リモートワーカーとは?仕事方法やメリットなどについて解説
2023.04.21
新型コロナウイルス感染拡大以降、多くの企業がリモートワークを実施してきました。
そこから、リモートワーカーのことも、よく耳にするようになりましたが、よく知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、リモートワーカーの働き方やメリットについて解説します。
リモートワーカーとは?
リモートワーカーとは、オフィス以外の場所で働く人のことを指します。
最近よく聞かれるテレワークは、リモートワークと同じ意味を持っています。
従業員300人以上の大企業は、7割以上がテレワークを採用しているので、リモートワーカーの需要は今後ますます高まっていくと考えられるでしょう。
本業・副業を問わず、リモートワークで働く方法を身につけておくことは、自分の市場価値を上げることにもつながるでしょう。
リモートワーカーの働き方とは?
リモートワーカーの働き方には、会社員など企業等に所属するリモートワーカーとフリーランスのリモートワーカーに分けられます。
企業に在籍して働いているリモートワーカーは、コロナ禍の影響もあって大きく増加しました。
ですが、リモートワークの実施企業の中には、出社しなくていい日は週に2回といった制限をしている企業もあります。
このように、リモートワークを実施している企業であっても、フルリモートワークを実施しているわけではありませんが、制限が緩和できる環境が整ってきています。
リモートワークの場所は、大都市圏だけでなく、地方を働く場所としているリモートワーカーもいます。
また、ワーケーションといって旅をしながらリモートワーカーとして働く人もいて、働き方は、ますます多様化してきているといえるでしょう。
リモートワークに合った職種の特徴とは?
成果主義型であったり、業務が納品をベースにしている職種は、リモートワーカーとして働きやすいです。
例えば、カスタマーサポートや高度なスキルを要求されるコンサルタントもリモートワーカーとして働くことができます。
通信環境等や社会基盤の整備が進むにつれて、リモートワーカーのような働き方ができる職種は、増えていくでしょう。
リモートワーカーのメリットとは?
では、リモートワーカーのメリットについて見てみましょう。
通勤時間がない
通勤時間がなく、それによってストレスがないことは1番のメリットです。
大都市圏では、満員電車での通勤は普通ですし、地方で車通勤をしていても、事故や渋滞に巻き込まれることがあります。
通勤時間をプライベートの時間に充てることができるので、プライベートが充実しているという声をよく聞きます。
通勤時間がないことは、企業にとっても、交通費削減などの大きなメリットをもたらします。
生産性の向上
リモートワークを導入していると、通勤ストレスの軽減や仕事の裁量が個人に任されている働き方になるため、業務の効率の向上や仕事へのモチベーションのアップが期待できます。
差し込みの仕事や予定外の残業時間の減少
オフィスで仕事をしていると、上司より先に帰宅しづらかったり、急に仕事を任されて、残業になってしまうといったことがあります。
ですが、リモートワークの場合、従業員それぞれが裁量を持って、仕事を進めていくことになるため、このような問題は発生しにくくなります。
成果主義による公正な評価ができる
リモートワークでの仕事の評価は成果ベースとなります。
よって、年齢や役職といった仕事の成果とは別の評価が入り込む余地が少なくなります。
ワークライフバランスがとりやすい
通勤時間がなくなることは、通勤ストレスの削減だけでなく、通勤時間がプライベートの時間として自由に使えるようになります。
そのため、育児や介護といった家庭での時間に充てたり、趣味や勉強に使える時間が増えたりします。
リモートワーカーのデメリットとは?
では、次に、リモートワーカーのデメリットについて見てみましょう。
コミュニケーション不足
リモートワークでは、従業員同士のコミュニケーションが取りづらいです。
オフィスにいれば、質問やちょっとした雑談が気軽にできていたのに、リモートワークですと、そのようなコミュニケーションを取ることが難しくなります。
また、オフィスでは、上司の仕事のしかたを実際に見ることができますが、リモートワークではその機会もありませんので、仕事の習得やスキルアップがしにくくなります。
生産性の低下
オフィスでは、周りに他の従業員がいるので、緊張した中で仕事をすることもありますが、リモートワークだと、気が緩んでしまいがちです。
自己管理ができないせいで、生産性が落ちてしまうケースもあるようです。
逆に、自宅で仕事ができてしまうため、休日も仕事をしてしまい、仕事とプライベートのメリハリがなくなってしまったというケースもあります。
報告と管理業務の手間
リモートワークの導入にあたって、企業は、労務管理ツールを導入することがあります。
リモートワークをすることによって、上司が部下の業務内容の把握をしづらいため、業務内容の記録や報告が必要になることがあります。
孤独を感じやすい
1人で仕事に取り組むため、1日中誰とも会話をしない日々が続くことがあります。
そのような状況下で、孤独感を感じてしまい、人と話したいという理由で、リモートワークをやめて、オフィス勤務に戻した従業員もいるようです。
リモートワーカーになるにはどうしたらいいか?
リモートワーカーになるためには、どのようなことをすればいいかについて解説します。
情報セキュリティ対策
情報セキュリティの対策は、リモートワークをする上で、非常に重要です。
セキュリティソフトの更新、パスワード管理、セキュリティの弱い無線ネットワークの使用不可などといったことをして、情報漏えい等のリスクを最小化する必要があります。
オフィス勤務と違って、リモートワーカーとして働くには、情報セキュリティの重要性がより高くなるでしょう。
勤務時間の管理
オフィス出勤のないリモートワークの場合、従業員同士が顔を合わせないので、勤務時間の記録を残しておくことは、非常に重要性です。
勤務開始・終了時間の報告だけでなく、日報を提出しなければいけないこともあります。
チャットツールやパソコンの稼働時間がわかるツールなどを利用することで、正確な勤務状況を共有できれば、離れた場所にいても、不安になることはないでしょう。
トラブルへの対応
システムエラーや体調不良など、一定期間仕事ができなくなるリスクは、いつでも起こりえます。
そのような問題が起こると、納期に影響するので、早めに上司に報告すべきです。
まとめ
オフィスに行かずに働くリモートワークは、企業とリモートワーカーにとってさまざまなメリットがあります。
リモートワークのノウハウを活かすことによって、企業とリモートワーカーにとって、より働きやすい環境になるでしょう。
働き方が多様化している現在、リモートワーカーの注目度はより高まっていくでしょう。
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