コラム

クラウドとは?クラウドについて解説

2023.04.23

クラウドという言葉を最近よく聞きます。

 

ですが、「クラウドって?実はよくわからない…」と、人に聞かれても上手く説明できないという人が多いようです。

 

今回は、クラウドについて、IT初心者にもわかりやすく解説します。

クラウドとは?

クラウド(クラウド・コンピューティング)とは、インターネットなどのネットワーク経由で、ユーザーにサービスを提供することです。

 

利用者は、インターネット経由で、サーバーが提供するサービスを、パソコンやスマートフォンなどで使います。

 

従来は、ハードウェアを購入したり、ソフトウェアやデータをパソコンなどのデバイスにインストールして使うのが主流でしたが、クラウドが登場したことによって、オンライン上でソフトウェアの利用やデータのやり取りができるようになりました。

クラウドサービスとクラウドサービスではないものとは?

クラウドサービスとクラウドサービスでないものの違いをみて、クラウドサービスについてより理解しましょう。

 

一方、OutlookやBecky!などのメールソフトは、利用するためにはメールサーバーの構築やインストール作業が必要です。

 

企業の場合、利用する従業員側からすると「開くだけで簡単に使える」ものであるかもしれませんが、その裏ではシステム担当者による管理・運用作業が発生しています。

クラウドサービスとは?

GoogleのGmailやMSNのHotmailは、代表的なクラウドサービスです。

 

ユーザーがソフトウェアを持っていなくても、インターネットにアクセスしてGoogle Chromeなどのブラウザで、Gmailの画面を開くだけでメールを利用できます。

クラウドサービスでないものとは?

Outlookなどのソフトは、メールサーバーの構築やインストールをしないと、使えません。

 

会社の従業員からすると、クリックして開くだけで簡単に使えると思っているかもしれませんが、実は、システム担当者が、運用作業をしているのです。

クラウドの種類とは?

クラウドは、大きく3つに分類されます。

 

以下にご紹介します。

SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)

SaaS(サース)は、インターネット経由でアプリケーションを提供するクラウドです。

 

パソコンやに入れて使用するソフトウェアをブラウザなどから利用できるため、ソフトウェアを購入したりインストールしたりする必要がありません。

 

ですが、カスタマイズの自由度はあまり高くありません。

PaaS(プラットフォーム・アズ・ア・サービス)

PaaS(パース)は、開発環境を提供するクラウドです。

 

インターネット経由で、アプリケーションを作動させるためのハードウェアやOSを揃えれるので、システム開発を構築する必要がなく、簡単に環境を整備できます。

 

PaaSは、使用するアプリケーションのOSを、プログラムなどでカスタマイズする場合に適しています。

IaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)

IaaS(イアース)は、サーバーやネットワークなどを利用できるクラウドです。

 

OSやメモリの容量といったシステムを構築して、自社に都合の良いサーバーアプリケーションを実行する環境を構築することができます。

クラウドのメリットとは?

クラウドのメリットをご紹介します

初期費用を抑えられる

クラウドを使うと、オンプレミス型に比べて初期費用を抑えられます。
 
クラウド上でサービスを利用できるので、オンプレミス型のように自社サーバーや周辺機器は不要です。
 
また、サーバーの運用費(サーバーの管理費用や人件費など)を負担する必要もないので、初期費用だけでなく、導入後のランニングコストも抑えることができます。

時間や場所を問わずアクセスできる

クラウドは、いつでもどこでも利用できます。
 
クラウドは、マルチデバイス対応である場合が多いので、ネットにつながる場所であれば、データの共有などさまざまなサービスを使えます。

メンテナンス不要

クラウドサービスは、ベンダー(提供者)がメンテナンスするので、利用者はメンテナンスをしなくてもいいです。
 
そのため、担当者の負担が減るだけでなく、コスト削減にもつながります。

クラウドのデメリットとは?

では、クラウドのデメリットについて見てみましょう。

カスタマイズが難しい

オンプレミス型と比較すると、カスタマイズがしにくいというデメリットがあります。

 

他社から提供されたサービスを使うので、自社の運用フローに合わせて、機能を増やしたりすることができませんし、決まったOSや環境を利用しなければいけないです。

 

ですが、カスタマイズがないので、気軽に導入できるので、初めてクラウドを導入する企業や運用コストを削減したい企業には、最適でしょう。

オフラインではサービス利用できない

クラウドサービスにアクセスするには、オンライン環境が整っていないといけません。

 

クラウドサービスは、インターネットがないと利用することができません。

 

ですから、インターネットが利用できなくなった場合の対処を考えておく必要があるでしょう。

ランニングコストがかかる

クラウドサービスは、低いイニシャルコストで導入できますが、ランニングコストがかかることが多いので、注意しましょう。

 

料金プランを事前にしっかり確認しておきましょう。

まとめ

クラウドを導入する企業が増えてきている昨今、クラウドはもはや避けられない選択肢となり、今後はさらに身近なものになっていくでしょう。

 

ですが、クラウドといっても、多種多様なサービスが存在しますので、自社のニーズを明確にし、自社に合ったサービスを導入することが大事です。

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