業員に周知させる
会社のビジョンや方向性は何度も発信をし続けることによって、従業員に定着していきます。
また、新入社員も自分が入社した後でビジョンや方向性を理解できるきっかけになりますので、社内報を活用したり、セミナーで話をしたりと発信をし、従業員に周知させましょう。
社内のコミュニケーションを活性化させる
従業員同士でコミュニケーションを深める機会を提供し、チームで連携を深めさせることや、さまざまな価値観を持った従業員が、同じ会社で頑張っていることを知ることで、モチベーションが上がるなど帰属意識を高めることに繋がります。
従業員のワークライフバランスを向上させる
まとめ
今回は、帰属意識を高めるメリットや帰属意識高くするための方法についてご紹介しました。
帰属意識が高まる事によって、業績や組織にとって、いい効果を期待できますので、帰属意識を高める取り組みをしましょう。
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