コラム

フリーランスがSNSで気をつけたいネットトラブルを防ぐための方法や対処法

2024.10.11

Webサイトを運営したり、SNSを活用しているフリーランスは多いでしょう。

 

WebサイトやSNSで情報発信すると、さまざまなメリットがありますが、ルールや法律を破ってしまうと、トラブルになるリスクを抱えます。

 

今回は、ネットトラブルの種類、ネットトラブルに関する法律、トラブルを未然に防ぐための方法やトラブルへの対処法を解説します。

WebサイトやSNSでのトラブルの種類とは

インターネットを利用すると、どのようなトラブルがあるのかを見ていきましょう。

掲載内容が著作権を侵害している

他人の画像や記事などをWebサイトやSNSに掲載してしまうと、それらが著作権を侵害してしまうおそれがあります。

 

著作権法違反になってしまうと、著作者から画像や記事の使用をやめるよう請求されたり、損害賠償を請求されます。

 

また、自分が撮った写真であっても、写真の中に著作物が写り込んでいることもあります。

 

こういったケースでは、著作権を侵害していることに気づかないことがあるため、掲載前に確認する必要があります。

Webサイトに適切な情報が書かれていない

Webサイトで商品を販売したり、記事を掲載する際には、情報を掲載するためのルールを守らなければいけないことがあります。

 

例えば、「薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)」や「景品表示法」が挙げられます。

 

これらの法律を守らないと法律違反になって、商品を販売できなくなったり、Webサイトを閉鎖しなければいけなくなります。

役所に届け出ていない

Webサイトで商品を販売する場合、役所に届出をしなければ、販売できない商品があります。

 

例えば、中古品を販売する場合、古物営業法に定められている届出をしなければいけません。

 

届出をしないで、Webサイトを運営すると法律違反になって、Webサイトを閉鎖しなければいけなくなることがあります。

ネットトラブルに関連する法律とは

法律を守らないと、トラブルになるおそれがあります。

 

トラブルなく、WebサイトやSNSを運営するには、どのような法律があるのかを知っておきましょう。

著作権法

著作権法は、著作物を創作した者がもつ権利を保護し、著作物の公正な利用を確保することによって、文化の発展に貢献することを目的とする法律です。

 

「著作者にはどのような権利が与えられるか」「著作権等の権利が制限される場合はどのような時か」「著作権等が侵害された場合のルール」といったことについて定められています。

サイト表示に関係する法律

「景品表示法」や「薬機法」が、サイト表示に関係する法律にあたります。

 

これらの法律に違反すると罰金を支払わなければいけないペナルティが課されるおそれがあります。

不正競争防止法

不正競争防止法とは、事業者間の公正な競争を維持することを図るための法律です。

 

営業秘密の侵害や他社製品等の模倣などを禁止しています。

届出に関係する法律

届出に関係する法律には、「古物営業法」や「出会い系サイト規制法」などの法律があります。

 

インターネット取引やWebサイトを運営する際に、届出をする必要があります。

 

特定商取引法

事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。

 

特定商取引法の正式名称は「特定商取引に関する法律」です。

 

ネットショップを運営する場合、特定商取引法に、事業者の氏名や住所などを記載しなければいけません。

ネットトラブルを防止するにはどうすればいい?

ここでは、ネットトラブルを防止するにはどうすればいいのかについて、見てみましょう。

法律を守る

法律違反をすると、ネットトラブルに巻き込まれるおそれがあります。

 

自分を守るためには、法律の知識を身につけて、その法律を守ることが重要です。

 

法律の知識といっても、専門的な知識ではなく、入門書を読むだけでも、知識を身につけることができます。

Webサイトにご利用ガイドのページを作る

Webサイトに、ご利用ガイドのページを作るといいでしょう。

 

法律を守ってWebサイトを運営していることをユーザーに示すことによって、ネットトラブルを回避することができます。

弁護士にサイトをチェックしてもらう

Webサイトを公開する前に、サイトに問題がないかなどを弁護士に確認してもらうといいでしょう。

 

第三者である専門家に見てもらうと、自分では気づかなかった問題点を指摘してくれることがあるからです。

ネットトラブルが起こってしまったら、どうすればいいの?

注意をしていても、ネットトラブルが起きてしまったら、どうすればいいのでしょうか。

 

解決策をご紹介します。

冷静になる

冷静になって、心を落ちつかせましょう。

 

よくありがちなのが、ネットトラブルにあってしまった人が、混乱して、ネット上に書き込まなくていいことを書き込んでしまうことがあります。

 

そうすると、トラブルをより複雑にして、解決から遠のいてしまうので、まずは、自分が冷静になる必要があります。

話し合う

ユーザーとトラブルになってしまった場合、当事者同士で話し合いましょう。

 

感情的になってしまうと、トラブルがより大きくなってしまうため、誠意をもって話し合うことが大切です。

 

相手が話し合いに応じない場合は、弁護士に相談したほうがいいでしょう。

弁護士に相談する

トラブルが起こってしまった場合、法律の専門家である弁護士に相談するといいでしょう。

 

弁護士に相談すれば、トラブルを最小限に抑えて、早期解決を目指すことができるからです。

まとめ

ネットトラブルは、正しい知識がないことで被害にあうケースが非常に多いです。

 

ネットトラブルや法律の正しい知識を身につけて、ネットトラブルを回避するようにしましょう。

 

正しい知識を持っていてもトラブルが生じた場合、弁護士に相談することをおすすめします。

コストを抑えて、自宅住所を知られずに都心一等地住所を使って仕事をしたい方におすすめのバーチャルオフィス「ブルーム」

起業や開業のために、バーチャルオフィスを利用される方が増えています。

 

起業や開業をすると、賃貸オフィスを借りてビジネスを始めるイメージがありますが、それには高額な初期費用や毎月の賃料の負担が大きいです。

 

ですが、昨今、バーチャルオフィスで住所を借りて、自宅で起業や開業をされる方が非常に多いです。

 

自宅兼オフィスにすると、自宅住所が取引先や不特定多数の人に知られてしまい、安全性に不安が残ります。

 

ですが、バーチャルオフィスを利用すれば、自宅の住所を公開しないで、仕事ができるメリットがあります。

 

ブルームは、東京都新宿区西新宿の一等地住所をレンタルしているバーチャルオフィスです。

 

ブルームを利用すれば、自宅住所が知られないだけでなく、一等地の住所を利用することで対外的な信用を得やすくなるメリットもあります。

 

さらに、月額300円で、西新宿の住所がレンタルできるため、オフィス代を節約したい方には、大きなメリットと言えるでしょう。

 

コストをかけずに、安心に仕事をしたい方は、ブルームを利用してはいかがでしょうか。

一覧を見る