コラム

オンライン会議が疲れる原因と解決策について紹介

2023.05.08

テレワークが普及にともない、Web会議ツールやコミュニケーションツールを利用したオンライン会議をする機会が増えました。

 

会社に行かなくても、仕事ができるため、利便性は向上しましたが、「対面式会議よりWeb会議のほうが疲れる。」という声がよく聞かれるようになりました。

 

では、なぜオンライン会議は疲れるのでしょうか。

 

今回は、オンラインが疲れる原因とその解決方法をご紹介します。

 

オンライン会議が疲れる原因とは

オンライン会議が急速に増え、オンライン疲れを感じ始めたものの、なぜ疲れるのか原因までは分からない方も多くいるでしょう。

 

オンライン会議が疲れる原因を見ていきましょう。

視線の多さ

リアルな会議では、参加者はメモを取るために下を向いたり、よそ見をしていることもあります。

 

ですが、オンライン会議は、誰もが常に全員を見ています。

 

一度も話さない参加者も話し手と同じように、視線の量が劇的に増えますので、逃げ場がないように感じます。

 

 

自分自身を見続けなければいけない

オンライン会議で自分の顔を見続けるのは、鏡を見ながら人と会話するのと同じなので、自分を見ていると、自分に対して、より批判的になる傾向がある

同じ姿勢をし続けなければいけない

対面の会議では、椅子から立ったり、移動することがあります。

 

ですが、オンライン会議では、パソコンの前にずっと座っていなければいけないので、長時間同じ姿勢をし続けることになります。

 

姿勢を変えたりできないことが、身体的な疲労につながっています。

リフレッシュしにくい

対面式会議の合間には、会議室を移動したりすることで、リフレッシュすることができます。

 

ですが、オンライン会議では、そのようなことができず、溜まった疲れをリフレッシュすることが難しいです。

 

また、オンライン会議の場合は、会議と会議の間に休憩時間がなく、1つの会議が終わると、すぐに次の会議に入らなければいけないこともあります。

 

身体的疲れだけでなく、頭を切り替えることができないことが、精神的疲れになってしまいます。

映像や音声の乱れによるストレス

オンライン会議では、機材やネットワークの不調などによって、映像や音声の乱れが発生してしまうことがあります。

 

ですが、映像や音声の乱れは、対面式会議では生じないトラブルのため、強いストレスの原因になってしまいます。

 

また、オンライン会議の主催者は、トラブルが発生しないように注意をしなければいけませんので、対面の会議では必要のなかった準備や気遣いをすることが、オンライン会議の疲れになることがあります。

オンライン会議の疲れへの対策とは?

オンライン会議をすると、疲れてしまうことがあっても、オンライン会議なしで仕事をすることは難しいです。

 

では、どうすればオンライン会議の疲れを少しでも軽減できるのか、その対策について見てみましょう。

全画面表示をやめて、ウィンドウサイズを小さくする

オンライン会議のプラットフォーム側がインタフェースを変更するまで、ユーザーは全画面表示をやめて、ウィンドウサイズを小さくしましょう。

 

そうすると、会議参加者の顔の表示を小さくなります。

 

また、ディスプレイから離れて参加者の顔から距離を置けるようにするために、外付けキーボードを使いましょう。

自分の顔を非表示にする

プラットフォームは、初期設定で自分を非表示にするといいでしょう。

 

プラットフォームがUIを変更するまでは、ユーザーは、セルフビューを非表示に設定するのがおすすめです。

 

この設定にしておくと、他の参加者は自分の顔を表示していても、自分のディスプレイには自分の顔が表示されません。

チャットやリアクション機能を活用する

オンライン会議では、お互いの反応が見えにくいことがデメリットです。

 

画面で伝えられないリアクションは、チャット機能やスタンプを大いに活用するといいでしょう。

 

少しでも反応があると、話し手のきちんと伝わっているのか?という不安を払拭することができます。

適度な運動を取り入れる

会議の合間に、適度な運動を取り入れるようにしましょう。

 

肩や首を回したり、その場で立ちあがることも、リフレッシュになります。

 

昼休みに、散歩に行ったり、勤務終了後に、ジョギングやランニングをすることで、身体的な疲れや緊張をほぐすことができます。

 

パソコンに向かってばかりいると、肩凝りが出やすいため、適度な運動をすることで、解消や改善を図れます。

オンライン会議の時間を減らす

オンライン会議の時間やオンライン会議を減らすことも検討するといいでしょう。

 

あらかじめ参加者間で情報共有をしてから、会議に参加してもらえば、すぐに本題に入ることができます。

まとめ

オンライン会議の疲れを解消するには、会議中に、テキストコミュニケーションを充実させるといいでしょう。

 

普段からコミュニケーションをとって、情報共有ができていれば、オンライン会議をする時間を短くすることが可能です。

 

会議中にチャットなどのツールを活用することで、話し手が感じるストレスを軽減させることができるかもしれません。

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