TSUTAYAのシェアラウンジは法人登記ができるの?バーチャルオフィスを利用して法人登記をしよう!
2023.11.26
TSUTAYAがコワーキングスペースを展開していることをご存じでしょうか。
シェアラウンジの利用者は、近年増えていますので、関心のある方もいるのではないでしょうか。
今回は、シェアラウンジを利用して、法人登記ができるかどうかについて解説します。
TSUTAYAのシェアラウンジとは
TSUTAYAのシェアラウンジは、ラウンジの居心地と本による提案、オフィスの機能性を兼ね備え、訪れた人に新しい発想を提供する場所です。
充実した設備が備え付けられているコワーキングスペースで、ホテルのラウンジのような高級感をセールスポイントとしていることから、シェアラウンジと名付けられました。
全国各地に、22店舗がありますが、中国を中心とした海外にも店舗があります。
シェアラウンジは、仕事用のスペースがあるだけでなく、カフェで休憩したい時など、さまざまなシーンで利用できます。
シェアラウンジの料金は、ドロップイン・プレミアムメンバー・法人利用の3つの利用形態によって異なります。
詳細を以下で見てみましょう。
ドロップイン
店舗によって、料金・プランが異なるため、ご利用予定の店舗に事前に確認するといいでしょう。
以下は、渋谷店のドロップインの料金プランです。
・30分利用の場合 ソフトドリンクプラン:990円、アルコールプラン:1,320円
・30分延長 ソフトドリンクプラン:770円、アルコールプラン:990円
・1dayプラン 5,500円(プランはソフトドリンクプランのみで、回数券を使うとお得になります)
プレミアムメンバー
店舗によって、料金・プランが異なるため、ご利用予定の店舗に事前に確認するといいでしょう。
・個店フルタイムプラン(決まった店舗だけを利用する) 月額33,000円
・全店フルタイムプランスタンダード(一部店舗を除いた全国のシェアラウンジと提携店舗が利用できる) 月額36,300円
・全店フルタイムプランデラックス(全てのシェアラウンジと提携店舗が利用できる) 月額58,300円
法人利用
法人利用は、全国のシェアラウンジを1法人3名から利用できるプランです。
初期費用が11000円で、ID登録料が1人1100円かかります。
利用する従業員数のIDを登録して、「月額使い放題プラン」か「従量課金プラン」を選択します。
2つのプランの料金は、以下の通りです。
月額使い放題プランは、月額22000円×人数分かかります。
重量課金プランは、1時間1100円で利用した時間に対して、利用料を支払います。
シェアラウンジで利用できる設備
シェアラウンジは、1人席から3・4人席まであります。
1人席は、仕事に集中したい時に便利です。
2人席は、対面席と横並び席があり、打ち合わせにいいでしょう。
3・4人席は、快適なソファー席やL字席があり、ミーティングや商談に使えるでしょう。
マガジンライブラリーで、100種類以上の雑誌のバックナンバーを閲覧することができます。
また、フリードリンクやフリースナックが用意されているため、一息つきたいときに気分転換になります。
例えば、ドリンクは、珈琲・紅茶・ジュース・スープがあり、フード類は、ナッツやチョコなどが提供されています。
高速Wi-Fiが完備されており、電源・充電器・モニター・ロッカー・ホワイトボードなどテレワークに必要なオフィス機能が整えられています。
また、有料になりますが、コピーやスキャンができるプリンタ複合機も使うことができます。
シェアラウンジを利用すると法人登記できるの?
シェアラウンジでは、会員であっても、法人登記をすることはできません。
法人登記するならバーチャルオフィスを利用しよう!
シェアラウンジで法人登記はできませんが、バーチャルオフィスを利用すると、法人登記ができます。
では、バーチャルオフィスとは何かについて解説します。
バーチャルオフィスとは?
バーチャルオフィス(virtual office)とは、住所利用のために使われるオフィスのことです。
働き方が多様になっており、特に、IT業界などでは、会社でなくても自宅などで仕事ができます。
ですが、事業をするには、住所は必要です。
また、一般的に、会社の住所が会社の品格を表していると考えられています。
このような背景から、住所だけを利用したい人が増えて、バーチャルオフィスが注目を集めています。
バーチャルオフィスのメインサービスは、レンタル住所です。
通常、事業を始めると、事務所を借りるか、自宅を事務所として仕事をするかのどちらかになります。
ですが、オフィスを借りるためには、多額の初期費用が必要になります。
また、自宅を事務所にすると、セキュリティの問題が生じるだけでなく、取引先から信用されにくいおそれがあります。
そのような時に、バーチャルオフィスを利用すると、上記の問題を解決できます。
バーチャルオフィスを利用するメリット
バーチャルオフィスは、月額300円~10000円ほどで、住所がレンタルできるため、初期費用を抑えたい起業家に最適なサービスです。
オフィスを借りると、借りるまでに、早くても数週間はかかりますが、バーチャルオフィスは、申し込んだ翌日に利用できる場合があり、時間のロスがない点も大きなメリットでしょう。
また、レンタルする住所は、都心一等地のため、顧客からの信用や売り上げアップが期待できます。
バーチャルオフィスを選ぶ時の注意点
バーチャルオフィスのサービス内容は、運営会社によって異なります。
契約前に、サービス内容を十分確認する必要があります。
例えば、法人登記ができなかったり、有料オプションになっているバーチャルオフィスがあるからです。
さまざまなサービスを提供している高級バーチャルオフィスもありますが、サービスが充実すればするだけ、利用料金が高くなりますので、自分が必要としているサービスを提供しているバーチャルオフィスを選びましょう。
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